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簡易終焉報告書  9ページ




ENo.0 『始祖』



 《危険度 Lv. 8〜10》


 《解説》


 人智を超えた超生命体よる天地開闢の類いが、当ENo.に該当します。

 現時点での被害がどうあれ、早急なる対処を施さねば終焉に1歩近づく事になります。



 《勧告》


 是が非でも生き残ってください。

 手段を選り好みしている場合ではありません。

 天に祈ろうとも、ソレは応えてくれません。

 当ENo.にて重要な事は、類い稀なる運です。



 《過去の終焉事例》


───────────────


終焉報告

 該当ENo:0

 推定危険度:9

 発生源:地球?

 対応部署:?

 構成人数:不明

 負傷者:不明

 死者:不明


 回避方法:無い


 備考:ソレは突然現れた。

    ソレの正体は分からない。

    ただ、敵意は感じない。

    この世界の終わりは、作業工程の1つに過ぎない

    のかもしれない。



 報告書作成者:ルーク・コルドリック


───────────────



───────────────


終焉報告

 該当ENo:0

 推定危険度:10

 発生源:宇宙?

 対応部署:?

 構成人数:?

 負傷者:?

 死者:?


 回避方法:あるの?


 備考:アレらは嗤っていた。

    アレらの笑い声で大地は揺れ、建物は倒壊し、

    立っているのも困難な状態だ。

    月は既に粉々だ。他の惑星も同様に。

    地球はいつ粉砕されるのか。

    惑星同士をぶつけ合わせて遊んでいるんだ。

    まるで、おはじきでもする様に。



 報告書作成者:ラグン


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