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人類全てが殺し合う  作者: 熊谷次郎
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第一章 オ×ム真理教

        第一章





 1999年4月、日本にて次の様な噂が広まった。


 


 「1999年7月1日午前9時(世界標準時7月1日午前0時)


 この世にバ-サ-カ-が次々と現れ、人々を殺戮の彼方へと誘い、世界は破壊と混乱の渦に巻き込まれるだろう」




 この噂はまずその様な不審なメッセ-ジが電波を介して流されているという報告が相次ぎ、それがインタ-ネットを通じて波紋を呼び、その影響をマスコミが挙って取り上げ世間に伝わった。この行為がどんな人物によって引き起こされたものか、その背景にはどんな意図が含まれているのかは現在警察が調査中であるが、一部では、4年前、地下鉄サリン事件など、様々な事件で世の中を騒がせたオXム真理教の『ハルマゲドン』なるものの犯行予告ではないかと囁かれている。




            *



 もしこれがオXム真理教の仕業でないとしたら、どのような場合が考えられるだろうか?


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