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二週間後

飲み仲間男女のすれ違う思い。

今回は仲間が新たな一手に出ました。

どうぞお楽しみください。

「よーし生来たー! さー、乾杯しよっかー」

「おう。乾杯」

「かんぱーい」

「……んぐ、……はぁ……。今日も暑かったなー」

「んぐ、んぐ、んぐ、ぷはー! まーねー。だからビールが美味しい!」

「それにしちゃそのジャケット、暑くないのか?」

「……んー、暑いね。ちょっと脱ごっかなー」

「なっ……! お前、何て格好を……!」

「えー? こんなの普通だよー。クールビズクールビズー」

「んなわけあるか! ほとんど下着じゃないか!」

「し、下着じゃないよー! ピスチェはセクシーな服なだけー! 下にブラ付けてるしー!」

「ぶっ……!? だ、だからってお前……! な、何で今日そんなの着て来るんだよ……!」

「……ふっふっふー! 乃美のみの反応を見る限り、この服には男の人をドキドキさせる効果があるみたいだねー!」

「お前……! まさか俺で試したのか……!?」

「そーだよー。良い反応をありがとー!」

「馬鹿かお前! そんな格好して酔っ払ったら相手に何されるかわからないぞ!」

「……そ、それはそれで、あたしを好きになった証拠、的なー?」

「駄目だ! お前もっと自分を大事にしろって!」

「……ふーん?」

「な、何だよ……」

「別に何でもないけどー? 文句あるならこっち見て言いなよー」

「うぐ……、ちゅ、注文お願いします!」

「あ、逃げたなー」

「……うるさい! あ、か、唐揚げと永遠キャベツ! それと鯵の南蛮漬けを!」

「お、相変わらずいいの選ぶねー」

「いいからお前はジャケット、を……?」

「へへーん。実は薄手の上着も持ってきてましたー」

「……!? お前、俺をからかうためだけに……?」

「必死過ぎたから笑いこらえるの大変だったー!」

「……お前、覚えてろよ……!」

「聞こえなーい。あ、すみませーん! 生おかわりお願いしまーす!」

読了ありがとうございます。


お互い顔真っ赤。

お酒かな? 暑さかな(すっとぼけ)。


次回もよろしくお願いいたします。

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