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才能が決まっている世界  作者: 佐野龍也
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統治者の娘

「俺を勧誘?」

「ええ、そうですが何か問題でもありますか」と月夜が不安そうに言ってくる

「ええっと・・・」と俺が言うか迷ってたら依織さんが「明は生徒会に誘われているぜ。後今日はもう帰りな」と月夜に言った

「そうですね。では後日また伺いますそれでは」と言って理事長室を出て行った。

「依織さんありがとうございます」とお礼を言うと「生徒会長に何か言われてるんだろ彼女の事で」

「はい、ぜひ生徒会に入ってもらいたいと言ってました」

「そうか、まぁまた来た時に言えばいいか。仕事手伝え」と言って資料を渡してくる。

「これは?」

「生徒会長に渡して来てくれ他の救援依頼だそれ渡したら帰っていいぞ」

「分かりましたでは依織さんまた明日」

「ああ」

と言って理事長室を出てアナスタシアに資料を渡して美織と帰った。

翌日また生徒会室に来て依頼を受けた。ちなみに俺は生徒会に入った。今日の依頼は護衛だった。学才都市の統治者の娘で次期統治者である黒木夜波の護衛を俺と紅羽と連と別の高校から一人と元々いた護衛の10人だった。とりあえず俺たちはもう一人と合流次第護衛の開始場所である集会所に向かう予定である。

「なぁまだ来ないのか」と連が退屈そうに言った

「もうすぐ来るそうだ。俺たちと違って準備が必要らしいからな」と紅羽が答えた

俺と紅羽が真剣とハンドガンで連がライフルと防刃防弾グローブだけだった。その後少し経って車が止まり一人が降りて来た。その姿は黒い服で背中に武器を隠していた。顔が隠れていて素顔が見えない

「君たちが今回の依頼を一緒にやる人たちか準備に時間がかかってしまい申し訳ない」と来て早々謝っていた

「いや、準備に時間がかかったのなら仕方がないよ。って月夜じゃないか」と驚いて大きな声を出してしまった

「なんだ明くんかびっくりした。ということは二人はあの時いた二人かい?」と月夜は訊いてきた

「ああそうだこっちが連でそっちのが紅羽だ」

「連と紅羽か覚えた。僕は才名高校の一年の天城月夜

よろしくね。というか敬語で話したほうがいいかな?」

「ああよろしく敬語じゃなくてもいいあの時のってことはあったことあるのかすまないが覚えていない」と紅羽が答えた

「俺も覚えてないな〜」と連が続けて言った

「こないだのテロの時のスナイパーやってた子だよ」と俺が説明した

「ああなるほどな、あの時は助かったよ。救援で来て戦えるのが警官二人と俺たちと君が一人だけだったから最初はどうなるかと思ってたら君が二人もやってくれたから楽になったよ」と紅羽がお礼をした

「いや君たちが来てくれてあの時は本当に助かったよ。僕の高校では戦えるのが僕しかいなかったから来なかったら警官二人と一緒に突入しなければならなかったから犠牲が出たかもしれないからね。だから二人やったのは人数を合わせる為とお礼がわりだったから気にしないで」と月夜は答えた

「お礼がわりにもう一人撃ってスゲーよな」と連が驚いていた。

「揃ったし行くか」と俺がいい歩き始めて少し経ってから「そういえば、何でお前彼女の名前知ってんだ?」と連が訊いてた。

「ああ、理事長室に行ったら依織さんと話していてその時に少し喋ったんだ」と答えた

「その内容はそちらの理事長と生徒会メンバーが揃っている時に話したほうがいいと思う」と月夜が俺に向かってそう言った

「そうだな」と答えてからは少し雑談をして集会所に着いた。

「初めまして現統治者の娘の黒木夜波と申します」とほぼ俺たちと歳が変わらない黒髪の女性が立っていた。

「初めまして才華高等学校から来ました東堂明と申します」と俺がいい「同じく才華高等学校から来ました伊馬紅羽と申します」「同じく才華高等学校から来ました赤城連と申します」と順番に言った後少し経ってから「才名高校から参りました天城月夜と申します。今回は護衛の依頼を受け参りました。」と最後のに月夜が丁寧に自己紹介をした。

「では護衛をお願いします。」


「では連さんと紅羽さんは護衛の者と一緒の車に乗ってください。いつでも戦闘ができるように準備をしてください」と言われた連と紅羽が「じゃあそっちは任せたぞ明」と言って車に乗ったのを確認すると「では明さんと月夜さんはこちらにお乗りください」と言われたので車に乗たら運転手さんが「よろしくな」と言ってきたので「よろしくお願いします」と返した。その後車が動き少し経った時、夜波が「護衛を頼んだのは私です」と言われ二人とも驚いていた。

「なぜ貴女様直々に護衛を頼んだのですか?護衛の人たちがいるのに?」と月夜が訊いていた。

「それは護衛の者は皆父に仕えているので私を道具としか思っていません」と答えた

「そんなことが・・」

「ありますよ。道具が逃げないように護衛といい監視をつけているんです。」

「それで本来の依頼はなんですか?」と俺が訊いた

「私を匿ってください」と夜波は答えた。

「明くんどうする」

「とりあえず依織さんに訊いてみる」

「わかった僕は反対はしない」と月夜が言った。

とりあえず依織さんに電話をした

「どうした?」と依織さんが出た

「今回の依頼の件で話があります」

「匿ってくださいとでも言われたのか?」と冗談混じりに言ってきたので「その通りです」と答えた。

「そうかで電話してきたということはお前は匿う気ということか?」

「はい、そうです今のところ俺と月夜がそのつもりです」

「そうかなら連と紅羽と生徒会役員に私が言うからからどうやって学校に連れてくるか考えておけ」

「ありがとうございます」と言って電話を切った

「どうでしたか明さん」と訊いていたので

「大丈夫そうです。問題はどうやって学校へ連れて行くかです」と答えた

「連と紅羽に伝えないでいいの?」と月夜が訊いていたので「それは依織さんが言うそうだから問題はない」と答えた

「僕にいい案があるけど」と月夜が言った








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