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You.  作者: 早。
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第一章

『紅き月が昇る時 かの聖女 再び現れん

 その美しきモノ 人々を魅了す

 荒れた世界 平穏を取り戻し

 聖女を遣わされし国 悠久の豊穣を得ん

 (ノルンの書 第百八章)』


イシュトー暦766年。

いつも通り姿を見せた夜の闇夜の傍らに、紅い月が姿を現した。

街の人々は、まるで血で染め上げたようなその月の紅さに驚き怯えていたが、皇帝が住まう城の一室では、それを見つめ、歓喜に身を震わせている者がいた。

「ウォルターよ、とうとう現れるのだな。」

「はい。間違いなく。」

「そうか…!」

普段の冷静沈着な姿からはおおよそ想像出来ない興奮した様子で、スレイルは予言の書に目を向け、窓から入り込む紅い光に確信を感じていた。

458年前、この土地に突如現れ、癒しの力と先読みの力を持って初代皇帝の帝国建国を助けたという、聖女マリュー。その実態を記した書物はほとんどなく、残されているのは、本当にあったとは到底思えない話が書き綴られた書物だけであった。

マリューの登場後にシュラルディン帝国が建国され、この国が栄えたため、人々は聖女としてだけではなく、彼女を豊穣の女神でもあったと信じている。そのため、彼女は神格化され、神殿に祭られている。

 スレイルが目を向けた予言の書はマリューが深く関係していると言われている。代々のシュラルディン皇帝のみが所持することが出来る物で、その書物について他の国王達は知らない。この書物は【ノルンの書】と呼ばれ、シュラルディン皇帝とそれに近しい者しかその存在を知らない。

 シュラルディン帝国八代皇帝であるスレイル・シュラルディンも先に違わず、先代から受け継ぎ、その書物の主として所持していた。

 【ノルンの書】はただの予言の書ではなく、誰にも解くことの出来な魔法がかけられている。その為、そのほとんどが白紙であり、何かが起こる前にのみ白紙のページに文字が浮き上がり読むことができるようになっていた。

 そして先日、45年ぶりに【ノルンの書】は文字を取り戻し、スレイルに予言を与えた。

 「父が得られなかった予言を私は手にした。そして、予言通り、紅き月が昇った。これは我が国に良き未来を知らせる物。シュラルディン帝国の繁栄を示す物。そうだろう?ウォルターよ。」

 いつものスレイルからは想像もつかない程饒舌になりながら、スレイルは由緒正しき皇室の血を受け継いだ証である銀色の髪をかき上げ、人を惑わす紫の瞳をウォルターに向けた。

「御意。」

 ウォルターと呼ばれた黒ずくめの男は膝を折り、頭を下げる。

「聖女を探し出す。何としてでもだ。お前の読みでは聖女は何処に現れる?」

スレイルに向けて下げていた頭を上げると、深く被ったフードの下で月と同じような紅い瞳がジッと【ノルンの書】を見つめる。

声質からすると二十代後半から三十代前半と思われるが、常に深々とフードを被り、白色の仮面で顔を隠しているため、本当の年齢を予測するのは難しい。実際の年齢どころかその風貌を知る者はおらず、大臣おろか皇帝であるスレイルさえも知らないのだ。

「アルマニア湖に迎えの兵をおやり下さいませ。この世界とは違う力の固まりが、そこに向かっております。」

ウォルターが落ち着いた声で進言すると、スレイルは考える様子も見せず、すぐさま声を上げる。

「ルワンダ、そこに控えているのだろう?今聞いた通りだ。アルマニア湖に向かえ。そして我が聖女を連れ帰るのだ。」

 スレイルの言葉と共に、シュラルディン帝国軍指揮官であるルワンダ・キーツが姿を現した。軍指揮官であることを表す黒の軍服はルワンダに似合っており、その焼けた肌に映えていた。

「御意。フェリクス達を連れて行っても?」

「構わん。好きにしろ。」

「ありがとうございます。それでは支度もありますので、失礼します。」

 その言葉と共に綺麗にお辞儀をすると、ルワンダは颯爽と部屋から出て行った。

 それを見送りながら、スレイルはフンと鼻を鳴らした。

「食えぬ男だ。」

 そう眉を寄せながらも目は楽しげに笑っている。

「しかし彼は陛下の信頼を得、陛下は彼を気に入っていらっしゃる。」

「それは否定しないがな。奴は面白い。それに、信頼を与えるだけの価値がある。このシュラルディンに命を捧げている男だからな。」

 史上最年少の若さで軍指揮官となったルワンダ。彼は七光りやコネなどでその地位に就いたのではなく、確かに彼の実力によりその地位に就いたのだ。帝国一の剣の使い手にして槍の名手。弓術、体術においてもその他の者にひけをとらず、魔力もほどほどにあった。そのことが認められ、軍指揮官に抜擢されたわけだが、そこに至るまでの苦労、努力は並大抵のものではなかった。それを理解しているスレイルだからこそ、彼を評価し、信頼しているのだ。

「実に羨ましい限りで。」

 ウォルターがそう言うと、スレイルは片眉を上げ、ニヤリと笑った。

「何を言う、ウォルターよ。私はお前も信頼している。そうでなければ、大切な【ノルンの書】を預けたりはせん。」

 ククッと声を洩らしウォルターを見やる。

「有り難きお言葉、感謝致します。すべては…シュラルディンのために。」

ウォルターの抑揚のない声が静まり返った室内に響く。

食えない男はここにもいた。そうスレイルは口角を上げながら思った。

ウォルターと出会って数年になるが、彼が感情を露にした姿などスレイルは見たことがない。ルワンダは落ち着き払いながらも、時折人間らしい感情を露にし、そして吐露することがあった。しかし、ウォルターは感情を一切持っていないのではないかと疑いたくなる程常に冷静沈着であり、隙がなかった。

彼の類稀なる魔力、そしてその姿、人形めいた雰囲気に恐れをなした宮殿中の人々は、スレイルを<血の皇帝>と呼ぶと共に、<人形の魔術師>と呼んでいたが、当の本人たちは特に気にした様子もなく、そのままにしていた。

スレイルもウォルターと知り合ったばかりの頃は、彼のその姿に不信感を抱いていたが、それを差し引いても素晴らしすぎる彼の働きに、その不信感はすぐに消え去った。ウォルターの働きは、確かにシュラルディンに利益と権力をもたらしていた。

「私はお前の働きも評価しているつもりだ。これからも頼んだぞ。」

 スレイルがウォルターを見下ろすと、ウォルターはまた抑揚のない声で答えた。

「御意。」

紅い月が世界を照らす。運命の歯車がゆっくりと回り始めていた。




『在るべき場所に戻る時がきた。愛と癒しの力を持つ少女よ、その力を持ってして、かの国を救え…マリューの意思を継ぐ者よ、今こそエリュシオンに舞い降りよ。』

「えっ?」

 突然、授業中に聞こえた声に万由美は驚き、小さく声を上げた。しかし、周りを見ても誰も戸惑った様子はしておらず、いつも通り黒板を睨みつけているか、机に突っ伏しているかだった。

 気のせいか、と教科書に視線を戻した瞬間、酷い耳鳴りが万由美を襲い、視界がグニャリと歪んだ。

『聖女よ、来たれ。その力を必要とする者のために』

 再び聞こえた声が頭に響く。

 目を開けていられなくなり瞑ると、身体が何かに引っ張られる様な感覚になった。

「何よ、これ!」

 クラスメイトの鮎川華のそんな声にうっすらと目を開けると、教室に大きな穴が開き、万由美と華を引き寄せた。信じられない程の力で引き寄せられた万由美たちに抵抗する術は無く、万由美は穴の向こうを睨みつける。

 穴の向こうには見知らぬ風景が広がっており、万由美には少なくとも自分とそこが何かの繋がりを持っているとは思えなかった。しかし、万由美が繋がりは無いと思ったところで穴に引き寄せられるスピードは変わらず、気付いた時には穴に飲み込まれていた。

 完全に二人が穴に飲み込まれるや否や、穴は静かに閉じ、元の世界の教室の風景を消し去った。そして、それと同時に、万由美達の目の前に見知らぬ風景が広がる。まるで、万由美たちがここにいることが自然であるかのように、どこにでもあるような森の一風景があるだけだ。

万由美達は元の世界と自分たちを繋げる唯一のモノを失ってしまったのだ。

 その事実に呆然とする。それは一緒にこちらに連れてこられた華も同じであった。

 しばらくして、万由美は我に返ると辺りを見回し始めた。辺りには木や草花が所狭しと生えており、近くに水場があるのか、小さな水音が聞こえている。おかしな現象にあったことを除けば何とも癒される状況であるが、如何せん分けの分からない状況下に立たされている今、そんな悠長なことは言っていられなかった。

「一体何なのよ!?」

 急に聞こえたヒステリックな声にはっとした万由美が声のする方を向くと、華が綺麗な顔を強張らせながら叫んでいた。

 クラスメイトではあったがタイプの違う二人は、あまり関わりを持ったことが無かった。そんな関係であるということと、知らない場所にいるということで、気持ちとしては同じようにパニックに陥っていたため、万由美は華に声をかけることが出来ないでいた。

 そんな万由美の視線に気付いた華は、焦った様に駆け寄ってくると、必死の形相で万由美の肩を掴み、そして揺らした。

「ねえ、谷口さんって頭良いんでしょ!?ここが何処なのか、何で私たちがここにいるのか分からない!?」

「わ、私にもさっぱり…ごめん、分からない」

 そう言うと華はガクリと肩を落とし、その場に泣き崩れた。

 何で?帰りたい。を繰り返す華に、掛ける言葉が見つからずに立ち尽くす。

 勿論、万由美も表に出さないだけでパニックになっていたが、何故か華よりは冷静で、そして他人事の様に思えていた。その理由は万由美にも分からなかったが、非現実的すぎて、頭が受け入れるのを拒んでいたのかもしれない。

 まるで、映画や小説、漫画などで起こりそうな出来事。まさか、本当に起こるなど、誰が予測出来ただろうか。そして、誰がすんなりと受け入れられるだろうか。

 正常に働かない頭と戦いながら数分その場に立ち尽くし、華の啜り泣きが漸く小さくなり始めた時、それまで静かだった森が騒々しくなった。

 ガサリガサリという、木々や草花に何かが擦れる音が静かな森に響き、徐々に万由美達の元に近付いてきている。

 万由美は警戒し周囲を見回しながら、未だに泣くことに必至で物音に気付いていない華に一歩近付いた。

 一際大きな物音がした瞬間、それに気付いた華の肩がビクリと震え、座り込んだままの状態で悲鳴を上げた。

「キャー!!」

 華の悲鳴と共に、物音をたてた原因と思われる人物達が姿を現した。

 西洋の騎士のような格好をした男がざっと見ただけでも20人から30人程おり、仰々しい雰囲気を醸し出していた。

 突然出てきた男達に驚いた華は、尻もちをついた。思いの外、勢いよく尻もちをついたようで、目にはうっすらと涙が浮かんでいた。

「痛い…」

 固い地面にペタリと座った状態になった華は、思考の許容範囲を超えたらしく、ポロポロと涙を流した。訳の分からない事態に、体も小刻みに震えている。

 その姿は不謹慎ながらも美しく、儚げで、その場にいたルワンダ達を虜にした。そして、その美しさから、華こそが伝説の聖女なのだと思い込んでいた。

 どの世界、どの時代においても、人やその思考は美醜に左右されやすく、流されやすい。そして、それが正しいと思い込んでしまうのだ。

 それはエリュシオンにおいても違わず、確信めいた思いをルワンダ達は抱いていた。天から遣わされた聖女ならば、美しいに違いない、と。

「大丈夫ですか?」

 真っ先に我に返ったルワンダは、未だ地面に座り込んだ状態でいる華に向かって、そっと手を差し出した。

 優しく手を差し出された華だったが、男が得体の知れない人物であるのには変わりなく、怯えた様に尻もちをついたまま、ズズッと後ろに下がった。そして、万由美に向かって助けを求め視線を向ける。

 ここで初めて、ルワンダ達の視線が万由美に向けられる。

万由美は緊張した面持ちで、突き刺さる様な視線に耐えた。視線全てが刃物であれば、体中がズタズタだったに違いない。それは明らかに華に向けられていた好意的な視線とは違い、一歩でも後ずされば殺されてしまいそうな、そんな鋭く危険な視線だった。

 ピリピリとした空気に息が詰まってしまいそうになる。

 万由美はそっと息を吐くと、華に向かってルワンダがした様に手を差し出した。

「制服、汚れるよ?」

「ありがとう…」

 素直に万由美の手を取り立ち上がる。ぎこちなく笑う華に、万由美も何とか笑みを返す。

「どういたしまして」

そして、瞬時に表情を引き締めると、華を自分の後ろにやりながら、万由美は男達に視線を投げかけた。

「貴方達は、一体何者なんですか?」

 ゆっくりと、それでも警戒しているのがよく分かる声音で問いかければ、ルワンダが口を開く。

「お前こそ何者だ?聖女様の従者か?」

 問いかけを問いかけで返され、万由美はルワンダに分からない程度にため息を吐いた。

 ルワンダは、問いかけながらも、腰の剣に手を添え、いつでも万由美を切り捨てられる状態でいた。それは周りの男達も同じで、張り詰めた空気が溶ける事はない。

「鮎川さんのことなんですね。さっきの質問に答えさせてもらいますね?従者?違うにきまってるじゃないですか」

 吐き捨てるように言い、溜め息を吐く。

 学校での大人しい姿しか知らない華は、万由美の普段からは想像もつかない強気な一面に驚いていた。

 万由美は万由美で、何故か見知らぬ場所にいるという混乱と、男のわけの分からない質問で、若干の苛立ちを感じていた。

「フェリクス様に向かって、その口のきき方は何だ!」

 溜め息を吐いた万由美に、馬鹿にされたと感じたルワンダとフェリクスの部下達は目尻を吊り上げた。怒声を上げ、万由美に近付くと、万由美の後ろに隠れた華の肩だけ怯えたように震えた。ただそれだけで、万由美は特に怯えた様子も見せず、男達の動きを観察しているだけだった。

「やめろ、ライナス。聖女様が怖がっていらっしゃる」

「ですがルワンダ様、この女が…「やめろ。下がるんだ」っ!……分かりました」

 後数mというところまでやってきていたライナスと呼ばれた男は、ルワンダの命令で渋々といった様子で、万由美を睨みつけてから後ろに下がる。

 それでも万由美は、どこ吹く風といった様子で、それを見ている。

「部下が申し訳ありませんでした。もう怖がることはさせませんので、聖女様、どうかわれらにお姿をお見せください」

 片膝をつき、頭を下げる。それに続くようにフェリクス達も片膝をつき、頭を下げた。

 これまでのことから、彼らが言う聖女とは自分であると理解した華は、恐る恐る万由美の後ろから前に出た。

「おぉ!」

 自分達の前に現れた美しい聖女に、ルワンダたちは感嘆の声を上げた。

 華は華で、目の前で片膝をつき、自分を見上げる美形としか言い様のない男達に、顔を朱色に染めた。

「聖女様、是非あなた様のお名前をお聞かせください」

 フェリクスが静かに立ち上がり、華のすぐ近くに立つと、また片膝をつき、華の手を取り忠誠の証である口づけをした。どちらかというと優男風であるフェリクスがその様な動作を行えば、さながら絵本の中から出てきた王子様の様で、華は更に頬を赤く染めた。

「鮎川、華です」

 少し小さめな声であったが、そこにいた全員が聞き逃すことなく、しっかりと聞き取り、頭の中で反芻する。名前、扶桑から、やはり異世界からやってきた聖女なのだと再度確信を持ち、ルワンダが立ち上がる。

「華様、あなた様は我らが戴く伝説の聖女様なのです。どうか、我らと共に、皇帝陛下のもとに行っては下さらないでしょうか?」

 突然の申し出に戸惑いを隠せない華だった。しかし美形な男性にかしずかれるという、世の女性が一度は夢見るシュチュエーションに、恐怖は奥底に押しやられ、高揚感でいっぱいになっていた。

 まるでお伽噺。だけどこれは現実で、自分自身に起こっていることなのだ、と。

「私でお役に立てるなら…」

「ありがとうございます!」

 その場にいた万由美と華以外が喜びに顔を綻ばせた。華は華で照れくさそうにはにかみ、ルワンダ達の元に歩を進める。

 万由美は初めにいた場所から動かず、事の成り行きを見守っている。

「それでは華様、向こうに馬を用意しておりますので「待って、谷口さんはどうなるの?」谷口…?」

 華は万由美の方を見て、心配そうな表情を見せた。万由美に良いイメージを持っていないルワンダ達はギロリとした鋭い目で、再び彼女を睨み付けた。

「一緒に行ったらダメなの?」

 華の言葉に、ルワンダ達は戸惑いの色を見せた。連れて行きたくない。連れて行く必要のない人物だ。危険人物である可能性も捨てきれない。

 しかし、聖女様の頼み。彼らは可の判断を下す他なかった。

 ぎこちなく笑い頷けば、華が満面の笑みを見せる。

「良かったね!谷口さん!!」

 空気を完全に読めていない華に、万由美は軽い頭痛を覚えた。自分を嫌っているだろう人たちの元に保護されて、一体何が良いというのだろうか。溜め息を吐きそうになるのをぐっと堪える。これ以上、印象を悪くするわけにはいかなかった。無理やり笑顔を顔に貼り付け、にっこりと笑う。

「うん。ありがとう」

「あ、そうだ。これからは苗字じゃなくてさ、名前で呼び合おうよ。二人しかいないんだし。それに私、よそよそしいの苦手なんだ」

「そうだね…」

 苦笑いと共に放たれた爆弾に、顔を引きつらせる。

 突き刺さるルワンダ達の視線が、明らかに鋭さを増した。ルワンダ達は完璧に万由美を歓迎していない。これからの生活が用意に想像出来て、いるともいないとも知れない神を恨んだ。

 華はルワンダが乗る馬に、万由美はフェリクスが乗る馬に馬に乗せられた。フェリクスは嫌そうに顔をしかめ、万由美がしっかりと体勢を整える前に馬を走らせ始めた。危うく落馬しそうになった万由美は、一歩間違えば命にかかわることを平然とやってのける彼に眉を寄せた。



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