表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
才能が決まっている世界  作者: 佐野龍也
6/17

全校集会

「理解はしたけど自分の才能が聞いていたのと違うとなると何か違和感があるんだよな」と俺が言った。

今は全校集会が行われる体育館に向かっている途中だ

「何か違和感がある程度で済んでいるのは普通ではおかしいんですよ兄さん」と美織が飽きれた感じで言ってきた。

「美織どういうことだ?」と返した。

「才能って全員が必ずといっていいほど使うので普通の人なら自分が使っているものが違うとなると今までどうりの使い方でいいのかやどういうものなのかがわからないので混乱するんですよ」

才能は社会でどのような仕事に就くという点で必須な要素だが俺の才能は特殊で仕事に就くという点で使えなかったため俺は才能を使わずに仕事をできるようにするために才能をあまり使わないようにしていた。依織さんのとこでの仕事は社会出ても活かせるようにという理由でもやっている。

「兄さんのように才能が特殊でそれで自分で使わないと決めている人なんていないんですよ。まぁ、今回はそんな兄さんだったから違和感程度ですんだんですけどね」

「そうなのか、てかいつ俺の才能のこと知ったんだ?」と美織に聞いてみた

「私が入学した時です。私と朱音ちゃんが一緒にいた時に依織さんが来てちょうどいいから紅羽くんを呼んで一緒に理事長室に来てくれって言われたので紅羽くんを呼び行ったら連くんに会って連くんと紅羽くんと一緒に理事長室に行ったら才能のことを聞かされたんです。」と答えた

「連ともその時あったんだな。何で依織さんは俺の才能のこと知ったんだ?」

「それは依織さんの才能が関係すると思います。まぁ、後で依織さんに訊いて見ればいいと思います。」

と美織が答えた。

後は軽く雑談をしながら体育館に向かった。


体育館に着いたら美織と別れて壁に寄りかかって周りを見回したら連は2組の所にいたが紅羽がいなかった「何でいないんだ?」と考えていると横から「明どうした」と依織さんが訊いてきたので「紅羽が見当たらないでどうしたのかと思って」と答えた。ちなみにこの高校では制服が存在しないため私服で登校している大抵人を見分ける方法は服で見分ける

「紅羽か、確か生徒会役員と一緒にいたぜ」

「そうですか、生徒会役員と一緒ってことは全校集会でなんかあるんですか?」

「さぁな、全校集会は理事長である私ではなく生徒会に一任しているからな」

この高校では行事や全校集会などといったことは生徒の代表である生徒会役員に任せているらしい。

と依織さんと話していると「これから全校集会を始めます」と放送が入った。

「では、生徒会長から大事な話があるので静かに聴いてください」と放送で朱音が言ったら生徒会長が壇上に上がりマイクを持って「では、改めて生徒会長のアナスタシア・リーシェルトと申します。大事な話とは生徒会役員の追加の話です。」

「おっ、さっそくきたぞお前が聴きたかった奴」と依織さんが言ってきた為生徒会長の話に耳を傾けて訊いた。

「生徒会役員に追加したい人が三人います。二人の了承は得られていますがもう一人の方が了承を頂いていない為今日は了承を得ている二人の挨拶をしてもらいます。」

「三人?一人は俺で了承得てる一人は美織だからもう一人って誰だ?」と疑問に思っていると「では挨拶してください。」と生徒会長が振ると「では、今日付けで生徒会役員になった伊馬紅羽です。それと同じクラスの赤城連を生徒会に推薦しますどうでしょうか生徒会長?」といきなり連を推薦した紅羽だが連が驚いていないことから二人で考えていたなと納得していた。

「本人の了承が得られるのであればいいですよ」と生徒会長は冷静に答えていた。

「驚かないんだ」と小声で言った。

依織さんは何故か横で笑っていた。

「それなら了承は得られています。じゃあ連来い」と紅羽が言うと「はいよっと、では今日付けで生徒会役員になった赤城連です。よろしくお願します。」と言った。「私も生徒会役員になった東堂美織です。」と美織が言ってから「ではこれで全校集会を終わりにします。もう一人の方は了承を得たら放送で言いますので」と言って壇上を降りたので生徒全員がぞろぞろと帰っていたなか俺と依織さんが生徒会役員がいる場所に向かったら連と紅羽が「びっくりしたか?」と訊いてきた為「どうせ二人で考えたんだろ」と返したら二人とも「いいや、考えたのは生徒会長だぜ」と答えた。






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ