『カササギとカラスの速記方式』
早稲田式速記を学んだカササギが、ほかのカササギをばかにして、群れを外れて、カラスの群れに入れてもらおうとしました。
ところが、カラスは、小谷式速記を学んでいたものですから、カササギの速記を気持ち悪がって、仲間に入れなかったどころか、さんざんにつついてひどい目に遭わせました。
カササギは、仕方がなく、ほかのカササギのところに戻りましたが、ほかのカササギたちは、一度裏切った者を許そうとはせず、結局、ひとりぼっちになってしまいました。
教訓:しかし、速記というものは、自己との戦いなので、孤独が似合うと言えないこともない。