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簡易終焉報告書  4ページ




ENo.2 『深き者』


 《危険度 Lv. 6》


 《解説》


 海から這い上がる者による侵略、破壊行為等が当ENo.に該当します。

 現時点での被害がどうあれ、早急なる対処を施さねば終焉に1歩近づく事になります。



 《勧告》


 彼らに言葉は通用しません。

 例外無く戦争となる事でしょう。

 いかなる兵器を持ってしてでも、彼らを地上に出してはいけません。

 持てる武力、軍事力の全てを使いましょう。

 当ENo.にて重要な事は、躊躇しない事です。



 《過去の終焉事例》


───────────────


終焉報告

 該当ENo:2

 推定危険度:6

 発生源:北大西洋に面した国々

 対応部署:各国の警察及び軍隊

 構成人数:5000万人程度

 負傷者:不明

 死者:不明


 回避方法:全面戦争により勝利。


 備考:神話だけの存在だと思っていた。

    体は人、顔が魚やら蛸やら何やらで言葉は通じず、

    ただ人類への敵意を感じる。



 報告書作成者:へスス・フランシスコ・アレハンドロ


───────────────



───────────────


終焉報告

 該当ENo:2

 推定危険度:7

 発生源:南太平洋

 対応部署:警察及び軍隊

 構成人数:3000万人程度

 負傷者:不明

 死者:不明


 回避方法:出来る方法があるなら教えて欲しい。


 備考:何をしても無駄だった。

    奴らの力は我々の想定以上だ。

    来世では間違っても海には手を出さないよ。



 報告書作成者:ジャック・ウィリアムス


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終焉報告

 該当ENo:2

 推定危険度:4

 発生源:北太平洋沿岸

 対応部署:国家

 構成人数:50名程度

 負傷者:不明

 死者:不明


 回避方法:核兵器の使用


 備考:世界に非難されようとも、国民を守る為なら

    核の使用も躊躇わないさ。

    それだけの相手だった。


 報告書作成者:メリディアン・スワール


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