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東方白狐録  作者: 白狐さぐじ
第1章 神話時代
3/6

第03話 「神と神の酒持って対談」

あ・・・はい、本編をドーゾ



 この街の中で一番大きな建物。見た目は、超高層階ビル。

 中に居る大きな気配は、三人ほど。



 私は中に入り、一番上に向かう。

 一番上の階の一番大きな部屋に入る。

 やはり大きな気配は此処だと確信した。

 中には、男女三人ほど居た。

 一人目は、知らない男性。

 二人目は、スサノオ。

 三人目は、面白い色の服を着た女性。

 まず始めに私に気付き近寄って来たのは、一人目の男性。


「ようこそ、宇迦之御魂神(ウカノミタマノカミ)様。私はこの都市の代表者、月読命(つくよみ)と申します。どうぞよろしく」


「様とか付けなくて良いよ。私は、ミクラ。生まれつき目が赤くて毛が白い妖狐だよ。今は、穀物の神。よろしく」


「次は、スサノオだな」


「儂の事は、大体知ってるだろミクラ?」


「なんだ二人共知り合いだったんだな。スサノオ先にそれを言えよな。じゃあ、次は八意(やごころ) ××だな」


「あら、もう私かしら。私は八意(やごころ) ××。知識は豊富よ。今は医者をやってるわ。よろしくねミクラ」


「改めてミクラよろしく。そして私達の都市へようこそ」


 そんな感じで挨拶と自己紹介をした。



 その後は、四人だけの宴?をした。

 酒を飲んだりしたが、皆は酒に弱くて、いや私が強すぎるのかな?最後には一人酒になってしまった。

『一人で月見酒とは寂しい』

 ちびちびと飲み月を見ながら、そう思った。

 スサノオと月読命のイビキが五月蝿い…。




 屋上に出てまた酒を飲んでいると、後ろから声が聞こえた。


「まだ飲んでるのかしら。背は小さいのに大酒飲みね」


「ん、××だっけ?まあ、お酒を飲んでも私は酔わないからね」


「そうだったの。それより、貴女って不老不死でしょ」


「何でそんなことを?」


「貴女からは、生きてる死んでる雰囲気が感じられない。(あと、穢れが多いわね…)」


「合ってるよ。私は、不老不死。能力が原因だけどね」


「能力?そういえば貴女の能力を聞いてなかったわね」


「あれ、そうだっけ?私の神様のの能力は『自然を司る能力』、妖怪は『ありとあらゆる理を操る程度の能力』だよ。不老不死の原因の方は、神様の能力」


「妖怪の方は、危険そうね。私の能力は『ありとあらゆる薬を作る程度の能力』よ。と言っても、今は研究が多いわね。って、まだ飲んでるの!?」


「うん、私は酔わないからね。酔いたくても、この酒じゃ酔えないの。…ん、スサノオが起きたみたい」と言うと、私の目の前は波紋し始め歪む。

 見た目は水のような物

 私は××を手招きして、その波紋の中に入った。





 (あいだ)の空間は無くしてあるので、入ると直ぐにスサノオ達の居る部屋に出た。

 スサノオ達は、目の前『変なもの』から私達が出てきたため驚いていた。

 ××は、私の造りだした空間の入口に驚いていた。

 月読命が質問してきたので、私の能力を言い、私の能力で今出来る事を説明した。




 その後は、皆で話を少ししてから私は私の神社に帰った。

 今はひさしぶりに狐に戻り、座って居るところ。

 私の尻尾は、9本。

 前より少し大きくなった気がする。

『妖力も多くなったせいかな』と、思いつつ眠りついた。


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