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彼女が亡くなるあの日まで  作者: ペヤング
1/1

愛しの彼女

チリリリィィン//

「んんーー」

目覚まし時計とともに目を覚まし、着替えを終え、朝食を食べて「行ってきまーす!」と母に告げ玄関の扉を開ける。

俺の名前は影山蓮

地元の高校に通っている高校1年生

自分でいうのもあれだが、勉強もそこそこできて、顔もなかなかイケている!運動はぼちぼちだが...

だがそんな俺にも彼女がいる!

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

学校に着くといつも玄関に生徒指導が立っている

「おはよう!!!」

といつもゴリラのようにうるさい声で挨拶をされる。

「あ、おはようございます……」俺はそういうキャラではないため控えめで返すが、、

「声が小さい!!!」

「ヒィィ」

いつものやり取りだ。そろそろあのゴリラにはこの学校を辞めてもらいとこらだ。

てか、何で生徒指導っていかつい人が多いんだ?

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

教室に入ると真っ先に挨拶をされる

「おっはよう!!」

「お、おはよう」

クラス男女共に人気の女子、早瀬さつきだ。

そしてなんとその女子が俺の彼女だ!!

「なぁお前最近早瀬と仲良いよな」

そう言ってくるのは友達の1人の明だ。

「べ、別に挨拶ぐらい普通だろ。てか何?早瀬の事狙ってんの?」

俺は早瀬と付き合ってることはクラスには内緒にしている。バレたら男子全員の嫉妬の標的になってしまうからな。

「勿論、狙ってるに決まってるだろ!早瀬と付き合って速攻でヤりたいんだよ俺は!」

「はぁぁぁ!?」

「なんだよいきなりそんな声出して!まさかお前やっぱり早瀬の事一一」

言われる前に切り出す

「そんなんじゃねーよ」

「だよなぁ、お前みたいな童顔がモテるわけねーもんな」

キーンコーンカーンコーン

チャイムの音が鳴り授業が始まる

はぁ、逃げっきた。軽く愚痴られたがバレるよりはマシだろう。

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

昼休み

俺は毎日屋上で弁当を食べる。

屋上の扉を開けるとそこには1人の女子が立っていた。

「今日は珍しく早いな」と俺はその子に声をかける。

そう、その女子は彼女、早瀬さつきだ。付き合い初めて毎日ここで弁当を食べている。

返答がないな。おれはふと彼女の肩に手を置き彼女を振り向かせると┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

彼女が泣いていた。

「どうした、、んだ?」俺は驚いた表情で彼女に尋ねる。

が答えようとしない。

「悩みがあるなら俺を頼ってくれ」

そういう彼女は涙を必死に堪えながら

「私┈┈┈」

「私┈┈┈あ┈┈よ┈┈┈┈┈┈┈」

「どうした。落ち着いて」

「私あと、余命半年なんだ┈┈┈┈┈」

ヒューーー

風が俺たちの間を大きく通る

「は!?」


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