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初めての戦闘
ガサガサッ
「ッ!?」
バッ
木の影に身を隠し音がした方を見る。
ウルフ? しかも、5匹
とりあえず、倒しますか。
「光魔法、かなぁ?」
体から溢れ出してくる情報を頼りに
手に魔力を溜める。
想像するんだ。
太陽が光を解き放つその時を。
僕は瞬く間に
ウルフを5匹倒した。
地面には丸い球体があった。
「これは..。」
『これは、ウルフの芯。僕らは核と呼んでるよ』
「ふぅん、僕はこれを吸収すればいいの?」
手に取り、吸収する。
あぁ、僕の中になにかが入ってくる。
僕のポケットに核を入れる。
さぁ、街を目指そう。