妹登場
理事長室での会話が終わり連と紅羽と朱音と一緒に食材を買い家に向かっている
「そういえば今日さぁ生徒会長に生徒会入りませんかって言われた。」
と言ったら連が「マジか」と驚いて紅羽と朱音が「今日言われたんだ」とあまり驚いていなかった。
「朱音はともかく紅羽はなんで驚かないんだ。」
「生徒会長とは一応関わりがあるからな」
「そういえば生徒会長がケンカなどは紅羽に任せているとか言ってたな」
「まじか俺だけ生徒会長に関わりないがないのか」
「俺だって今日いきなり生徒会に誘われただけで生徒会長と話をした事がなかったんだぜ」
「依織さんのところで仕事していて生徒会長とあわなかったのか?」
「あぁ、すれ違っていたらしい」
「すれ違っていたねぇ〜」と紅羽
「どうしたんだ」
「依織さんが意図的にすれ違いにしてたんじゃあないかな」と朱音が言った
「朱音どういう事だ?」
「ええっと、会長は理事長室に行く前に依織さんに連絡してたから明くんが資料を運ぶタイミングと会長が理事長室に行くタイミングをずらしたんだと思う」
「なんでそんなことを?」
「さぁ何考えているかわからない人だからねぇ」
と朱音はわからないというジェスチャーをした。
「ま、そんなことは依織さんに聞けばいいしそんなことより生徒会入るのか?」と連が振ってきた
「今それ考えてるんだけど生徒会に誘う理由聞いてないんだ」
「まじかてかいまさらだけど生徒会役員って依織さんが決めたよね」と連がそういえばという感じで聞いてきた。
「役員の追加は生徒会で決めて依織さんに報告と本人の了承を得たらいいらしい」と俺は今日聞いたことを言った
「そうなんだでもなんで明なんだ?朱音や紅羽はなんか知ってるか」
「俺は知らないな」
「私は知ってるけどその事多分明日言うんじゃないかな」
「明日・・・全校集会か?」
「多分そうじゃないかな」と朱音
「まぁ明日わからんだったらいいじゃん」
「とりあえず着いたから飯作るか」と俺が言うと
「あぁ、そうだな連も手伝ってくれ」と紅羽
「了解〜」
「じゃあ私美織ちゃんのとこ行くね〜」
「分かった」
会話を終え家に入った。
とりあえず俺たち男は飯を作るために台所に行って朱音は美織のいる部屋に入って行った
そして飯を食べ終え洗い物が終わり居間に行ったら全
員が揃っていた
「おお、明ちょうどいい美織が明日学校行くって言ってたぜ」と連が突然言ったので
「そうかそれで何がちょうどいいんだ」と返した
「ああ、そういえばアイツ言い忘れてたな美織が生徒会に誘われたぜ」
「本当ですか依織さん」と驚きながら訊いた
「ああ、生徒会役員に1組の奴がいないからな」と依織さんが答えた。
「1組がいない?悠希がいるはずですが」
「アイツは3組だ、アイツの才能は鼻が鋭いってのがそうなんだが」
「マジっすか」と連と紅羽が驚いている
「ああ、そうだそういうことだから美織が生徒会に誘われた」
「私は生徒会に入るつもりですよ」
「そうかならよけい疑問なんですけどなんで俺が生徒会に誘われたんですか」と訊いた
「さぁな明日になれば分かるだろうというわけで全員解散な」と依織さんが適当に答えた
「もうこんな時間かじゃあ帰るか」と紅羽が時計を見ながら言った
「美織ちゃんじゃあね〜」と朱音が
「また明日な」と紅羽が
「じゃあな」と連が
「遅刻すんじゃねえぞ」と依織さんが
「また明日な」と俺が
「朱音また明日ね」と美織が
と各自挨拶をしてバラバラに分かれて帰っていた。
「兄さんは生徒会はどうする気ですか?」
と突然聞いてきた
「まだ一週間あるから考えるよ」
と俺は返した
「そうですかじゃあおやすみなさい」
「あぁ、おやすみ」
と言って二人とも自分の部屋に行って眠った