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ロク の 繧阪¥
「……ざけンな、」
「あ?何言ってんだよ悪魔の癖n」
……一瞬だった。
俺は先程の拷問の際に割れたガラスの破片を手に持ち、それで生徒の一人の喉を引き裂く。
「きゃあああ!!」
「な、何してんの悪魔!!」
「あァ、俺は悪魔だ。だからお前らも殺してやらァ」
助けを呼びに行かれる前に、残りの二人も同じように殺してやった。
俺はなかなか死ねなかったのに、人間はこんなにも簡単に殺せるんだな。
「もう決めた。コイツら全員皆殺しだ」
自然と笑みが零れる。もうずっと、忘れていた「楽しい」という感情が湧き上がってきた。
先に戻った奴らはもう寝ただろうか。笑いながら廊下を歩く。
「……そうだ。絶対に逃がさないようにしてやらないとなァ」
確か灯油が沢山あった筈だ。この時期はストーブが必須だからな。
俺は余裕を持って灯油を探し回る。……案外、すぐに発見した。
「〜♪」
鼻歌を歌いながら灯油を廊下にぶちまけていく。廊下が灯油で満たされていくのが愉快だった。
十分にまけたところでライターを着火し、落とす。
辺りは一瞬で火の海になった。
「……赤って、こんなに綺麗だったんだな」
燃え盛る火が綺麗で思わず見蕩れてしまいそうだが、そんな暇はない。これから一人一人の部屋を回って殺していくのだから。




