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誇りを持って生きよう!  作者: kucheat_love
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3 誇りを持って後輩!

「入部希望......?」

言葉の意味を理解するのにしばらくかかった。その間あの高1は僕の方をずっとみていた。

今は18時20分くらいだから今やっても時間がないが、こんな俺のタイプな子とマンツーマンで

説明ができるなんて素晴らしい。なんという偶然だろうか。


俺は段ボールを一緒に直しつつ聞いた

「なんでここに隠れてたの?」

女の子は困ったようにしたがその内

「なんというか雰囲気があって、、、怖くて、、、」

と言葉を終える。まぁ、あんな個性のある男子高校生4人がわいわいやっていたら

入りにくいだろう。

「でも、段ボール倒したのはわざとじゃなくて.....ちゃんと声をかけようとはしたんですが.....

ぶつかっちゃって......」

正直もうちょっとはっきりしゃべれよ、という怒りが沸いてくる。

段ボールを直し終えるともう一度狭い部室に入ってソファの所まで呼んだ。

僕と女の子が向かいあって座ると結城が作った見学案内マニュアルみたいなのを呼んだ。

「えーと、貴女の名前はなんですか?」

「千都槇です。えっとぉ、千の都でせんとで木を書いて眞っていう字を書いて千都槇....」

「なぜこの部活に興味を持ったのですか?」

「ゲームが兄の影響で好きで、おかげで他の女の子たちと趣味が合わなくて、そのぉ...」

友達が居なくなったまでは予想がついた。

次の質問はゲームをやったことがありますか?というものだったので不毛とその質問を

飛ばした。

「なんのゲームが好きですか?」

「色々やりますけど.....」

それじゃわかんねぇよ。こいつタイプだから怒りは抑えれたけど

違ったら帰れ、って言ってただろう。

「我がゲーム部は、制作ではなくゲームのプレイングが主です。ご存知ですか?」

「はい」

と答えた。正直聞く必要があるのは最初と最後の質問だけでいい。

沈黙が訪れると、次は千都が口を開いた。

「さっきなんでカップまで聞いたんですか?勢いで答えちゃいましたけど......」

え、その質問は無しだろ。僕はさっさとゲームの腕前テストをして話題を変えようと思い、

「ゲームの腕前を見るのでテストをします。あそこの椅子に座って下さい」

と言った。千都はさっきの質問がなかったかのようにおとなしく椅子に座り

僕の指示を待った。それからなにも言葉を交わすことなく、ゲームが始まった。


小さな体つきからは想像できない程のマウス裁き、目も盛んに動いていた。

それからゲームに集中してなにも言葉を交わさないこと約25分ぐらいにゲームのマッチが終わった。

30人中4位......。28/8だった。

なかなか強い。

「終わりました」

と言った。さっきまでなかった言葉の覇気がこの言葉だけには付いていた。

ゲームすると人が変わるってどっかのカードゲームの主人公かよ。

「あ、ありがとう。今日はもう遅いし帰ろうか.....」

と僕が言う。

「あの、明日も来てもいいですか......?」

といってきた。

「是非、是非来てください。皆喜びます。マウスとか自分の持ってきていいですよ」

ついつい敬語になってしまった。それから、僕は部屋の戸締まりを確認し、ゲームの電源も全部きってから

一緒に部屋をでた。そのとき千都が、

「先輩はなんて名前ですか.......あとその......ロリコン、、なんですか......?」

と聞いてきた。え、一番悩んでるタブーの部分を当てられた。僕は慌てて

「境修だ。ロリコン!?.....なんのことだ。何故そんなことがいえる!」

と返した。図星だ、みたいな顔をされた。

「胸の大きさ、、、悩んでるんですよ......」

と言われた。

「僕だって!ロリコンなこと悩んでるだよっ」

と返した。

弱味を知り合って40分ぐらいの後輩に握られるとは......。

誰にも話したことなかったのに!くそ!


夜道は危ないということで、まだ若干明るかったものの帰り道はあいつの家まで付き添ってやった。

電車で2つ駅を通過し、住宅街のなかにあるアパートで独り暮らし、俺も家族が色々だったりで

独り暮らしだったので親近感がわいた。

家に帰って考えていたが、あまりあの子には欲求がわかない。やはり高校生だからだろうか。

自分でも把握しきれてなかったロリコンの秘めたる部分を探し当てたのである。

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