主人公が選択を突きつけられた!
「いきなりすぎねぇか〜。」
「そうですか?」
「挨拶と理由ぐらいは言わねーと、理解出来ないぜ なぁ明」と依織さんが二人で話していると思ったらいきなり振ってきた
「え、あぁ、ええっと、いきなり振らないでください依織さん」
「戸惑っていますよ理事長」
「お前のせいでもあると思うが、まぁいい自己紹介しろよ生徒会長」と依織さんが言うと
「そうですね、では改めて東堂明くん、私は2年4組で生徒会長のアナスタシア・リーシェルトです。それと生徒会に誘う理由ですよね」
この高校では生徒会長は役員をまとめて役員と一緒に学校行事や風紀に力を入れている
「あぁ、そうだ明ここまでで言いたいことはあるか」
「言いたいこと?それなら生徒会長が俺を生徒会に誘うのっておかしくないですか?」
「それはどうゆう意味でしょうか」とアナスタシアは疑問を浮かべいた
「生徒会役員は理事長である依織さんが決めているはずではなかったですか?」と疑問に思いながら訊いた
「あぁ、そうだな」
この高校ではクラス分けと生徒会役員は理事長である依織さんが全部決めている。才能によってクラス分けをしているため依織さんが持つ才能を使って分けている生徒会役員も同じである
「確かに普通なら理事長が決めてますが生徒会役員の追加はその限りではないですよね。」
「明お前の才能はクラス分けができないのは知ってるよな」
「はい、クラス分けは才能を四つに分けてつくられていて1組が頭脳派の才能、2組が身体能力に関する才能、3組が身体の一部が鋭い才能、4組が政治家向きの才能ですよね」
「だからお前の才能がクラス分けできないんだよ」と依織さんはため息をつきながら言った
「でもそれって関係あるんですか?」
「私が、生徒会役員もまた才能で決めているんだ、いつでも対応できるようにな。だが生徒会役員の追加をする場合は生徒会で話し合って決めて私に報告と本人の了承を得れば追加できる」
「それって俺の才能関係ないじゃないですか」
「それは、私が説明します。大抵の場合は今の生徒会役員で事足ります。各自の才能を使えば大丈夫です。ケンカなどは副会長の兄である紅羽さんにお任せしていますがこれから起きる事が今までどうり対応できるとは限りません」
「それだったら各クラスから生徒会役員を選べばいい」
「それでは生徒会役員が納得しませんし私が、考えた方法は貴方の才能が必要なんです!」
と会話を続けていると「似たような才能を持つ人が増えると効率が良くはなるがそれでは生徒会役員を決めた意味がなくなる。てかそろそろ時間だ生徒会長」
と依織さんが言ったのでアナスタシアは時計を見て
「そういえば会議があるんでした。では答えは一週間後に改めて聞きにきます」
と言って早足で理事長室を出て行った
出て行ったことを見てから依織さんが「生徒会役員が納得しませんか」と小声で言った
「依織さん何か言いました?」
「いいや、何もてかどうするんだ生徒会入るのか入らないのか」
「まぁゆっくり決めます」
「そうか今日はもう終わりでいいぞ。連たちと合流して飯買ってこい。速く行け」と依織さんが急かしてきた
「わかりましたそういえば生徒会に誘う理由聞いてないですよね」
「一週間後に聞けばいい」
「そうですね。では失礼します」
と少し会話をして理事長室を出てた