表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/31

カステラ

黄金色に輝く君は誰だい?


そうか、君はカステラと云うんだね。おいしいよな。スポンジケーキと違ってしっかりしているのに舌触りは絶妙。卵のしっかりとした風味としっかりとした甘さ。あのプリンも嫉妬してしまいそうな罪な奴だな、君も。


え、紙に付いたザラメ?もちろん君も仲間だよ。いいよね、君も。


カステラは意外とシンプル。卵、砂糖、小麦粉があれば作れてしまう。ベーキングパウダーなんていらない。そのかわり、ひたすらかき回す。もう、狂うほどに。老舗のカステラ屋は今も手作業でかき回しているそうだ。丁寧にかき回すことで、均等に気泡がついて、綺麗なカステラとなる。


簡単なようで、難しく、繊細なお菓子。それがカステラ。黄金のあいつ。

私も実際に作ってみましたが、ハンドミキサーで30分はひたすら材料をかき回さないとあのようにふっくらしませんでした。

カステラは、ポルトガルで今もある『パン・デ・ロー』と呼ばれるお菓子が元になりました。しかし、最初は卵の量が少なく、小麦粉の量が多かったため、パンとケーキの中間のような、しっかりとした食感のお菓子だったそうです。

江戸時代には、薬として重宝されたり、大根おろしやわさび醤油につけて、おかずとして食べられもしました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ