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二郎系らーめん
前橋の住宅街。路地をおずおずと進んでいくと、そこに黄色い看板があった。豚の良い香り。
お、今日は空いている。ラッキー!店に入る。益々ワクワクする。食券を買い、順番を待つ。まだかなまだかな。店は小奇麗だが、気の利かない内装。しかし、ラーメンに全てを注いでくれている。あ、席が空いた。
厨房を覗くと、野菜と麺が湯気を揚げながら茹で上げられていく。腹減った~。そして・・・
「そちらのお客様は~。」
来た来た~!すかさず、
「野菜少な目、アブラ、生姜。」
コールもしっかり言えた。
「おまたせしました~。」
出た、たっぷり盛られた二郎系が!すぐに麺を食らう。ゴワゴワな食感で、もちもちの極太麺。それがコッテリした醤油豚骨のスープと絡まり、もうたまらない。腕も動かす。これも良い。お肉は、今日はラッキー。しっかり脂身もジューシー―だ。それに野菜と生姜が良いアクセントだ。
もう無我夢中にススってしまう。気が付いたら、もう空っぽ!
ごちそうさま~!!!
食べることは、生きがいだ!!!