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【過去編 白狼の記憶 終了記念の座談会】

本編に支障のない雑談をしています。過去編の余韻に浸って書きました。

瑛真「今日はお集まりいただきありがとうございます。今日は座談会だそうです。括弧の横に名前出るんで皆勝手に話してください。進行は瑛真です」


諒はじっと見た。

諒「また作者にすみにぶん投げられたんだね。瑛真、そういうのちゃんと断りなよ」


瞬は心配そうな顔をした。

瞬「それなら俺がやるよ」


霜月は瞬にニコリとした。

霜月「瞬、瑛真に任せようか」


瑛真は皆を見てから進行を進めた。

瑛真「今日はゲストが来ています」



長月と橙次が入ってきた。


霜月は振り返った。

霜月「長月と⋯⋯橙次か」


橙次は霜月に食いつく。

橙次「いや、喜べよ。親友がきたぞ」

瞬が橙次を鋭い目で見た。瞬の様子を見て霜月は嬉しそうな顔をしている。

霜月「瞬が妬いてくれるなら橙次が親友でもいいかも」


諒は笑っている。

諒「ふふ、霜月さん橙次さんと話す時、本当にイキイキしてるよね」


霜月はムッとした。

霜月「諒やめてよ。そんなことない」


長月「こうして見てると霜月が年相応に見えるな。また20歳だろう」

皆は長月を見たあと、霜月をじっと見た。

霜月はむず痒い感覚がした。

霜月「何?そういう注目はいいよ」


瞬「俺と4歳差か」

諒は呆れた。

諒「瞬はそれくらいに見えるから安心して」


瑛真は長月と諒を交互に見ていた。

瑛真「長月殿と諒を見てると親子だよね」


皆は二人を見た。

霜月「⋯⋯実際そうだよね?」

瞬は驚いて霜月を見る。

瞬「えっ?」

霜月「瞬、違う。長月は親だってこと。長月は朝陽と夕陽の父親だから」


諒は長月をじっと見た。

諒「僕二人目のお父さん選べるんだったら長月殿がいいなぁ」

瑛真「俺もそう思う」

瞬は頷いた。


すかさず霜月は口を開いた。

霜月「瞬、僕が兄貴になるからそれで我慢してくれないか?」

長月「がっはっはっ、瞬、霜月が妬いてるぞ。それで我慢してやれ」

瞬は霜月を見て照れながらこう言った。

瞬「⋯⋯白狼兄さん」



霜月は固まった。



霜月は下を向きながら胸を押さえている。


瞬は焦った。

瞬「あれっ?霜月さん大丈夫?」





霜月「心臓が痛い」

諒は横目に霜月を見る。

諒「霜月さんチョー嬉しそうじゃん」

霜月は胸を張った。

霜月「当たり前だろう」

諒「あっはっはっ!霜月さんキャラ崩壊してるよ」

瞬はそれを見て大笑いした。


橙次が口を挟む。

橙次「そういえば朝陽と夕陽はいくつなんだ?諒と同い年か?」


長月は瑛真を見た。

長月「いや、今年15になるから瑛真と同じじゃないか?」

諒「ひぇっ長月さん今32なんだよね?」


皆は長月を見た。

長月「そうだ。二人は俺が18の時に生まれたんだ」


瞬と諒は霜月を見た。

瞬「霜月さんだったら⋯⋯」

諒「今1歳くらいの赤ちゃんだよ」

霜月「いやいや、僕に当てはめないでくれるかな?」


瑛真「えっ⋯⋯長月殿お相手は⋯⋯?」


橙次「香風さんだよな」

瞬、諒、瑛真、霜月「かふう⋯さん?」


橙次「えっ知らないのか?治癒・治療室に香風さんいるだろ?」


長月「年上なんだ。3歳差」

諒「えっ?⋯⋯格好いい!」

瑛真「楓さんも諒より年上だもんな」

諒は顔を赤くして瑛真を見た。

諒「瑛真!!」


長月はちらりと霜月を見る。

長月「そういやぁ、お前ら下剋上ルールの決闘の話を霜月から聞いたか?」


三人は勢いよく横に首を振る。

瞬「霜月さん、そういうの全然話してくれないもんな」


霜月「あんな恥ずかしいこと話せないよ」


橙次「本当に無鉄砲で俺も驚いたよ。下剋上ルールってのは影屋敷の決闘の特別なルールで格上の相手に挑めるチャンスなんだ。それで霜月が対戦したのが長月殿ってわけ。それで霜月はボッコボコにされて最後に審査員の加藤殿に止められてた」


長月「がっはっはっ、そういう無鉄砲なやつ好きだけどな。⋯⋯おかげで順位が早く上がって準備金も弾んだからあの時は本当に助かったよ」


諒「もしかして今は家族で住んでるの?」

長月「あぁ、おかげさまでな」

瞬「へぇ、今度遊びに行きたいな!」


霜月は瞬をじっと見る。


霜月「僕も行く」


橙次は霜月の肩をポンポンと叩く。

橙次「まぁまぁ、そんな拗ねんなって」


瑛真「おっと、進行する前にそろそろ時間のようだ。こんな感じで大丈夫なのか?」

霜月「いいんじゃない?作者にすみ、何も言ってないし」


諒は嬉しそうに言った。

諒「この企画楽しいね!またやりたい」

瞬「おう!俺もやりたい」

霜月「僕はもうやらない」



瞬は口を尖らせている霜月を見てニカッと笑った。

瞬「霜月さんも一緒にやろう」


霜月は瞬を見るとニコリとして頷いた。

昨日はいつもよりたくさんの方が過去編の終わりを読みに来ていただいてありがとうございました!

過去編がようやく終わりです。


次は表の大戦おおいくさ編になります。

次の章では熱いバトルを繰り広げる予定です!


次回:第38話 霜月の容態は1日繰り上げて今日1/31(金)の掲載予定です。

次回は霜月はどうなってしまうんでしょう?


作者にすみのお礼】

ブクマをつけていただいた方ありがとうございます!!

心の中では泣きわめいて感謝しております!

意外と長くなってしまった過去編に大丈夫か心配になりましたが、この後は大戦おおいくさへ向けた準備へ入ります!

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