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最愛なる殺人鬼さまへ  作者: 有氏ゆず
第六話 殺人鬼が生まれた日
41/83

ロク の 繧阪¥





「……ざけンな、」

「あ?何言ってんだよ悪魔の癖n」




……一瞬だった。

俺は先程の拷問の際に割れたガラスの破片を手に持ち、それで生徒の一人の喉を引き裂く。


「きゃあああ!!」

「な、何してんの悪魔!!」

「あァ、俺は悪魔だ。だからお前らも殺してやらァ」


助けを呼びに行かれる前に、残りの二人も同じように殺してやった。

俺はなかなか死ねなかったのに、人間はこんなにも簡単に殺せるんだな。




「もう決めた。コイツら全員皆殺しだ」


自然と笑みが零れる。もうずっと、忘れていた「楽しい」という感情が湧き上がってきた。

先に戻った奴らはもう寝ただろうか。笑いながら廊下を歩く。


「……そうだ。絶対に逃がさないようにしてやらないとなァ」


確か灯油が沢山あった筈だ。この時期はストーブが必須だからな。

俺は余裕を持って灯油を探し回る。……案外、すぐに発見した。




「〜♪」


鼻歌を歌いながら灯油を廊下にぶちまけていく。廊下が灯油で満たされていくのが愉快だった。


十分にまけたところでライターを着火し、落とす。

辺りは一瞬で火の海になった。


「……赤って、こんなに綺麗だったんだな」


燃え盛る火が綺麗で思わず見蕩れてしまいそうだが、そんな暇はない。これから一人一人の部屋を回って殺していくのだから。




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