ぐだぐだ2
「食事や洗濯も問題無し、衛生面も良好。 上下水道に電線の設置……これで戦争の準備に以降できるか」
最初の時期は炊き出しや引っこ抜いて来たコインランドリーを使用したりもしていたが、今は一家族で完結しエネルギー問題と衛生問題も片付いている。
これからが本格的な戦争への準備だ。
「先ずは戦闘機を実際に飛ばしての迎撃訓練だが……魔法ありなら従来の10倍の速度を想定するか……いやダンジョンが先だな」
「お前の想定通りにいくなら、神樹の情報にあった仮称ダンジョン核を育てた上でコッチに投げつけてくるか……内部に溜め込まれた存在力で一気に根を張るだろうなぁ、面倒くせぇが偽神ならやるな」
「ああ、異人と人間は必ず神樹の跡地を調べる。 だから高い可能性でやってくるだろうな、参謀達も同じ意見だ」
ダンジョンには核と言える星のエネルギーを吸い上げる箇所があり、ソレを抱え込み圧縮して封印したと神樹の発言から分かった。
そして異人及び人間は興味を持った物を調べない等という選択はしない、必ず移動させ起動し利用すると三南は確信している。
だが三南も黒歴史から学び、参謀本部という種族を問わない戦略立案をする組織を立ち上げ意見交換を頻繁にしている。
なので嬉々として立案や編制を投げた三南はかなり身軽になっている、だからこうしてキリュウと喋っていられる。
「三南もダンジョン攻略参加しろよ? 実力的には問題ねぇし精神的にも色々やってっから大丈夫だろ」
「確かに屠殺とか害獣駆除とかはやったが、そんなの気休めだろうに……そういえば俺の存在力の凡その数値ってどの位なんだ?」
「唐突だな、まぁ大体5000万ぐらいだ。 三南の爺さんが加護を与えたのと三南が元から1000万ぐらいの存在力を持ってたのと、まぁ地球が無茶して拡張したからなぁ、だからアナの5倍だ。 スゲェぞ三南、かっくいー!」
「黙れ10億。 しかし後ろに置いとくには面倒な数値だな……はぁ、じゃあ精神面で足手まといにならないように頑張るか」
「まぁ出力がデカいと便利だからな、お前から即座に補填されるが出力が小せぇと大規模攻撃はムズいわな。」
「補填絞れないか? アナが補填早い事を利用して弾幕張ってくるんだよ、トリガーハッピーみたいな事になってる。 アナの側近達は甘やかすだけで役に立たん、キリュウがやれ」
「嫌だ。 あの側近達の甘やかし具合は筋金入りだぞ、アナが8歳なのにデカいのはアイツ等が食い物を無制限に食わせたからだ。 宝玉抱えてっから成長は早い方がいいんだが……正直近づきたくねぇ」
グダグダと喋り倒しているが決定したのはダンジョン攻略への三南の参戦、三南の存在力の凡その数値、そしてアナの成長理由と側近の問題。
その後側近問題のなすり付け合いが続いたが、最終的に戦闘力は高いほうがいいという問題の棚上げをして終わった。




