表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
精王姫 Ⅰ  作者: 愛桜
覚醒―…そして始まる
9/17

第9話

もう軽くフリーズしそうだ

この状況についていけない

…なのに、何故か手が…心が落ち着かない感覚に襲われる

震える

これは怖いから震えるそれじゃないと俺は理解していた


なんだ…これは


「あれは死神」


ユズナが俺にだけ聞こえるように小さい声で言った


死神?ユズナの話に出てきたやつだ


この女の子が死神?

俺が想像していた死神はもっとホラーだったのだが、とんだ勘違いだったみたいだ


「あっれぇ?もしかして、その隣にいる男の子もこの中で動ける感じなの?契約…を交わした感じは無さそうだし…そこの人間素質が濃いねー」


女の子は嫌な笑い声を上げながら話しかける


「喋りかけないで、耳が腐る」

「…は?」


ピシッと2人の間に亀裂が入る音がした


「一瞬で終わらせる、待ってて」


ユズナはそう言うと立ち上がった


「一瞬で殺られるのは〜お・ま・え」


女の子がイライラした少しドスの効いた声ではんっと笑う


そんな可愛い声のどこからドスの効いた声を出せるのか不思議だ


「寝言は寝て言って、殺られるのはお前、せっかく話してたのに邪魔されて今すごく機嫌が悪い」


「私はぁ、お前のせいで機嫌が悪い〜」


どんどんと険悪になっていく2人

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ