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『かきくけこ』

か『かごめかごめ(池辺葵)』

き『キリスト教を知りたい。(監修・月本昭男)』

く『暮らしの中にある 日本の伝統色(和の色をめでる会)』

け『ケルトの神話(井村君江)』

こ『珈琲時間(豊田徹也)』


* * *


か『かごめかごめ(池辺葵)』


 これはオールカラーのまんがです。一冊で完結するやつ。一言で言うと「修道院で暮らす修道女たちの物語」。

 もうね、何と言ってもこの地味さ(←ほめてる)良いんですよ地味で! やたら闘ったり血が飛沫(しぶ)いたり車やビルが爆発したり大陸が沈没したりしないで良いんです!(そういうのはそういうので良いけども!)

 ルイボスミルクティー飲みながら雑穀クッキーかじるみたいな、そういう素朴ながら満たされた読書の時間もそれはそれで良いんです! 韓国発の辛いラーメンに粉唐辛子ふってすするみたいな味わいの読書も捨てがたいけど、ルイボスミルクティーに雑穀クッキー! そういう味もあるんですよ!

 いやすいません何か例えが分かりにくい; 一言でまとめると「大人のためのまんが」ですかね。静かにしずかに日常を描いているようでいて、(みな)()に石くれを落としたように広がっていく波紋を追っていくまんが、というか。

 しかし私は「人にすすめにくいまんが」が好きな傾向があるようで……。好みが分かれる、というか。好きな人はハマるけど、そうじゃない人は全然心に響かない、みたいな。とどのつまり「買って読んでみて! ハマる時はがっつりハマる!」としか言えないような。

 その上にこの作者様の作品は、「一冊全部読まないとその良さが分からない」といったタイプの本だと思うのですよ(()(ろん)ですが)ネットの試し読みでつまみ食い的に読んでも、ハマるかどうかの判断が難しい……と思う。なので軽いノリではおすすめできない。

 でもいろんな方にハマっていただいて、この心情や静かな動揺や涙を共有したい……という想いもあるのです。しかしこの本高いからなあ……(オールカラーなのでまんが単行本で、税抜き1200円!)うーうまく良さを伝えられん! もし興味持っていただいて、お財布に余裕があればいかがですか……としか言えん! 自分的には良本なのだ!(無理やりオチに持っていく!)


* * *


き『キリスト教を知りたい。(監修・月本昭男)』


 出ましたこのシリーズ一冊目の積読本(つんどくぼん)! ほぼ未読と言っても過言ではない!

 いや数年前、ちょっと精神の状態が安定してない時に「失楽園」(不倫の方ではない)に手を出しちゃいまして! その流れで天界&魔界&キリスト教みたいなえらいスケールの長編を書き出しちゃいまして!

 その資料として買ったはずの本なんですが……内容ほとんど覚えてない! いや不安定な状態の時に長編なんて書くもんじゃないですね。話は仕上がったが精神はますます不安定になった(爆)おかげさまでゆるゆる復活はしましたが……。

 正直言って今はあんまり目にしたくもない。もう少し記憶が遠くなって、やんわりした目で読めるようになったら、改めてこの本開こうと思います……。


* * *


く『暮らしの中にある 日本の伝統色(和の色をめでる会)』


 これは近所の本屋でたまたま出逢った一冊。オールカラーでぱらぱらめくるだけで楽しい。めくるだけで楽しいので、出逢って数年いまだ完読に至らず(爆)

 まあ端からはしまで目を通さなくても、本棚にいてくれるだけで楽しくなる本ってありますよね! そのつながりでこれも同じ本屋で買った「西洋の伝統色」という姉妹本もあります! やはり完読には至らず!(オイ!)

 ただこういう本は、文章を書く時の事典的な使い方も出来て良いですね。「赤っぽい色でオサレな言い回しはないかな~」とか思った時にちょっと本棚から出してぱらぱら。本棚には他に配色本も何冊かありますが、文章用途にはやはり色事典的なスタイルの方が役立ちます。

 病院の待ち時間とかに、この本たちを持ってって(さし)()(写真ですが)をノートに写し描いて時間をつぶしたことも。こういう本は独特の使い方が出来て何冊か持っとくと便利です!


* * *


け『ケルトの神話(井村君江)』


 ……すいません積読本(つんどくぼん)二冊目です……。「神話って良いな~話の運びめちゃくちゃで!(オイ」と思って神話にハマった時期がありまして、その流れでいろんな本を手に入れまして……。

 正直他にもインド神話とか北欧神話とか持ってるんですが、全て積読……。そして現在は宝石・鉱物・岩石類にハマっているという……。

 ご、後日ちゃんと読んだらちゃんと感想書く予定……(予定は未定……;)


* * *


こ『珈琲時間(豊田徹也)』


 この本はまんがです。これも一冊で完結するやつ(←そういうタイプのが好きらしい)

 この本は読みました。読み込みました。一言で言うと「コーヒーに絡んだオムニバス」ですね。また渋いんだこれが! 言い方変えると「地味」なんですが; ホントに自分地味なまんが好きだなあ……。

 特にこう爆発的な起伏があるわけじゃないので、やっぱり人にすすめづらいんですね。

「この間良いまんが読んでさあ」

「ふ~ん、どんなん?」

「ん~と、まあ……オムニバスだな。一話一話が短くてさあ。全編にコーヒーが絡んでる」

「イケメンと美少女の熱愛ある?」「ない」

「車爆発する?」「しない」

「財宝探して大冒険する?」「しない」

「主人公努力して大成功する?」「しない。ていうか主人公という立場のキャラがそもそもいない」

「……ふ~ん」

 ほら話終わっちゃうじゃないですか! 「とにかく自分で読んでみろ」ってブツを持ってきて無理やりに押しつけるしかないじゃないですか! その後はハマるかハマらんか、その人の感性に任せるしかないじゃないですか!

 う~ん、そもそもこの連載「自分が良いと思った本を他の方にもおすすめしたい」って意味合いも大いにあるのに、なんか初手からこけ気味だなあ……。

 わ、わしは口下手じゃから! 「とにかく読んでみて」としか言えんのじゃあ!(謎キャラで無理やりシメる!)

すいません、あげてから気がついたんですが……『珈琲時間』に出てくるモレッリ監督……「努力して大成功」にかかるのか? しかし彼は主人公か……? う~ん……。

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