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才能が決まっている世界  作者: 佐野龍也
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統治者

「ここが吹才都市か」と俺が言った

今は作戦の為に吹才都市の統治者朝衣椎名を説得する為、俺と月夜が吹才都市に居る。

「じゃあ向かおうか」と月夜が言って都市議会に向かった

「なんで都市議会に行くんだ?」

「それは今回の作戦は全都市に影響があるから議会で話すんだよ」

都市議会は各都市に一つずつ存在する都市の事を考える場所それ以外の使用は不可能で使用中は厳重な警備が敷かれている

「でもどうやって入るんだ許可を得ないと入れないよな」

「許可は、昨日決まった後に貰ったよ」

「なるほど」

「明くんは聞かれない限り喋らなくてもいいからね」

「どうしてだ?」

「椎名様の才能と本人が特殊だからだよ」

「才能ってなんだ?」

「喋っている人の心を読むことが出来る」

「それって最初からバレてるって事だよな」

「まぁね、駆け引きなんて存在しないし嘘をついても無駄でも喋ってる人からしか分からないけどね」

「それで本人が特殊ってのは?」

「それは会ってみればわかるよ。着いたよ都市議会だ」

都市議会に入ろうとしたら

「久しぶり〜月夜ちゃんと誰かな君は」と後ろから話しかけてたので振り返るとそこに俺たちより若い女性がいた。

白髪と肌で青色の目をしていた。

「久しぶりです椎名様」と月夜が返した

「相変わらず硬いね〜敬語は要らないって言っているのに〜」

「 吹才都市の統治者にそんな無礼はできません。」

「相変わらずだな〜それでそこの人は誰かな」

「彼は東堂明くん今は同じ高校の生徒会に入っている人です」

「そう、まぁ中に入って始めましょうか」と言った途端寒気が襲った為一歩下がった。

月夜の方を見たら何事もなかったように進んでいた

「なぁ、あの人何者なんだ」

「吹才都市を統括してる人だよ。あの若さでね」

「最初は朱音みたいに掴みどころがない人だと思ったらいきなり寒気が襲ったんだが」

「普段から掴みどころがない人だけど本気で物事を行うとそれに加えて才能で心を見通すから本能的に恐怖を感じるんだよ。だから、覚悟してないとさっきみたいになるんだよ」

「なるほど」

「それに現都市統括の中で最も厄介な人だよ才能とあの性格だからね。」と月夜が言っていた

「ちなみに二番目はイリシア・リーシェルトさんだよ」

「そんな人たちを味方にしたら相当心強いな」と俺が言った

「そうだね。」


長い廊下を抜けたら大きな部屋があったその真ん中にある円を描いて置いてある机と椅子が並んでる。その奥に朝衣椎名がいた

「来ましたね〜では全都市の未来をかけた作戦の一部の話を始めましょう」

「椎名様一人ですか?」

「そうだよ〜。この作戦の内容は知られない方がいいからね〜」と朝衣椎名は答えた

「そうですか。それで作戦に協力してくれますか?」と月夜が真剣に言った

「良いよ〜」と軽く返していた

「本当ですか?」

「うん、ただ条件があるけどね〜」

「条件ですか?」

「まずは〜敬語を使わない事と・・・」

「ふざけているのですか」と月夜がキレ気味に言った

「ふざけてないよ〜それとこの作戦成功したら同盟を結んで協力しましょうってのと才応都市の統治者に月夜ちゃんがなる事。無理なら協力しないよ」

「わかった敬語を使わないよ。それに作戦が成功したら協力するように掛け合ってくるけど才応都市の統治者に僕がなるのは不可能だよ」

「どうして?」

「どうしてって今回の作戦は学才都市の統治者の不正発覚時の選挙に持ち込む作戦だよ」

「だからって何も才応都市で選挙する事は出来ないわけじゃない」

「まさか・・・」

「全都市の法律で才応都市の統治者を裁くって事だよ月夜ちゃん」と笑顔で言っていた。

(統治者を裁くなんて重要な事をいとも簡単言ってくるなんてどんだけ自信があるんだこの人)

統治者を裁く場合は四つの都市の統治者が多数決を取る事でできる三つのうち二つの賛成を得れば可能だが今まで行われていない理由は一つが反対した場合その反対した統治者といい関係を築けないからだ

「そんな事どうやって・・・」

「簡単な事だよ。まず学才都市の統治者を変える選挙をしてそれで統治者が変わった後でも前でもいいから私とイリシアちゃんで裁判を行うそして統治者を裁いたら私たちで月夜ちゃんを才応都市の統治者にする。どちらにしろこの裁判には学才都市は参加できないけどね」

「でもなんで僕を統治者に?」


「それは私から説明しましょう」と言って現れたのは才解都市のイリシア・リーシェルトと美織とアナスタシアだった。

「どうしてイリシアさんがここに」と月夜が驚いていた。俺は何が起きているのか理解できていなかった。イリシア・リーシェルトは赤色の髪に赤色の目をしていた

「可愛い妹が久しぶり来たと思ったら大事な話を持ちかけられたので困ってしまい椎名ちゃんに電話したんです。そしたら、こっちにも来ていると言っていたのでまとめて話し合いましょうってなってきたんですよ」

「姉様は知っていましたこの作戦の事を」

「それは私が喋ったからね」と椎名が手を挙げた

「それで僕を統治者にする理由は?」

「椎名ちゃんに仕えていたんですよね少しの間」

「はい」

「それで椎名ちゃんが月夜ちゃんが居なくなった後統治者になればいいなぁと言っていたので」

「理由が適当すぎません」と月夜が突っ込んだ

「それと全都市で仲良く出来ると思いましてあの二人とは仲良く出来ませんので」とイリシアがため息をつきながら言った

「どうしてですか」

「あの人たちは女性を道具としか思っていませんので」

「なるほど。それで作戦に協力してくれますか」

「えぇ、参加させていただきますよ。それに敬語は要らないです。」

「分かりました。ありがとうございます」

「では、才華高等学校に1週間後行っていいですか?」

「え、多分大丈夫だと思うけど」

「分かりましたではさようなら」

「あ、はい」

「じゃあ帰りますね」と言ってイリシアは帰っていった

「じゃあ僕たちも」と月夜が言って俺たちは一緒に学校に帰り皆に報告した。

「まさか一日でとはそれに月夜が統治者になるとはな」と依織さんが笑いながら言った

「まぁ、それよりも生徒会長が才解都市のイリシアさんと姉妹だったなんてな」と悠希

「はい、隠すつもりはなかったんですが」

「月夜ちゃんが椎名さんに仕えてた事の方が驚きましたよ私は」と美織

「まぁね」

「1週間後に統治者が二人も来るなんてな」

「はい、作戦を話し合います。くる前にある程度考えた状態で話し合いと思います」

「じゃあ放課後生徒会室に集まれよ。それ以外は各自授業を受けろ。」

「それじゃあ解散な」

「じゃあさようなら」と言って皆が帰った。














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