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ある1人の科学者が湖に映し出された。

そう科学者は何かを作っているようだった。

「もうすぐだ……もうすぐ完成する。この研究が上手くいけば私には多くの賞賛が集まる……。」

そして科学者が作っていた物が完成した。

その科学者が作っていた物は多くの人々の生活を豊かにした。

そして湖に別の映像が映し出された。

その映像は科学者が完成させた物を作る工場から海へと油のような物が流されている映像だった。

するとまた湖の映像が切り替わり、次は宇宙から地球を見た時の視点に切り替わった。

その光景は時が過ぎていく中の地球が映し出されたものだった。

そしてその映像から分かるものはかつて緑に溢れていた場所からだんだんと緑が消えていき荒廃して更地になっていく姿だった。

するとどこからともなく声が聞こえてきた。

「このままではダメか、仕方ない。この者に任せる事にしよう。」

するとどこからともなく緑色をしたクリスタルが現われて地球に向かって落ちていっていた。

クリスタルが映し出されるとクリスタルは何か言葉を話しているようだった。

「モウスグアノバショニツク……ワタシノヤクメハアノバショヲニンゲンタチノテカラマモルコトダ……ソレガデキレバカミモヨロコバレルコトダロウ……。」

するとクリスタルが地球に落ちていく様子が映し出された後湖から映像が消えた。

映像が消えた後少し悲しそうな顔をしたクララがレイド達の方を見て言った。

「信じられないかもしれませんがこれが真実なのです……ノートを地球に授けたのは他でもありません……神なのです。」

するとレイドは困惑しているのか少し声を荒げながら言った。

「……そんな……じゃあ俺達にどうしろって言うんた⁉︎このまま大人しくノートにやられろとでも言うのか⁉︎」

するとクララは首を横に振って言った。

「いいえ……そうではありません。私やあなた達もまた神の使いの者なのです。私もはっきりと神の意志が分かる訳ではありませんが神はきっとこう考えておられると思っています。人は痛みを伴わない時を過ごしている時本当の意味で周りの事を考える事が出来ない。ですから神はノートというものを地球に落として私やあなた方精霊の使い手達の事を再認識させ、新たな一歩を踏み出して欲しいとそう考えておられるのではないでしょうか?」

「……。」

クララの問いかけにレイド達は簡単に答える事が出来なかった。

するとクララが軽く微笑んで話を続けた。

「突然こんな事を聞けば驚くかもしれませんね。でもあなた方がそれでも先に進もうと考えるなら次の話に映らなければなりません。時間はありますので皆さんの心の準備が出来たら教えて下さい。」

クララはそう言うと黙ってレイド達の方を見ていたので、レイドがクララの代わりにマリー達に聞いた。

「……おい、どうするんだ⁉︎お前達がどう考えているかは知らないが俺はやるぞ。もうこんなに長い時間待たされたんだ……これ以上待たされてたまるかよ。」

するとマリーが間髪入れずにレイドの質問に答えた。

「……そうね……私も同じ意見よ。私もノートは何が何でも止めなくちゃいけないと思っているわ。さっきの話を見て少し驚いたけどやる事は何も変わらないもの。一緒に頑張りましょう。」

マリーがそう言うとエイルが続けてすぐにレイドが言った質問に答えた。

「……私もやります!私だって皆さんの力になれるかもしれない……一緒にやらせて下さい!」

ゼックスは黙っていたが皆の意見が揃うと自分の考えを言った。

「……ああ、俺も同じだ。俺も仲間の事を助けなくちゃいけないからな。皆意見は同じみたいだな。それで?これからどうするんだ?」

すると話を聞いていたクララがニッコリ微笑むとゼックスが聞いた事に対して説明し出した。

「……そうですね……そこから先は私が答えた方が良いでしょう。皆さんにはまだ説明しなければならない事がありますし……それでも皆さんが私と同じ考えだった事が嬉しいです。感謝します。」

クララは軽く会釈した後また話を続けた。

「それでここから先は皆さんにノートを倒す為に必要なものを見て欲しいと思います。準備は良いでしょうか?」

「ああ、分かった。それで見て欲しいものってのはどんなものなんだ?さっきと同じように湖を見ていれば良いのか?」

「ええ……見れば分かると思います。良いですか?湖の映像を見ながら説明するのでしっかり付いて来て下さいね。」

「ああ、分かった……。」

するとクララは湖の方に向かって何やらまた呪文のようなものを唱え出した。

クララが呪文を唱えると湖に4人の人々がマナサ光景の山頂にいる光景が映し出された。

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