1話:『逃避行』
チンピラA:「全員手を挙げろ」
ここは、とあるカフェ。
リタ:「おでましのようね」
アンディ:「今日はやけに派手な奴らだな、、、」
カペラ:「ぱふぇー♪ぱーふぇー♪」
トッキオ:「そんなパフェで喜ぶなんてな、、、」
:「見ろ、俺様のスペシャルゴージャスパフェを!」
:「大人3人でも食いきれねぇ。まさに俺様使用の特性パフェよ」
カペラ:「おーすごーい♪」
チンピラB:「うるせえ」
銃を放つ。
トッキオ:「あ”ーーーーーーーーーーーーーーー」
:「俺様のパフェがーーーーー」
リタ:「確かにうるさいわね」
アンディ:「まったくだ」
チンピラ共がテーブルを囲む。
チンピラC:「おまえ達が魔女とその仲間達だな」
チンピラD:「金髪の男に、赤毛の女。緑色の少女に小さなゴブリン」
:「兄貴、間違いありません」
チンピラ兄貴:「ちょっと嬢ちゃん達、お兄さんと大人しく来ないか?」
:「痛くはしねーからよ」
アンディ:「嫌だと言ったら?」
鋭く睨み付ける。
チンピラ兄貴:「そんなら」
言葉が言い終わる前に、
トッキオはキレた。
トッキオ:「俺様のパフェの恨みーーー!」
壊れたパフェの容器を投げつける。
ついでに周りにある食器全て。
カペラ:「私のパフェが~」
チンピラ共:「いてぇ。何しやがる」
アンディ:「さて、行こうか」
リタ:「そうね」
そういって立ち上がると。
堂々とカフェの入り口に歩いて行く。
カペラ:「まってぇー」
緑髪の女の子がついていく。
トッキオ:「おいおい待ってくれよ」
置いて行かれそうになったことに気付き、
慌てて追いかける。
アンディ:「いいかいカペラ。私達は追われている身なんだからなるべく目立っちゃダメだよ」
カペラ:「は~い」
リタ:「そう追われているのだから。あら来たの!」
トッキオ:「そりゃないぜ姐さん」
笑いながら外に出ようとする。
チンピラA:「なめやがって」
チンピラB:「兄貴やっちゃいましょう」
チンピラC:「兄貴!」
チンピラ共は発砲命令を促した。
チンピラ兄貴:「やれ」
その言葉発せられた瞬間に引き金は引かれる。
そして、
全員の銃が暴発した。
カペラ:「なにをしたの?」
アンディ:「時間を稼いでくれた奴がいたからちょっとね♪」
リタ:「次は何処に行きましょうか?」
トッキオ:「俺、海見てみたいなー」
4人は歩き出した。
安住の地を求めて。