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アピールポイント

天界からやって来たノートから地上にいる人々を救う為に精霊の使い手達が立ち上がっていく物語。

精霊の使い手達はノートを封印する為にそれぞれの精霊を仲間にする為に精霊の試練を受けなければならないが、その精霊の試練を通して精霊の使い手達が自分の苦手な事を克服して人としてどう成長していくかの過程に注目して見て欲しいです。その試練では彼等の過去に関わる事を克服する為に乗り越えなければいけない事が描かれていたり、また彼等の性格的な部分で不足している部分を克服する為に用意されている試練を精霊の使い手達がどう乗り越えていくかが描かれています。


あらすじ

神は地上の現状を嘆いていた。

そして神は人間達に現状を分からせる為に地上にある1つの物を落としていった。

その物の名前はノート。

緑色に輝くクリスタルのノートは人々を怪物の姿へと変えていき、地上にいる人間達を恐怖に陥れていった。

しかしノートの恐怖から人々を救う者達もまた存在していた。

彼等は精霊の使い手達と呼ばれ4人の精霊の使い手達が集まった時天界へと続く道がひらかれ、天界に本体があるノートを封印する事が出来るという。


ある日ノートが封印されているエポルタ修道院からノートが盗まれた時から物語は始まる。

ノートは盗んだ人間の身体を手に入れると再び人間達を怪物の姿へと変える為に動き出した。

そんな中巻き込まれるように精霊の使い手達もまた、ノートを封印する為に集まっていくのであった。

彼等がノートを封印する為には精霊の試練を受けて精霊を仲間にし、天界へと続くマナサ高原の山頂へとー向かわなければならなかった。

精霊の試練を受けて精霊を仲間にしていく精霊の使い手達。

そして、精霊の使い手達が天界へと辿り着くと驚くべき事実が精霊の使い手達を待っていた。

果たして精霊の使い手達は無事ノートを封印し地上にいる人々を救う事が出来るのだろうか?


世界観設定


地名


エポルタ修道院

ノートを管理する為にマリーによって作られた。人々がノートの力を恐れている事もあって世界中の人々からこの場所に住む者には多くの尊敬が集められている。ノートの力を抑え込む事が出来る風の精霊の使い手のエイルもこの場所で暮らしている。エポルタ修道院はかつては存在していなかったがエポルタ修道院が出来上がった背景にはエイルとエイルの母親のエミーが関係している。人里離れた高い崖の上に位置している。


ミッドガルド

世界の中心でもあり文明が最も発達している。ミッドガルドには世界中から多くの人々や様々な文化が集まって、人々の手によって巨大な要塞都市が作られている。ミッドガルドには上と下に2つの町がある。上の町には普通の人々が住んでいて町の最上部には世界を司る中央政府が存在している。下の町は文化も発達しておらず町の中も荒廃していて、他の場所には住めないような訳ありの人々が暮らしている。上の町と下の町を行き来する事は元来禁じられていて、上の町の人々は下の町の人々を蔑んでいる。


デトワール

かつて大きな繁栄を誇ったが敵対国のルヴァン王国によって滅ぼされてしまう。ロートとリオーネはこの国のかつての王子と王女でゼックスは兵士だった。現在は廃墟と化しており、ロートの体を乗っ取ったノートがアジトとして使っている。


ルヴァン王国

高度な科学の力によって国を大きく繁栄させてきた。敵対国のルヴァン王国を滅ぼす。ルヴァン王国を滅ぼした際に王女であるリオーネを連れ去り今も地下牢に閉じ込めている。


アコラ

陸地から遠く離れた海の上に浮かぶ巨大な海上都市。水の守り人と呼ばれる人々が住んでいて水の精霊の使い手は代々この一族を支配している。水の精霊の使い手のレイラもこの町に住んでいて、アコラの中には水の精霊が暮らしている水の洞窟がある。水の洞窟では精霊を仲間にする為にレイラが試練を受ける事になる。


ドグール

土の精霊の一族によって作られた森の中にそびえたつ王国。王国の周りは木や植物に覆われていて土の精霊の使い手によって高い城壁が作られている。その高い城壁を登って王国の中に入る事はほとんど不可能で外敵からドグールで暮らす人々を守っている。王国の近くには土の精霊が暮らしている土のほこらがある。


火の洞窟

火山の中にある。火の洞窟の中には火の精霊であるサラマンダーが住んでいる。


真っ暗で何も無い空間

エイルが風の試練をうける為にシルフによって連れて行かれる場所。シルフはその場所にエイルを連れて行くとき竜巻に乗せてエイルを運ぶのでどこにあるのかよく分からない。その場所は他は真っ暗で何も無いが一ヶ所だけ光っている場所がある。


マナサ高原

精霊の使い手達が精霊を全て集めて山頂の登ると天界へと行く事が出来ると言われている巨大な山。北の方角に位置しているのでマナサ高原全体が雪で覆われている。マナサ高原の山道を登りきり向かいの方向へ降りて行くと古くから言い伝えらられているビブレストが見えてくる。


ビブレスト

マナサ高原を登りきった者だけが辿り着ける場所。マナサ高原から少し離れた場所に位置し町のようになっている。しかし、精霊の使い手でない者がその町の中に足を踏み入れると突然辺りを蜃気楼のようなものが覆い町は姿を消してしまう。


天界

天使や人間の言葉を話す動物達が暮らしている。普段は天界では争い事は決して起こらないがノートの力で堕天使達が天界へとやって来て争い事が起こるようになっている。人間が死んだ後行き着く場所でもある。


ノートの特徴

ノートは神によって作られた物質で普段は緑色のクリスタルの姿をしていて動けないが人間の体の中に入ると自由に動けるようになる。また、人間の姿になったノートが人に触れると皆同じ姿の怪物になり、その姿は普通の人間と比べると一回りも二回りも大きく灰色の姿をしている。堕天使達は普段天界の中に入る事は出来ないがノートの力で堕天使達を天界の中に入れるという力を持っている。ノートは神が自然を省みない人間達を戒める為に作り出された。


精霊の試練

精霊の使い手達が精霊を手に入れる為に乗り越えなければならない試練。精霊の試練は試練を受ける精霊の使い手が最も苦手としている事を乗り越える事が出来るかどうかが試される。


火の試練

火の精霊の使い手レイドが火の精霊サラマンダーを仲間にする為に受ける試練。レイドは精霊の使い手でありながらノートに触れた事によって200年もの時間を同じ姿で生きてきた。その200年の時間で周りが変化していく姿を見ながら怒りの感情に支配されるようになっていった。火の試練ではレイドがその怒りを克服出来るかどうかが試される。火の試練でレイドはかつての自らの弟子のゾイと再会する事になる。レイドがゾイと再び対峙した時、昔は相手にならなかったレイドとゾイとの力の差が長い年月がその力関係を逆転させていた。ゾイはレイドに勝つ事は出来たがノートの力によって死ななくなってしまったレイドを殺す事は出来なかった。そしてゾイはかつての師のレイドの願いを叶えるべく1年後に再会する事を約束してその場を去っていった。レイドがゾイに勝つ為には怒りの感情を捨てて自らの剣にだけ向き合う事が出来るかどうかが試される。果たしてレイドは怒りの感情から解放されて本来の感情を取り戻しゾイを倒す事が出来るのだろうか?


水の試練

水の精霊の使い手レイラが水の精霊ウンディーネを仲間にする為に受ける試練。普段はアコラを治める水の精霊の使い手として人々の尊敬を集めているレイラ。そんなレイラが本当に必要な目的の為なら普段気にしすぎている人の目を気にする事なく行動出来るかどうかが試される。普段人々から酷い扱いを受けた事等無いレイラに水の試練の中の人々は常に酷い仕打ちばかりしてくる。いつもわがままばかりする事が許されているレイラが厳しい現実を受け止めて周りを気にする事なく水の洞窟を見つける事が出来た時に水の試練は達成される。果たしてレイラは自分を見失う事なく無事試練を乗り越える事が出来るのだろうか?


土の試練

土の精霊の使い手ジェンドが土の精霊ノームを仲間にする為に受ける試練。土の精霊の使い手のジェンドはいつもいい加減な事ばかりしていてどんな事態になっても真剣に物事に取り組む事が出来ないでいた。ジェンドは自らが住む国のドグールがノートに襲われた時でさえ自分以外の事が考えられないでいた。そんな無情なジェンドに土の試練が襲いかかる。土の試練の中ではジェンドの頭で考えている事が周りの人間に分かってしまうというものだった。口に出していない事が周りの人間に見破られジェンドはだんだん疑心暗鬼になっていった。そんな時ジェンドは土の試練の中でドグール王からジェンドの母親を助ける為に病気を治す事が出来る薬草を探して来て欲しいと頼まれる。最愛の母親の危機を前にしてもなおジェンドは無情なままなのか?ジェンドは薬草を探し出して無事試練を乗り越える事が出来るのだろうか?


風の試練

風の精霊の使い手エイルが風の精霊のシルフを仲間にする為に受ける試練。かつて幼い頃、自らを人質に取られたせいで母をマリーの言いなりにしてしまった過去を持つエイル。そして母を失った後、頼るものが無くなってしまったエイルは今度はマリーを頼るようになってしまいマリーの言いなりになっていた。エイルは母が自分のせいでマリーの言いなりになっていた事を知らなかったが、この風の試練の中で真実を知る事になる。そしてエイルは風の試練の中でシルフの中に残された母のメッセージを受け取る事になる。そのメッセージの中身はマリーから解放されて自由になりなさいというものだった。エイルが自らの意思でマリーから解放される事が出来た時風の試練を乗り越えた事になる。果たしてエイルは誰かに頼る事無く自立出来るようになり、無事風の試練を乗り越える事が出来るのだろうか?


登場人物紹介


レイド

火の精霊の使い手。かつて大きな力を手に入れる為にノートを手に入れようと試みたが、ノートに触れた瞬間意識を失ってしまう。しかし精霊の使い手であった為か、普通の人間ならばノートに触れると怪物の姿へと変わってしまうが、唯一ノートに触れても人間の姿のままいる事が出来た。しかし、その代償はあまりにも大きかった。レイドは怪物へと姿が変わらない代わりに年も取らず自らの姿か全く変わらないようになってしまった。レイドは自分の身体を元に戻す為、ノートを見つける為の旅に出たがノートが見つかる事は無かった。それから200年の時が過ぎ物語は再び動き出した。ノートが修道院から盗まれた事によって地上にいる人々が怪物の姿へと変えられていき、精霊の使い手達がノートを封印する為に集まり出した。果たしてレイドはノートを封印して元の姿に戻る事が出来るのだろうか?


エイル

風の精霊の使い手。12歳位の少女。風の精霊の力を使ってノートの力を唯一抑え込む事が出来る人物。エイルは小さな頃エポルタ修道院に連れてこられ、以来エポルタ修道院でノートを抑え込む為に日々を過ごしていた。やがてノートが盗まれた事によってエイルは修道院から出る事になるが、精霊を仲間にする為の試練を受ける事によってエイルには驚くべき過去がある事が分かっていく。エイルはその過去を乗り越え、他の精霊の使い手達と一緒にノートを封印して地上にいる人々を救う事が出来るのだろうか?


レイラ

水の精霊の使い手。とても美しい姿をした女性。アコラという水上都市に住んでいる。アコラの人々は水の守り人と呼ばれ、代々水の精霊の使い手がアコラを支配する存在だった。そのせいもあってかレイラは高飛車で自分の事を特別だと考える言動が目立っていた。しかしノートが復活した事によってレイラは精霊を仲間にする為に試練を受けなければいけなくなり、レイラには1番耐えがたいと思われる試練を乗り越えなければならなくなった。果たしてレイラは無事試練を乗り越えて他の精霊の使い手達と一緒にノートを封印する事が出来るのだろうか?


ジェンド

土の精霊の使い手。太った体をした怠け者の性格をした青年。森の中にあるドグールという国の王子。ジェンドはどんなに大変な事が起こっても怠け者の性格が災いして行動に移す事が出来ないでいた。しかし、ある時ドグールにノートが現れて城の人々を怪物の姿へと変えていった。ドグールの人々はあっという間に怪物へと変えられていったがジェンドだけはノートから逃がそうとした。そしてジェンドはノートに追い詰められて土の精霊がいるほこらの前へと辿り着いた。果たしてジェンドは無事試練を乗り越えて精霊を仲間にする事が出来るのだろうか?そしてノートを封印して無事城の人々を元の姿へと戻す事が出来るのだろうか?


シルフ

風の精霊。ヤンチャな性格だが思いやりも強い。エイルの現状を見ていつもエイルの事を心配している。


ウンディーネ

水の精霊。いつも冷静でとても礼儀正しい性格をしている。レイラの性格を心配してレイラに良くなって欲しいと思っている。


ノーム

土の精霊。とても硬派な性格をしている。ジェンドの事を思ってジェンドに試練を課すが、ジェンドが言い訳ばかりするので半ば呆れてしまっている。しかし、ジェンドには本当に良くなって欲しいと思っているので何度もジェンドに言って聞かせようとしている。


サラマンダー

火の精霊。長い間同じ姿で生きているレイドの事をとても心配していて元の姿に戻してあげたいと思っている。しかし、レイドがサラマンダーの元を訪れる事は無く200年の時が過ぎてしまった。そして精霊の使い手達が集まり出した事によって他の精霊達を通じてようやくレイドと会う事が出来るようになった。


クララ

美しい姿をした少女。天界に辿り着く為に行かなければいけないと言われているビブレストと呼ばれる場所にいる。精霊の使い手達と一緒に地上と天界を繋ぐ事が出来る唯一の存在。


アンジー

レイド達が天界に辿り着いた時に初めて出会った天使。天界でレイド達を案内し、一緒にノートを封印する為に戦ってくれる。


ロート

ノートをエポルタ修道院から盗み出した男のうちの1人。かつてはデトワールという王国の王子だったが敵国によってデトワールは滅ぼされ、その時に妹を敵国に連れ去られてしまう。以来妹を助け出す為に様々な方法を考え、最終的にエポルタ修道院からノートを盗み出すという行動に至ったがノートに体を奪われてしまう。


ゼックス

ロートと一緒にノートを盗んだ男の1人。かつてはデトワール王国の兵士の1人だったがデトワール王国が滅んでからはロートと一緒に行動していた。しかし、ロートがノートに体を奪われてからはロートを助け出す方法を探し出す為に色々な場所を旅していた。そしてレイドと出会った事によってレイド達と一緒に旅をするようになる。


リオーネ

かつてのデトワール王国の王女。敵国に連れ去られてからは牢の中で暮らし続けていた。しかし、ロートがノートに体を奪われた事によって敵国から助け出された。しかし、ノートはロートに言う事を聞かせる為に再びリオーネを牢の中に閉じ込めてしまうが……?


マリー

エポルタ修道院の修道院長。エイルやエミーを使ってエポルタ修道院を作り上げた。かつてはミッドガルドの下の町で暮らしていた事もあり荒んだ生活を送っていたが風の精霊の使い手を意のままに操る事によって大きな力を手に入れる。


エミー

エイルの母親。マリーにエイルを連れ去られてしまった事からマリーの言いなりになっていた。その関係はエミーが死ぬまで続く事になり風の精霊の力を使ってエポルタ修道院でノートの力を抑え込み続けていた。死ぬ前にシルフにメッセージを残しエイルが風の試練を受けた時に再び目にする事になる。


ダヴィー

ミッドガルドの中央政府の司令官。マリーとはエポルタ修道院を作り上げた時からの関係でマリーと協力して現在の地位まで登り詰めた。


ゾイ

レイドの弟子。かつて孤児のときある組織によって奴隷として売り飛ばされようとしていた時その組織に偶然いたレイドによって助け出され、以来独り立ちする年齢になるまでレイドによって育て上げられる。レイドの下から離れて行く時は剣術の腕はレイドにまるで歯が立たなかったが、50年後レイドが火の試練を受けて再会した時は老人の姿になってはいるが名の知れた剣術の達人になっている。火の試練の中で再びレイドと戦う事になる。


天使

レイド達が天界へ行った時に出会う。ノートの本体を持った堕天使達を倒す為にレイド達と一緒に戦う。


堕天使

ノートの力で天界へと侵入し、ノートの力を使って天界と地上の両方の支配を目論む。普段は天界へ入る事は決して出来ないがノートの力を手に入れる事によって天界へと入る事が出来るようになる。


ノート

神が地上に落とした緑色のクリスタル。ノートは人々を怪物の姿へと変えていったがそこには驚くべき目的があった。ノートが再び封印された時人々はノートが地上に落とされた本当の意味を知る事になる。




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