遊園地にやってきた!!
今日は土曜日。そう、遊びに行く日だ。
グループトークで遊園地に行くことになった。
「月影、いこ」
そう言った光と共に僕は駅まで歩いていった。
「月影くん、光、こっちこっち」
大声で僕らを呼んでいるのは平川さんだ。横には宗輔もいた。
「二人ともラブラブだね」
本当にラブラブだな。二人はリア充そのものだった。
「はやく電車乗ろうよ」
「翔子、切符買ってくるね」
「お願い」
切符を買うんだ。ちなみに僕は交通機関用のカードがあるから切符は買わないのだ。
「月影、切符買ってきてくれると嬉しいな~」
「自分で買え」
「酷い」
カードを持っている僕が切符を買いに行く理由はないだろ。
電車に乗った僕らはずっと話していた。僕を除いて。
「それでなんで告白されたの?」
「平川さんを僕が幸せにしてあげたい。だから僕に平川さんを幸せにさせてくださいって言われた」
覚悟あるんだね、宗輔。
「恥ずかしいからもういいよ。あの時は語彙力もほぼ無かったようなもんだし」
宗輔が照れている。恥ずかしいんだな。
「遊園地に来たー!」
平川さんと光はそう叫んだ。
「声出しすぎだぞ」
僕が注意すると僕が周りの人から見られた。なんでこうなる。
「それよりも早く遊びに行こうよ」
宗輔はそう言って僕の手を引っ張った。
「月影、生きてる?」
「月影くん、息してないよ」
「月影くん、死んでないよね」
生きてるよ!多分。
「それにしても絶叫系が苦手だったんだね」
そう言う宗輔。
今までに何があったか簡単に説明しよう。絶叫系の乗り物を乗せられた。しかも2回。そして気を失った僕は現在に至る。
「月影、楽になった?」
「なんとか」
あの綺麗な花畑に流れていた川はなんだったんだろう。
「しばらくは私たちで遊んでくる」
「光さんはどうする?」
「私は月影の面倒を見とくわ」
いや、なんで遊園地を楽しみに行かない。
「そう。それじゃあ月影くんのことよろしくね。それじゃあ行こ、宗輔」
「うん」
そう言って二人はこの場を去った。
「月影、本当に大丈夫?」
「なんとか」
本当にギリギリ生きている感じだ、気を抜いたら確実に死ぬな。
「よし、行くか」
「もう大丈夫なの?」
治るのだけは早いからな。それが僕の体だ。
「あ~、楽しかった」
そう言う光。最後の方は三人で乗り物に乗っていた。光と平川さんと宗輔で。
「月影くん、今日は散々だったね」
宗輔はそう言った。ま、僕はのんびりと過ごせたから別にいいんだけどね。
「またこの4人で遊びに行きたいな~」
そう平川さんは言った。
「そうだね」
「今度はどこに行きます?」
なんか3人で話し始めたんだけど。




