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おにぎり

今は自分でおにぎりを握るようになりましたが、なんだか味気ないです。気恥ずかしいけど、また作ってもらいたい・・・。

おにぎりは、なんで懐かしいんだろ。思い出してみる。


小さいころ。フラワーパークでお昼に食べた。母さん特製のおにぎり。ミニハンバークとブロッコリーと一緒に詰められた昆布おにぎり。


今思えば小さいお弁当箱だったから、ずっと小さいおにぎりだったけど、あのときは、大きなおにぎりだ!と思った。母さんの存在がとっても頼もしかったから、そう思えたんだろうな。


湿った海苔に、うっすらしょっぱいごはん。そしてあまからい昆布。決して派手なものじゃないが、15年以上たった今でも思い出すのは、なぜだろう。不思議だな。


高級料理も美味しい。思い出に残る。雑誌で取り上げられるラーメン屋も、フレンチレストランも、思い出に残る。今まで体験したことないものを味あわせてくれる。そして、大人にしてくれる。


でも、この小さいけど、大きかったおにぎりの思い出に勝てるかな?


まだ分からないけど、きっとおじいちゃんになっても、あのおにぎりのことを思い出すんだろうな。


そうして、子供や孫、そうと思える人たちに、同じ思いでを作ってほしいと思うんだろうな。


きっとね。





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