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君との日々  作者: Toki.
9/57

#09 デートの誘い

あのあと、俺は雫にメールを返した。


返したところで、メールが返ってくるとは思っていなかったが。


メールを送ってから一時間、少し期待をして待っていたが案の定返ってこない。


諦めて、明日のために寝ることにした。


次の日、俺はいつもどおり彼女に会うために学校へ向かった。


毎日同じ電車に乗っていると言うことも分かったから、毎日学校に登校するのが楽しくて仕方が無い。


今日も、次の駅から乗ってきた彼女を発見した。



「おっはよ」


「おはよ」



今日は無視をしないで、しっかりと返事をしてくれた。


これも、恋成立のための第一歩なのか!?


そんな淡い期待とは裏腹に、そのあとの会話が進まない。



「し、、、し、、、」



改めて、雫と呼ぼうとすると恥ずかしさのあまり、言葉が詰まってしまった。


こんな気持ちになっていることを雫は知らないのだろうな。


そう思うと、少し悲しくなった。



「し、雫?」



名前を呼ぶと、かすかに反応があった。



「何よ?」


「えっと、あのさ」



さて、何を言おう。


計画も無いのに、名前を呼んでしまったではないか。


少し沈黙が続く。


相変わらず、雫は俺のほうを見ない。



「あのさ、今度の日曜日…」



俺は何を言おうとしてるんだ。


5秒ほど時間を置いた後、言葉の続きを言った。



「暇…かな?」



…デートに誘ってしまった。



「何で?」



そこで、何で? と、きましたか!?



「いや、遊べるかなって」


「何で、大地と!?」



少し驚いた様子の彼女。


それがおかしくて、笑いそうになった。


ここで笑うと、多分機嫌を損ねるんだろうな。


そう思い、笑うのは我慢した。



「いいだろ? この前助けてあげたよね?」



俺がちょっとした悪戯の笑みをこめて彼女に送ると、雫は少しうろたえていた。



「だ、だから?」


「そのお礼として、俺とデートをしてほしい」



ニヤリと笑う俺に、雫は落胆の表情を見せた。


そこまで落ち込まなくてもいいのに。



「…いいわよ」


「本当に!?」


「嘘…といっても、大地は連れて行くんでしょう?」



そうですよ。


そうですとも。



「まぁ、いいわ。日時と集合場所はそっちできめてね」



そういうと、彼女は電車を降りた。


今日は、いつも長く感じる電車が、とてつもなく一瞬に感じた。









改札口を出て、彼女の後ろをついていくと、雫はいきなり止まり、俺のほうを向いた。


そして一言。



「この前のお礼だからね!?」



それだけを言って、再び学校へと向かっていった彼女だった。









日曜日は明後日。


大地がこの2日間がとてつもなく長く感じたことは、言うまでもない。




















今回は本当に短くて、申し訳ございません。





。゜゜(泣´Д`)゜゜。








自分の文章能力が本当に足りない…。

バンバン訂正とか、こうしたほうがいいと言うアドバイスをくださると本当に嬉しいです。


評価で言いにくい場合は

net_touki_net@yahoo.co.jp にメールを送ってくださるか、


http://plaza.rakuten.co.jp/mlq84s/mailboxform/

で、匿名でのメッセージもできます。

宜しくお願いします。







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