まだ魔王城に居ますよ!
今回は僕、聖剣リルハがお送りします! 顔文字は(作者が)疲れるので今回はやりません!
僕たちはまだ魔王城の玉座前に居ます。行こう! と言ったはいいけど、まだ準備できてなかったんです。
突然、ノエルさんが空中を見つめながら呟きました。
「……なんであたしは……あの時お前を抜いてしまったんだろうな」
「……僕に言われても」
過去にはもう……戻れないんですよ。
「……って、何シリアス感出してんの?」
「出してないですよ。てかノエルさん今心読みましたよね!?」
ノエルさんたまに心読むんだよな。
「あたしたちが城を空けている間、ファルさんとルミカさんが魔王代理になってくれるってさ」
「元魔王が魔王代理するんですか」
……あ、意味が分からない方は短編を読んでみてください!
「お前、何宣伝してるんだ」
意味が分からんでもいいと言う方は、本編を引き続きお楽しみください!
「おい無視すんなコラ」
「痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い」
ノエルさんっ! 髪を引っ張るのは止めて下さいっ! また心読みましたよね!
……あ、僕は今人型です。
「……今考えると、あたしたちがまだ契約解消出来てないのも、あの二人のせいだな」
「……確かにそうですね。ノエルさんが1773代魔王になったのも、元は契約解く為でしたもんね」
……あ、意味が分からない方は短編を(略)
「だからそうゆうこと言うのやめろ」
「じゃあノエルさんも髪引っ張るの止めて下さいよ! 痛いんですよコレ」
「知るか」
そうだった。ノエルさんはこういう人だった。
「とにかく、あたしたちの契約を解きに行くよ。まずは城下で情報収集しよう」
こうして僕とノエルさんは契約を解く旅に(やっと)出ました。