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自分以外が異世界転移。俺だけハブられた  作者: 耶麻焼野原
裏切りと消失
5/53

何なんだ

仮装か本物かわからないエルフの言い合いを理解できない故に聞き流しながら三南は違和感を覚える。


(あの速度でブッ飛んでビルの壁面に激突したら普通死ぬよな)



エルフは現状どうにもならないので自分の事を考えてみると明らかにおかしい。


見ればコンクリートが砕けて居るのに三南は痛いで済んでいる、普通なら地面に投げつけた水風船のようになるか関節が増えたり無くなったりしている筈だ。



(何か怖いんだけど……ん?)



三南が自身の異常に震えている間に論争が終わったか激化したらしく、三南に杖を向ける若いエルフと若いエルフに杖を向ける年上のエルフと




三南から見た正面にある見る影もなく破壊されたアパートだった残骸の上に立つエルフ


「∞∈!?」

「∞∈∆√!?」



次の瞬間には飛び上がった第3のエルフは問答無用で2人のエルフに杖を向けて逆さの竜巻を叩きつけていた。


(…………………)


襲撃者エルフと襲撃者を宥めるエルフと宥めるエルフ諸共襲撃者エルフを地に伏せさせる女性エルフ。


この状況を3分そこそこで見せつけられた三南は、もはや思考を放棄したように上を見つめる。


訳がわからないが三度目の何かがあったら嫌だから警戒しているのかもしれない。


ただ状況がまた動くまで飛んでいるカラスに注目して精神の安定を図って居たいのかもしれない。


どちらにしろ三南は言いたかった。


何なんだ。

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