第2章 主要登場人物紹介
2章に登場した主要な人物の紹介です。いない人もいます。ナイアル
重要ではないため、飛ばしてしまっても問題ありません。自分用のメモみたいなものです。
そう言えば、総合評価が100ptを超えていました!ありがとうございます!ウレシイウレシイ…
・レイナイリ・アルカーレ(人族)
物語のヒロインの1人。4姉妹の長女。父はベルライトで母はライディア。
薄青色の髪に赤眼で、身長は平均程度。髪はミディアムショートで飾りなどはつけていない。
スキルは魔力操作系統の『魔力圧縮』を持つ。これは、魔法に込める魔力を多くできるというもので、普通の人よりも威力と強度の高い魔法が放てる。メジャーなスキルの1つ。
面倒見がよく気配りができるのだが、つい高圧的だったりとげのある対応をしてしまう。
戦闘スタイルは近接の格闘術で、魔法は補助程度に使う。
格闘術はノアから教えてもらった、『霧仙闘拳』を使用する。非常に歴史があるようだが、使える者はごくわずからしい。
魔法は、光属性と火属性の適性を持ち、それ以外は闇属性と水属性に不適正がある。光のほうが得意なのだとか。
周りからは、自信家の意志が強い女の子だと思われている。
貴族の娘ということで、あまりかかわる機会がないため、深い繋がりのある住民はほとんどいない。その代わり、屋敷の使用人からは、よく気にかけてくれる良い子だという評価を貰っている。
たまに見せる年相応のあどけなさは、屋敷の外でも人気間違いなしとメイドは言うが、本人はいつもの冗談だとしか思っていない。
最近は、自覚がないようだが、ある男の子の話ばかりしている。
・ノーティリス・アルカーレ(人族)
物語のヒロインの1人。4姉妹の次女。父はベルライトで母はアイリーヌ。
薄赤色の髪に茶眼で、身長は平均程度。髪はショートで、髪留めを額の辺りにつけている。
スキルは、強化系統の『思考高速化』を持つ。これは、普通よりも思考にかかる時間が短くなるというものである。このスキルを持つ者は少なく、マイナーなスキルの1つ。
物静かで感情があまり顔に出ないが、顔に出ないだけで感受性は豊か。冷静そうに見えて、意外とおっちょこちょいである。
戦闘スタイルは、テクニカルな魔法による援護タイプの魔法使い。運動が苦手で、近接戦闘は一切行わない。
魔法は火、水、地、風の4属性の適性をもち、不適正はない。4属性もちは非常に珍しく、認知されているのは国に1人2人程度。スキルと異なり、属性適性は皆が皆検査されるわけではないため、詳しく調査すればもっといると言われている。
周りからは、無感動で冷静な人だと思われている。
レイナイリと同じく、深くかかわりのある住人はほとんどいない。屋敷の使用人からは、物静かだが、反応の可愛い女の子だと思われている。
失敗して顔を赤しながらわたわたとする姿は、メイドたちのお気に入りらしく、ついつい手助けするのを忘れてしまうのだとか。
最近は表情も豊かになってきて、より可愛くなったとメイドは言う。
・アウェーヌ・アルカーレ(人族)
物語のヒロインの1人。4姉妹の三女。父はベルライトで母はアイリーヌ。
薄緑色の髪に茶眼で、身長は平均程度。髪はミディアムショートで、右側をサイドテールにしている。
スキルは、強化系統の『反応速度上昇』を持つ。これは、思考の高速化とは異なり、思考が終わった後から行動するまでの時間が短くなるというものだ。メジャーではないが、このスキルを持つものはそれなりに多い。
お調子者で楽しいことが好きだが、他の人にも自分といるときは楽しくなって欲しいと思っている。
戦闘スタイルは、短剣の二刀流と魔法を用いた魔法剣士だが、魔法はあまり使わない。
二刀流の基礎はノアに習ったものの、それ以上は気ままにやったほうが楽しいと言う理由から我流である。その自由な剣は、予想もしない場所から繰り出されるため、なかなかに厄介だ。
魔法は、地属性と風属性の適性を持ち、火属性に少しだけ不適正を持つ。
周りからは、感情表現豊かでいつも笑顔な女の子だと思われている。
ノアとたまにお出かけするようになって、2人の姉とは違い住人ともそれなりに仲が良い。本人の性格もあって、すぐに仲良くなったようだ。
屋敷内でも概ね同じような評価だが、たまに調子に乗って小さな事件を起こしてしまい、怒られる姿が目撃されている。
最近は大人しくなってきて使用人たちも喜んでいるが、少しだけ寂しいらしい。
・フレヤノーラ・アルカーレ(人族)
物語のヒロインの1人。4姉妹の末っ子。父はベルライトで母はライディア。
薄黄色の髪に赤眼で、身長は平均程度。髪はミディアムショートで、左側をサイドテールにしている。
スキルは最近判明した固有魔法系統の『鏡の姫君』を持つ。現在この能力を持つのは、フレヤノーラただ1人であり、過去にも観測されたことがないことから、オリジンとして新たに登録された。
人懐っこく疑うことを知らない、無邪気という言葉が良く似合う。知らない人にも付いて行きかねないため、お目付け役が必要。
戦闘スタイルは、魔法を主に使う魔法剣士。武器は魔法で作られた両手剣を使う。
流派は昔ノアが使っていた剣術で、名前はない。ノアいわく、必要なものを必要な分だけ取り入れた、効率のみを求めた技とのことだ。
魔法は、闇属性と火属性の適性を持ち、光属性と水属性に不適正がある。
周囲からは、とにかく守ってあげたい無邪気な女の子だと思われている。
アウェーヌと同様に、ノアとお出かけすることで、住人たちとも仲良くなった。その無邪気さに、参ってしまう男性も多かったらしい。
屋敷内でも、おねだりされるとついつい聞いてしまいたくなると評判で、無意識のうちに甘やかしてしまうらしい。その誘惑に耐えられるのは母親の2人だけで、叱るのは彼女たちの役目だとか。
最近はしっかりとしてきて、1人を除いて甘えることが少なくなった。メイドは寂しがっている。
・ミルフェ(人族)
物語のヒロインの1人。隠れ里出身の賢者。
金髪金眼で、身長は高い。ロングヘアーを1つに束ねて、肩から前に流している。
医療魔法のスペシャリストで、世界最高の治癒師。癒しの賢者と呼ばれている。
物腰が柔らかく、いかにも余裕のあるお姉さんといった風だが、可愛いものが好き。
・ベルライト・アルカーレ(人族)
アルカーレ家の現当主。フーリアンの里を治める伯爵。もともとは、もっと広い領地を治める家系だったが、戦争が終わり領地を返還し今のフーリアンの里を興す。そのとき爵位も返還するつもりだったが、当時の国王が戦争で多大な貢献をしたアルカーレ家に報いると言って、爵位をそのままにしたため、隠れ里を治める伯爵が誕生することになった。
代々吸血鬼の血を受け継いでいるが、純粋な吸血鬼ではない。娘たちにも受け継がれている。
当主のベルライトと妻のライディア、アイリーヌ、それから娘のレイナイリ、ノーティリス、アウェーヌ、フレヤノーラの7人家族。
元ランク7の冒険者で結構な有名人。妻2人とも冒険者時代に出会った。高い身体能力を生かした近接戦闘が得意。




