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転校生です!  作者: 平口ミゲル
1/1

一体全体どうなっちゃうの?

豆腐のように軟らかいコメントお願いします。

キンコンカンコーン♪


「はーい!みんな席についてー」

若い男の先生は言う。

「自己紹介して」

おさげでメガネをかけてる、チビな女の子。


「高山みさとです…」

えー何?聞こえないよー?ザワザワザワ。


みさとはキッと目を開けて、


「あっ!!皆さん地震です!!」

教壇をグラグラと揺らした。

クラスのみんながザワザワした。

「な~んちゃって。ウソでーす」

舌をペロッと出した。

「こいつ、バカじゃねーの?」

周りが呆れていた。


当然、初日からクラスのみんなにハブられた。


お昼になった。

一人で教室でランチは辛い。

みんな仲のいいグループでランチを食べている。

屋上にお弁当を持って歩いた。

屋上には私みたいに一人の子が何人かご飯を食べていた。

あ〜私と同類の子がいるのね。

太宰治『人間失格』みたいな。ミジンコになりたい。

人間なんて大嫌い!絶滅しろ!

私も将来、あんな主人公になるのではないのだろうか?

自暴自棄になったりして。ふ〜。


空を見上げる。青い空。白い雲。

お弁当食べた後、大好きな少女漫画を読んでいく。

私も漫画のヒロインみたいに、学園中の人気者になって、かっこいい彼氏ができたらな…無理か。今の私じゃ。


「おい!そこのメガネ!」

ん?振り向くと、茶色の髪の可愛らしい男子が立っていた。

「な…なんですか?」

びびりながら言う。

「その漫画貸せよ」

「い…嫌です」

「え〜何?聞こえない」


「い!や!で!す!」

私はでっかい声でハッキリ言った。

「なんだ。声出るじゃん」

茶髪男は、ニヤニヤしながら肩を叩いた。

「じゃあ、この漫画借りるな」

茶髪男にガンつけた。ギロリと。

「おいおい、そんな怖い顔すんなよ。可愛いい顔が台無しだぞ」

えっ、私の顔が可愛いい?この人間失格の私が?


「またな」


茶髪男は漫画を持って去っていった。

ステーキ食べたい。

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