作者様を推したい!! 大好きな作品と、その作者様について
読んだキッカケは他の作者様が教えてくれて参加した個人企画
まだ「なろう」を始めて数ヵ月の不慣れな頃
企画参加作品の中で、文字数の少ないものを選んで読んでいた
そうしてたまたま出会った千字にも満たない短編の作品世界に
きっと冒頭からほんの数行、あっという間に引き込まれた
まだ土煙舞うような戦場、そして巫女装束
モノクロかセピア色のような背景に浮かぶ白と赤がとても鮮明に見えた
本来そこにあるのだろう軀や血
目を背けたくなるような光景が
交わされる会話により優しく美しいものに包まれた
読み終えて興奮冷めやらぬ読後
作品の上部にあるシリーズのリンクに喜んだ
けれど飛んだ先は文字数の少ない短編を集めた場所で
そこにその作品の続話は無かった
元々連作短編が好きだった
1冊ずつ、物語がすきっり纏まっていて満足
それがシリーズとなり、作品の世界が続いて、登場人物は更なる事件に巻き込まれたり、新たな出会いをしたり
まだ「なろう」をよく知らなかったから
ジャンルでシリーズで括るとか
参加した企画ごとに括るとか
およその文字数で括るとか
作品の探し易さ重視でシリーズ設定をすることがあると知らなくて
「あ、シリーズって、そういうのなんだ」と
「(シリーズがシリーズではなくて)少しへこみました」とか「この作品自体のシリーズは無いのでしょうか?と思うくらい」とか、作品が素晴らしかったという内容に悲しみを織り交ぜた感想を書いた。
実際は作品本体で気持ちが高揚していた分、シリーズのリンクでかなり凹んだ
作者様ご自身も気に入っている話であること、長編として書こうかなというような思いはあること、ただし書くとしても少し先になりそうなこと
作者様がくださった丁寧な感想返信に、この物語をもっと読めるといいなと、とても温かで嬉しい気持ちになった
素敵な作品は心に残るもので
半年経った頃、読みたくなってまた読んだ
きっと当時はブクマなどしていなかっただろうから
自分が書いた感想の一覧から探したのだと思う
開いた作品のページ
以前とは変わっている所があった
シリーズのリンクの名前『瓢箪の巫女シリーズ』
驚き、歓喜、興奮
とってもとっても嬉しくて、読後に2度目の感想を書いた
シリーズ化は自分(島猫。)が書いた感想がきっかけ、読んでほしい人に読んでもらえたと二重の喜び、といった内容の嬉し過ぎる感想返信
こんなにも素敵な作品を書く作者様が、こんなにも素敵な感想返信を一読者である自分の為にくださった
もの凄く嬉しかった
その後、今度は作品にレビューを書いた
2度目の感想の日付とレビューの日付
この作品はどうやら約半年ごとに読みたくなるらしい
レビューを受け取ったことについて、作者様がご自身の活動報告ページで紹介してくださっていた
自分(島猫。)のことも書いてくださっていた
(自分が1度目に書いた)感想がなければ「瓢箪の巫女」をシリーズ化することはなかったという、シリーズの生みの親と言ってよい人物として紹介してくださっていた
凄いのは間違いなく作者様で、もし自分が影響していたとしてもそれはきっとほんのちょっとのキッカケだけで、作品を膨らませ広げたのは作者様で
分かっていても、それでもやっぱり作者様の言葉が凄く凄く嬉しくて、作者様の活動報告ページにレビューを受け取ってくださったことへの感謝のコメントを書き込んだ
日付を確認するに、それから4ヵ月後、師走
3度目の感想を書き込んだ自分
少し忘れるくらいの頃合いになると、ふっと読みたくなる
読み返す
しつこいかしらと思っていても、感想を書かずにはいられない読後感
作者様がくださった3度目の感想返信
シリーズのお正月のお話を書くかどうか悩んでいたところに感想がきたこと、「よし書くか!」と決意したこと、が書かれていた
更に
「もはやこのシリーズは島猫。様に捧げたようなものですね」
との殺し文句が書かれていた
読んで凄く好きだと思った作品の作者様が、こんなにも素敵な言葉をくださる
「なろう」という、知らない人しかいないような、非対面のネットの世界で
こんなにも感動することがあるのだと
一読者の自分に向けて
こんなにも優しく素敵な言葉をくださる作者様がいるのだと
胸がじんとした
それから少しして作者様の活動報告に、元旦にシリーズの最新作を投稿するとの予告があった
新しい年の「なろう」読み始めを大好きな作品で
縁起良く、嬉しく、心満たされ、令和4年が始まった
作者:おかやす 様 (ID:1188644) と、大好きなシリーズ作品『瓢箪の巫女』https://ncode.syosetu.com/n5930gj/ に、心からの敬意と感謝を
企画参加&作品投稿にご快諾くださった おかやす 様、本当に有り難うございました!
『瓢箪の巫女シリーズ』大好きです(>_<)♪