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27.塩対応で、はじめたら(後編)

「トール様。魔族と戦わなかった理由は何ですか?」


 セレストが問い掛ける。

 いつも穏やかな彼女には珍しい、ぴんと張り詰めたような様子を見せていた。


「その戦う理由っていうのが、特になかったからだけど」


 魔族が悪事を働いていた、あるいはトールや人族を攻撃しようとしたなら、トールも戦うつもりはあった。

 ところがメルギアスは、そのどちらでもなかった。

 意志の疎通ができる相手だった。

 嘘がつけない一本気な性格で、魔族だが一定の信用はできると感じた。


 もちろんトールが騙されている可能性もある。

 メルギアスが魔族達の中で、どんな立場にあるのかも不明だ。より上位の魔族に命じられたり、考えが変わったりして、人族に牙を剥くかもしれない。

 今回は平和的に話し合いをしただけで別れたけれども、次は敵対することもあり得る。

 その時は応戦せざるを得ないだろう。


 トールはごく普通に、そう説明したのだが。


「ちょっと何を言っているのか分からないのですが……トール様がトール様だということを、しばらくぶりに思い出しました……」

「なんで?!」


 セレストに盛大な溜息をつかれた。


「うーん……トールだとそっちの発想になっちゃうんだね。こりゃ参ったわ」

「馬鹿は馬鹿だったか……」


 マーシェとフェンも似たようなもので、仲間達が三者三様の脱力っぷりを見せている。


 こんな反応には覚えがあった。

 大体、トールが何かやらかした場合だ。

 一番近い記憶だとーー。


「俺が農家になりたいって言った時みたいな」


 あの時もだいぶ、頭がおかしくなった扱いをされたものだが。


「……ひょっとして神殿の教義とか常識とかで、マズい感じ?」


 ようやく、そこに思い至る。


「端的に言えば、その通りです。魔族は存在を許されぬ悪しき者とされていますね」


 今度はトールが絶句する番だった。


「そういうものなのか……?」

「いえ、ですが、女神は不要な争いを戒めてもいます……」


 セレストは言いながら、眉を寄せて苦悩の表情をしている。


「……敵対的ではない魔族、というものがそもそも、全く、想定すらされていないような気がしますね」


 真面目な彼女の心中で、教義の二律背反が起きているらしい。


「思ったより厳しいものなんだな……」


 ーー確かに、魔王が存在する時の魔族は、対話できない相手だった。

 襲い掛かってくる魔族を倒さないと、人族側が何もかも奪われ、喰らい尽くされる状態にあった。

 だから戦うしかなかった。それは分かる。

 そして魔王を倒し、魔族を追い返すために勇者が必要とされ、トールが召喚された。

 それもーートールの感情的な部分は置くとしてーー理解はできる。


 だが。

 話ができて、こちらを攻撃してくる訳でもない魔族でも、許されない存在というものなのか。


『ーー我を殺さないのは、なぜだ?』


 当のメルギアスさえ、そんな口振りだったのを思い出す。


「セレストでもコレだからね。一般的な神官さんだと、まず通用しないだろうさ」

「神官に限らねえ。どいつも基本はそうだろうよ」

 マーシェとフェンも複雑そうであった。


 セレストは信仰心に篤いが、トールと三年間、行動を共にしてきた。別の言い方をすれば大いに振り回されてきたので、耐性がある方だ。

 トールがラクサ的に非常識なことを言い出しても、頭ごなしに否定せず、一旦は受け止めてくれる。神官には珍しい、セレストの大きな美点の一つだろう。

 マーシェやフェンも柔軟な思考の持ち主だからこそ、トールと付き合っていられるとも言える。


 もちろん最初から、これほど物分かりが良かった訳ではない。

 勇者パーティーが結成されてしばらくは、この手の喧嘩に事欠かなかった。

 大抵は異世界の常識を知らないトールが原因だったが、ラクサ王国人同士でも一枚岩ではなかった。

 セレストは神殿の教えに忠実過ぎて融通の効かないところがあり、フェンもまた、短気で協調性の薄い性格が災いして頻繁にトラブルを起こしていた。

 シャダルムは唯一の貴族出身で騎士であるから、他三人とは考え方が違う部分も多かった。

 仲裁に入っていたマーシェがついに切れ、荒れに荒れて大変だったこともある。

 それでも魔王を倒す使命というものがあったから、簡単に解散はできなかった。

 全員が、どうにか折り合いを付けることに成功したからこそ今がある。


 その仲間達をして容易に飲み込めないのだからーー魔族と戦わないでおく、という考えは異端中の異端なのだ。


「トール様に分かりやすく申し上げますと」

 セレストが言う。

「稲や野菜に害虫が居るのに、駆除せず置いておくようなもの、なのですが」

「説得力あって困るな、それ」

 自称農家のトールも、これは納得するしかない。

 異世界の人族にとっては、実際そういうものだったのだろう。

 数百年にわたり、断続的に続いてきた人族と魔王軍の激闘。それは「戦争」と称されてはいるが、実態は生物災害に近い。


(話し合いができるなら、害虫とは違うと思うんだけどな……)


 しかし魔族イコール悪、であったセレスト達に、いきなり考え方を変えてもらおうとするのは無謀だ。

 少なくとも時間が必要になる。


「……ちょっと様子を見てもいいかな? もし、また魔物や魔族が侵入するようなら考えるよ。これっきりとは限らないから」


 魔族領から再び魔物が迷い込む可能性について、メルギアスは否定しなかった。

 ひょっとすると魔族領で何か異常があって、魔物が出現しやすくなっているのだろうか。

 訊いておけば良かったが、後の祭りである。


「様子を見ること自体はね、そんなに悪くないとは思うんだよ。あたしは冒険者だったから、未知の相手はよく調べてから対応したいんだ」

 マーシェがテーブルに肘をつく。

 彼女は冒険者時代、状況が許す限り相手の下調べや、偵察に手を抜かなかった。魔物や魔族でも、盗賊団のような人族に対処する時もそうであった。用心深さで生き延びてきたのだ。

「仮にトールがその魔族を倒した、としてもね? 他の魔族が敵討ちだの何だの言い出して、新しい揉め事が持ち上がるかもしれないよね。見逃しておいて正解、って可能性もあるじゃないか」

「そうだよな。うん」

 トールは、少しほっとした。

「……まあ、そいつは一理あるか」

 フェンも一応は同意する。

「いずれにせよ、その魔族はもう帰ってしまったのですから……今更どうにもならないでしょうね」

 そしてセレストもーー溜息が止まらないようだが、うなずいた。


「ありがとな」

 トールは照れ臭かったが、礼を言った。


「まだ早えぞ。保留にしただけだからな。しかしお前が身分どころか、魔族と人族の差も気にしねえとは思わなかったぜ」

「あはは、確かに。フツーなら魔族を見つけて、じゃあ話し掛けてみよう! だなんて思わないもんね」

「トール様らしい、とは言えますね」


 トールだから仕方ない。

 よくある結論に落ち着いたのである。


「……褒められてるのか、それ?」


 いつも通り自覚の無い勇者であった。



✳︎✳︎✳︎



「さて、難しい話は一旦、終わりにしようか。トールは夕食がまだだろう? あたし達はとっくに済ませたけど、あんたの分は取っといたから食べちまいな」

「分かった」


 トールも大人しく、取り置いてもらった食事を取ることにした。

 パンとスープ、焼いた腸詰肉、といったメニューで、少し冷めてはいるが、ありがたくいただく。

 トールはあまり食事にうるさくない。

 いや、本当は日本人として思うところはあるのだが、言い出すときりがない。これでも、この異世界では良い方の食事なのだ。割り切って、出されたものは平らげることにしている。


 食べ終わって、城館の使用人に食器を下げてもらった後。

 遅い時間だということで、四人は一度解散し、明日の出発準備に掛かった。

 寝室は男女別のため、トールはフェンと二人で荷造りをする。

 まとめた荷物をトールの空間収納に放り込んで終了だ。女性陣の荷物は明朝に受け取ればいいだろう。

 あとは寝るだけと思っていたが、フェンがひょいと起き上がった。

「フェン、どうした?」

「オレはまだマーシェ達と話があるんだよ。ちょっと行ってくる、お前は先に寝とけ」

 フェンはドアを開けて出ていった。


「……打ち合わせかな、多分」

 勇者なのに農業をしたいと言った時と同じか、それ以上の無茶を言ってしまったらしいーー仲間達の反応を見て、トールもようやく理解した。


 最終的に、フェン達はラクサ王国人として最大限に譲歩してくれたが。

 国王をはじめ他人に分かってもらうのは、かなり難しいだろうと予想はつく。

 三人で、その対策を考えるのだろう。


(迷惑かけちゃうな……)


 心強い一方、申し訳ない気持ちもある。


 だが。

 できる限り戦いたくないというのは、紛れもなく彼の本心だ。

 ここで口にしなかったとしても、いずれ分かってしまうことである。


(俺はもう農家でいいんだけど)


 勇者はそう簡単に辞められない。

 もっと言うとお人好しの性格が邪魔をして、頼ってくる者を完全に見捨てられないのである。


『キサマは勇者なのかトールなのか、どちらだ。決めろ』


 ふとメルギアスの言葉を思い出した。

 あれだけ、すっぱりと割り切れれば楽かもしれない。

 そこまで考えて、トールは一人、苦笑をこぼした。


 ーーもう少し魔族のことを訊いてみたかったな、と思う。

 時間の制約で、十分の一どころか百分の一も質問できなかったような気がするが。


(まあ、もしまた会えても。向こうは迷惑がるだろうな)


 トールは再び苦笑いし、明かりを消した。



✳︎✳︎✳︎



『勇者よ。我等の目が届かぬからと言って、人には言えぬ戯れをしておったのか。それも魔族と』

『実に嘆かわしい。我等という者がありながら』


 仲間達と屋敷へ帰ったトールは、相変わらずな聖剣と聖鎧装(せいがいそう)に嫌味を言われていた。


『だから言い方! なんで俺が浮気したみたいな扱いを』


 しかし、迂闊に口外できないのは確かである。トールは久しぶりに彼女達のメイド姿を解除し、本体ごと異空間に収納してから、魔族のことを打ち明けた。

 その反応がこれだった。


『安定のリアクションで、ある意味では安心したよ……』


 トールは今、一人で田んぼの様子を見に来ている。

 異空間に在るイクスカリバー、イージィスとの話し合いは思念で行われており、誰かに聞かれる心配はない。


『ふむ。我等は、魔族ゆえに滅するべきとは思うておらぬぞ』

『勇者と共に魔王を討つのが我等の使命。邪魔をするなら魔族であろうが人族であろうが容赦はせん。しかし歯向かわぬのなら問題無かろう』


『魔王と魔族って、どういう関係なんだろう。王様と国民みたいなものだと思ってたけど違うのかな』


『さて、我等にとっては些末事であるからな。ありていに言えばどうでも良い。ゆえに気にしたことが無い』


 聖剣と聖鎧装もまた、人の姿を取って言葉を話せるが、人間ではなく「道具」である。考え方がまるで違う。

 魔王を倒す以外のことには、割合に無頓着だ。

 勇者たるトールには協力してくれるがーー例えば目の前で犯罪が起こっても、トールが気にしなければ、彼女達も基本的に何もしない。「放っておいて良いのか、勇者」と注意を促す程度だろう。あらゆる悪を許さない正義の味方、ではない。


『まあね、俺だって勇者って呼ばれてるけど、別に聖人君子でもないし』


 表向きは、きれいな嘘で塗り固められていても。

 実態はそんなものだ。


『とりあえず、イクスとイースにまで反対されなくてよかったよ』

『貴公の力は大きいからな。見定めたいと考えるのは当然だ。それ自体は構わん。だが、勇者よ』

『もしも魔族が敵となった時ーー汝は、友とした者を斬れるのか?』


 トールの足がぴたりと止まった。


『できぬと思うのならば、魔族を友としてはならぬぞ』

『……そうだな。うん。分かってる』


 イクスカリバーとイージィスーー彼女達はやはり、厳しい導き手であった。

 トールは自分に言い聞かせるように答え、再び歩き出す。



 トールが留守の間は、人間形態の彼女達が田んぼの面倒を見てくれた。

 夏は水田の水を切らさないようにしなければならないのだが、そのおかげか稲の成長に問題はなさそうに思える。


「そろそろ稲穂が出るかな?」


 葉だけでは意味がない。

 稲穂が出てくれないと米は取れないからだ。


『花が咲くのか?』

『咲くよ。すっごく地味だけど』


 稲の花は花びらがなく、綿毛のように白い雄しべが少し出ている程度。雌しべは、のちに実となる部分に隠れていて見えない。

 しかも短い時間しか開花せず、地球だと朝に咲いて、その日の昼過ぎには閉じてしまう。

 下手をすると咲いたかどうかも分からない。本当に目立たないのだ。


『それは花と言わぬのではないか』

『地味でも花は花だよ。咲かないと実がならない。つまり米ができないんだ』


 少々専門的な話をするとーー。

 稲は自家受粉が可能な植物である。

 つまり蝶や蜂のような虫がいなくても受粉し、実をつける。

 だから、虫を招くための美しい花びらや芳香を持たない。必要がないからだ。

 ただし花が開かないと、花粉が雌しべにつかず、受粉しない。

 いくら存在感が薄い花でも、咲いてくれないと困るのである。


 この時期になると、じいちゃんこと龍造は稲穂のための肥料をまいていた。そのくらい大事なポイントであった。


『追肥代わりに魔力が必要かな。今度やっておくか』

『ふぅむ……既にやり過ぎもやり過ぎで、逆に手遅れのような気もするがのぅ』

『ん? 何か言った?』

『いや。汝の思うようにするが良かろう』

『ここまで来たのだ、信ずる道を進むのみだな』

『二人とも言い方が不吉っていうか大袈裟っていうか。何だよもう』


 トールは脳内で文句を言いつつ、田んぼの確認を終え、来た道を戻っていく。



 聖なる武具達が発した言葉。その意味をトールが知るのは、もっと後になってからである。



✳︎✳︎✳︎



 ーー農業は「敵」の多い仕事と言える。


 のどかで牧歌的な部分もあれど、基本は生えてくる草と闘い、湧いてくる病害虫とも闘い、鳥や獣や、時に泥棒をしに来る人間をも追い払いながら作物を育てる。

 他にも天気だったり気温だったり土壌だったり、自分の努力でどうにもならない自然をも相手にしなければならない、のだが。


 トールの稲作はこれまで、雑草以外に大きな問題がなかった。


 イナサーク辺境伯領は、生き物が一度全滅した土地だからだ。

 鳥も獣もまだいない。

 虫は……蟻のような小さいものは見掛ける一方、稲につく虫はいないようだ。

 病気も然りで、稲には全くその気配もなく、強健そのものだった。


 遠慮なくばら撒かれるトールの魔力が、一種の障壁(バリア)を形成しているのもあるだろうか。

 口が悪いフェンに言わせると、


「馬鹿は風邪を引かねえって言うからな。稲も誰かさんに似たんだろうよ」


ーーということになるのだが。


 日本からやってきた稲は、この異世界における新顔でもある。

 病害虫どもも、得体の知れない来訪者(エイリアン)をどう扱っていいか分からない状態だと思われた。

 これは地球上でもそうだ。

 新奇なるものを見ると、生き物には生存本能が働く。

 襲い掛かったり食べようとしたりする前に、相手をよく観察する段階が普通はある。

 稲にもそんなボーナスタイムが生まれているだけで、そのうち病害虫も出るだろう、くらいにトールは思っていた。


 この時の彼は想像していなかったのである。

 世の中に絶対は無い、と。



 魔族の出現さえ棚上げになる異常事態が、遠い地で起こりつつあったのだ。



✳︎✳︎✳︎



 その魔物は白の女王(クイーン)と呼ばれていた。

 鷲獅子(グリフィン)白化個体(アルビノ)である。

 ラクサ王国の南、トレヴォン連合王国に古くから棲んでいた。

 何度も討伐が試みられたが、成功した者はいなかった。

 女王が獰猛かつ知恵ある魔物というのもあるが、大きな理由は強力な翼を持っていたことだ。

 人族と戦っていても不利を悟ると、飛び去って逃げてしまう。

 自在に大空を翔る女王を、誰も墜とすことができなかった。


 魔王軍の侵攻が起こった時、女王もその尖兵となって現れた。

 数多くの人族が、女王の前に斃れた。

 しかし女王も〈狂化〉のスキルに縛られ、戦い続けたことでいくつもの深い傷を負った。


 戦が終わった後、それが女王を苦しめた。

 飛ぶほどに傷は悪化し、膿んで腐った。

 けれどトレヴォンの騎士団が、冒険者が、魔法使いが、飽くことなく女王を狙い続けていた。

 女王は人族を殺し過ぎ、あちこちで恨みをかっていた。掛けられた懸賞金も高額だった。

 狩をする者はしつこく追ってきた。

 飛べば引き離すことはできるが、女王が地に降りて休んでいると、いつの間にか忍び寄ってくる。

 女王は逃げるために繰り返し飛んだ。もう戦うだけの力はなかった。

 真っ白だった身体は、次第に薄汚れていった。


 ある日、終わりが訪れた。


 よろめきながら飛行する女王の翼が、ぶちりという嫌な音と共に大きく裂けた。

 女王は弱々しい咆哮を上げ、薄明の空を墜ちていった。


 そこは、広大な湿原地帯の真ん中だった。

 女王の身体は沼地に叩きつけられ、高く水柱を上げた。

 鷲獅子(グリフィン)は既に動かなくなっていた。

 およそ百年にわたり、トレヴォンの民を脅かした女王の呆気ない最期であった。

 白い骸は自然の摂理に従って腐り落ち、死せる女王の魔力も瘴気へ変わっていった。


 やがて、トレヴォン大湿原と呼ばれるその地に、無数の魔物が生まれた。

 鷲獅子(グリフィン)ではないが、真っ白な身体と、空を舞うための(はね)を持っていた。

 彼等は母体となった骸を喰らい尽くし、周囲の他の生き物を狩っては食べ、瘴気を吸い、数をさらに増やした。


 トレヴォンの狩人達は白の女王を探し続けていたが、人族未踏の大湿原に墜ちたことは突き止められないまま日が過ぎた。

 気付いた時には遅かった。


 彼等はついに大湿原からあふれ出て、大群を成して飛び立っていた。


 時ならぬ銀河(ミルキーウェイ)を空に描いて。

米の名は…「ソルトスター」

 耐塩性に優れ、塩害発生地でも栽培できる稲発酵粗飼料向けの専用品種。茎葉収量が多い。

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