第4話 「カードゲームの世界。『闇と光の世界地図』」
『闇と光の世界地図』。超能力変換型戦闘カードゲームアニメ。
地球から遠く離れた惑星、『ニセイブ』を舞台に、「自分の地位」「金」「自分のカード」そして
『自分の命』を賭けて、連日
『カードゲーム』が行われる世界。
小説が大ヒットし、アニメ化が決定されたのが去年の今頃。
まずは軽く、設定を説明しよう。
『ニセイブ』では、カードゲームが全て。そのカードゲーム、通称「能力」
主人公は、双子の少年。『竜』と『鷹』。まず初めに、《お互いにどちらの国が先に相手の国を潰すか》という勝負を実現させる為に、この世界『ニセイブ』を半分にし、それぞれ分けあって、2つの国をそれぞれ王として、支配した。
そこの人々は全員一人残らず黙らせた。
もちろん、“カードゲーム”で。
竜が支配した国の名前は、『光の国』。
鷹が支配した国の名前は、『闇の国』。
連日、光の国と闇の国は、お互いの特徴を駆使して、国の「侵略」「潰し合い」を繰り返している…………
「…………………―――ってなとこか?」
「? さっきから何を言っておるのだ? マスター?」
独り言のように一連を説明した今鶴に、疑問の言葉を口にする少女の事は、また後ほど、説明するとしよう。




