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死んだ君と明日会う  作者: おもむき あじ
1/1

冷笑

僕はなるべくあかりさんのことを思い出すようにしている。それがあかりさんのためになると思っているし、実際に目の前の彼の表情をみるとためになっていると思う。僕の頭の中に思い浮かぶあかりさんはいつも宇宙服ですぐにアルマゲドンを連想する。だいたいそれでアルマゲドンを見たくなって、レンタルショップに駆け込み、目的を済ましたあとショップのはす向かいにあるマクドナルドでシェイクとポテトを買って帰宅する。見てる間はずっとあかりさんのことを思い出していて、だからアルマゲドンの内容は相変わらず外人の男性が宇宙服を着るというところ以外頭に入ってきていない。隣に居る彼が言うにはDVDを買えというのだけど、僕はあまりその意見に気乗りしないので今のところ実行していないし実行する予定もない。彼はいつもそれを理由に機嫌を悪くするのだけど、この件以外で彼の言うことに反発したことはないのだからこれぐらい許してほしい。まあ、普段忠実すぎるがゆえの不満なのかもだけど。


あかりさんはへんな人だった。僕は彼や義父から常識がない扱いを受けていて、実際自分もその自覚があって、要するに僕は証明付きの常識無しなのだけれど、その僕がみてもあかりさんはへんな人だった。この話を前に隣人のみゆさんに話したら「つまりそれはあかりさんが常識人だったってことだ!」と言われてしまい、そう言われてしまうとそう思えるのだけれど、でもやっぱりあかりさんはへんな人だったと僕は思ってる。


例えば僕が「火星は火、水星は水、木星は木製で木、じゃあ冥王星は?」という質問をあかりさんに聞いたところ「火星は火照ってる、水星は濡れてる、木星は玩具を示してる、つまりセッ○スだな!」と解答でも共感でもないただただ男子中学生のノリを満遍の笑みでぶっかけてくるだけという、下駄箱の匂いを思い出す対応が帰ってきただけだったとか、僕が常に行動履のかかとを踏んで歩いていることを義母に咎められているとなりで、あかりさんは裸足で颯爽と歩いていき「生物はみな、もともとは一つの細胞からできた家族だ。家族というのは子を無償で愛すものだ。争いは美しくない。」と的から右に10キロメートルはずした言葉を投げかけてきたとか。あかりさんは3年前にSaNaの国際宇宙ステーション内で死んだはずなのに未だ死体が発見されてないとか。あかりさんは常識人ではありえないような数々の逸話を残してきた。

まだ続き書くです!彼女が男友達と川行ってて、誘われてるんだけど嫉妬しそうって理由と寝坊したってことですっぽかしてニートしてる時に思いつきで書いたお(^O^)

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