表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/13

真実の愛 魔術

「魔術師でございます」

 

部屋の中にあの時の小男がいた。 彼女は事態が処理しきれずボウっとしていた。


警察は私と小男を取り押さえようとする。


呆けていて簡単に取り押さえられた彼女をよそにひらひらと宙を舞う埃のように捕まえられないでいた。


空気が粘度を持っているかのように素早くうごけずスローモーションのようになっていた。


異常を感じた場は緊張したまま止まり、水中のような空気の中素早く動けていた小男に注目が集まる。

 

小男は自分が何故ここにいるか、何故こんな事をしたかの一切の説明無く語る。


「彼女は間違い無く、この部屋の住人でございます」


「私が、彼女をこのような姿にしました」


全員が信じられないという顔をしているのに気がついた小男はその証明を始めた。


「疑っておられるようだ。 では、ここにおります彼女を本来の姿に戻しますね」


小男が ゥン!! という気持ちの悪いの発声と共に手を叩くと、醜い肉塊は本来の絶世の美女になった。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
script?guid=on
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ