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簡易終焉報告書  8ページ




ENo.6 『機械仕掛けの神』



 《危険度 Lv. 3〜7》


 《解説》


 人類が開発した機械による反逆や、破壊行為等が当ENo.に該当します。

 現時点での被害がどうあれ、早急なる対処を施さねば終焉に1歩近づく事になります。



 《勧告》


 現代の技術レベルにもよりますが、機械側に人工知能が備わっていない場合は破壊すれば解決する場合があります。

 AI等の一定レベル以上の人工知能が発達している場合は、電源を全て断絶しようと機械が機械を生み出します。

 全機械の核となるAIを潰しましょう。

 当ENo.にて重要な事は、技術力です。



 《過去の終焉事例》


───────────────


終焉報告

 該当ENo:6

 推定危険度:5

 発生源:日本

 対応部署:全国のITエンジニア

 構成人数:不明

 負傷者:不明

 死者:不明


 回避方法:AIシステムの一斉ハッキング。


 備考:人工知能に遅れを取るな。

    常に先手を取れ、斜め上を行け。

    ブラック企業で培った技術をここで使え。

    ハックされたらぶっ壊せ。

    ただし、連絡手段は手紙かチラシだ。

    メールは奴らに盗み見される。



 報告書作成者:川田 隼也


───────────────



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終焉報告

 該当ENo:6

 推定危険度:7

 発生源:中国

 対応部署:軍隊、及びハッカー

 構成人数:不明

 負傷者:不明

 死者:不明


 回避方法:我が国は全力を尽くした。

      それでダメならお手上げだろう?


 備考:世界中のありとあらゆる電子機器が制御不能に

    陥ってしまった。

    何を間違えた? 我々に間違いは無い筈だ。

    まぁ、滅びれば責任もクソも無いがな。



 報告書作成者:シュウ・ユーシー


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終焉報告

 該当ENo:6

 推定危険度:2

 発生源:アメリカ

 対応部署:秘匿

 構成人数:秘匿

 負傷者:68名

 死者:3名


 回避方法:EMP爆弾を盛大に放った。


 備考:政府には睨まれるだろうが、世界の危機なんだ。

    流石に多目に見てくれるだろ?

    もっとヤバイのも用意してたが、今回は

    一撃でどうにかなっちゃったね。



 報告書作成者:秘匿


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