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第18話 守るということは

 

ーー「いてててて……って! 大丈夫か、おい」


 ゆっくり体を起こし、見上げる。荒士丸はどうやら低度の破損で済んだようだ。

 荒士丸の着地により、土が飛び、辺り一面泥の海と化した惨事を見渡す。

 辺りには、破損した荒士丸のパーツと、草叢に沈む影。


 俺はその影まで近いてみる。


「若様っ‼︎」


 その影は、草叢で泥だらけになり、うつ伏せで倒れている若の姿があった。


「若様! 大丈夫ですか? 若様!」


 返事は無い。


「若様‼︎ 若‼︎」


 ピクリとも動かない。


「若……様」


「……」


 その時、悟ってしまった。


 あ、これって……死んだ?


 そう思った瞬間、頭が凶悪な憂鬱感と罪悪感の波に飲み込まれる。


 また、死んだ?


 大切だと思えた人が?


 自分のせいで?


 自分の目の前で?


 また消えるのか?




 また……失ってしまうのか?


 こんなことなら、本当にあの時、断って仕舞えばよかった。


 いや、俺は何処かでいつかこうなるのも分かっていた上で、彼らに接したんだったんだ。


 じゃあ俺は何がしたいんだ? 何を求めてるんだ? いや、考えても仕方がない。信じるという事に誰より敏感で、簡単に人の運命を踏みにじるような、そんな世界だ。事実は捻じ曲げられない。


 こんなことなら……





『信用』なんて……。





「ううぅ……」

「⁉︎ 若様?」

「鬼童丸……?」


 その声から、ゆっくりと体を起こす。


「よかった……」

「おぉうわ⁉︎」


 安堵し、思わず彼女の両肩を持ってしまった。だが彼女は驚きというより、何か心配しているような仕草だった。


「よかった……」

「あぁ、心配してくれてありがとう。私は大丈夫。……てかさ、鬼童丸」

「……はい?」


「どうして『そんな顔』してるの?」


「へ?」


 彼女はそんな顔と言った。俺は彼女の言った意味を問う。


「そ、そんな顔……?」


「うん。

 その、『哀しさ』に囚われたような寂しい顔。今にも崩れて、瞳から、雫が流れそうな……あなたらしくない顔」


 と言った。『哀しさ』に囚われた顔。きっと今にも泣きそうな情けない顔なんだろう。

 こんな純粋な人に、哀愁を感じさせてしまった。これだから嫌になる。『自分』という鬼が、いつまでも『あの人』を忘れられない、弱虫で情けない、鬼が。


「あ、ああ、そうですか? きっと疲れてるんですよ、多分」


「……そう。優しいんだね」


「……」


 優しくなんかない。また嘘を吐いて、自分を隠してるだけだ。

 と、自分を下に見ても、それすら馬鹿な事だと、諦めてしまう。そんなことも分かっている。人は簡単に変われない。俺は人ではないが、魚が陸上生物へと進化したように、どんな生物にだって、変化を実行するには、長い年月と受容が必要だ。

 自分にはそんな資格は無いと、自分に『失望』してしまうのだ。


 そんな俺に本気の笑顔を見せ、心配してくれる彼女だけは絶対、守らなければ。『あの人』の為にも、『あの人達』の為にも、そして、『あの小人』の為にも。


「鬼童丸……?」

「ぁあ? ああ、何でも無いです。さ、とりあえずあの4人を探しにいきましょう。まだそんなにはなれては無いはずです」


 と言って草叢を踏み分け、夕闇の中を歩いて行った。







「で」


(何であの人達縛られてんの?)

(知らない。厄介な事には変わりないけどね)


 森の中に入って行った矢先、彼女と、手と足を拘束された奴らを発見した。


「おーい」

「駄目‼︎」

「ワッツ⁉︎」


 俺は草叢に隠れていて、彼女らに声をかけようと立ち上がったしたが、若は立ち上がる俺の袖を引っ張って引き止める。


(なに? どうかしたんですか)

(バカ! ちゃんと見て、アレ‼︎)

(アレ……って何すかあれ)


 目の前にいたのは、背中に白や茶、灰色の翼が生えた、その奇妙な姿の連中。そいつらは、彼女達の前でなにやら話している。


(……どうします?)

(うーむ、奴らが何処かに行くまで待つのもあるし、でもそうすると、さらなる事態を招く可能性もあるし、奴らの行動、何をするかわからない。

 じゃあ、残るあと一つの方法は……)


 大きな溜息を吐き、渋々頭を掻く。


「仕方ない……」

「鬼童丸⁉︎」

「若様、カバー頼みます」

「……やるんだね」


 先程の哀しい顔を塗り替えるように、ニッコリと笑ってみせる。


「さぁて、身体鈍ってるかな? 久しぶりにやるな」


 とそのまま立ち上がり、4人の前に平然と現れる。


「き、鬼童丸⁉︎」


 手を縛られた巳群が叫ぶ。


「やぁ皆さん。お揃いで」


「止まれ‼︎」

「おっと」


 茶の翼の男に、鋭く光を反射する剣を向けられ、足を止める。


「貴様、何者だ⁉︎」


 白の翼の女が声を上げる。


「何者って、これ見たら分かるでしょ」


 俺は頭に2つの角を指差す。


「そ、その角が……何だ」

「なんだ知らないのか。仕方ない。じゃあ特別に教えてあげよう。俺はーー」




「ハァッ⁉︎」


 身体中に力を入れる。

 瞬時に右足で地面を蹴り、茶の翼の男の右の懐に入り込む。


「グッ‼︎」


 男は持っていた剣を薙ぎ払う。

 その剣が俺の目下まで迫った時、瞬間的に口を大きく開ける。

 そしてそのままーー


 ガチンッ‼︎


「なっ……⁉︎」


 誰もが驚いたであろう。

 それもそうだ。


「へぇ、こんなに鉄は不味いものなのか」

「奴の剣制(けんせい)を……歯で止めた⁉︎」


 俺は奴の剣を噛み締めたまま、左手を握りしめ、体を回転させ、


「フンッ‼︎」


 と脇腹に食らわす。


「かっ……ハァッ」


 と奴が白眼を向き、そのまま崩れる。


 俺は口に剣を咥えたまま、残り2人の方を睨む。


「さぁ、楽々1人脱落だ。次は?」


 奴らは仰天した表情から、焦りと怒りが混じった顔へと変え、身構える。


「舐めやがって……」

「私も‼︎」

「ダメだ‼︎ お前は先に上に報告しろ。私の事は気にするな」

「だ、だが」

「早く‼︎」

「くっ……幸運を」


 そう言って白の翼の女はその翼を目一杯広げ、飛び立つ。


「懸命な判断だな」


 と、余裕綽々な態度で身構える。


「……いざ」


 辺りに緊迫した空気がドッと流れ込む。

 その空気が完全に俺らを飲み込んだ次の瞬間、





『『勝負‼︎』』



 閃光と鉄の交わる音。奴は右手を、俺は左手で受け止める。

 力はなかなか強い。元々種族値の力が強い鬼の片手を押し留めるほどの力だ。

 だがーー


「これは……どうかな!」


 鍔迫り合いの状態から、俺は奴の右手の剣を左手の剣で右に受け流し、奴の右脇腹側に出る。


  「受け流した⁉︎」

「まぁあの長身なら、体重やそれ相応の重量によって、前に傾くのは当たり前か」


「クッ‼︎」


 奴は直後に体の向きを変え、避けようとするも、既に俺の剣は奴の右脇腹を捉えていた。


 飛び散る鮮血。後ろへローリングし、距離を取る。奴の右脇腹には、破れた服から、血が赤く染み出していた。


「やるね」

「その力、ば、化け物が……」


 視線を上に上げると、先程飛翔した白の翼の女は、奴を気にかけているのか、そう遠くはない距離を飛んでいた。


「あ、そろそろか」

「っ……何がだ」


「すまないが、生憎俺もしなければならないことがまだあるんだ。貴様に構っている暇はなくてな。だから、『12秒』で落とす」


「はっ……‼︎ まさか‼︎」


「そのまさかだ」





「サギ‼︎‼︎ 逃げろ‼︎‼︎ 早く‼︎‼︎」


 奴は空を飛ぶ女に叫ぶ。だが結局はそれが仇になる。



「え? 何、どうしたのーーッ‼︎⁉︎」



 一瞬こちらを向き、そしてすぐにそれが躓いた行動だという事を知る。何かを感じ、咄嗟に背後を振り向く。だがもう遅い。

 そこには、お天道様に向け、裸足を高々上げている若の姿があったからだ。





「えっ?」


 風が舞う、上へ上へと。木々の草も舞い上がっていく。

 若は高く上げた右足を、風を斬り、上半身を下へと回す。




「『先天能力(コンジェニタル・アビリティ)』」




 長く伸びた右足は後からしなるように放物線を描き、風と共に、女の脳天に叩き落とす。




「奥義 【天獄(てんごく)落とし】‼︎‼︎‼︎」




 途端、大きな衝撃音と、一直線に落ちていく白い物体。それは若の踵が当たった僅か刹那。衝撃音と共に、大きな砂埃が舞う。


 すごいな。かかと落としであの威力だ。それだけではない。幾ら女が低空で飛んでいたとはいえ、あの高さまで一蹴りで届くのだ。

 あの脚力、あの回転力は何処から来るのだろう。


(俺も負けちゃいられないな……)



 今で6秒程度。俺が宣言した時間制限(タイムリミット)はあと丁度半分6秒。



 終わらせる。6秒で十分だ。



 俺は目を瞑り、体中の全霊で奴の気配と姿をを捉える。



「誘え影法師、常世のその先へ」



「なっ……何を」




「『先天能力(コンジェニタル・アビリティ)』」




「秘術 【常世へ誘う影法師(ドッペルゲンガー)】‼︎」




 そう唱え、目を開ける。


「おいあいつ……目が琥珀色になったぞ⁉︎」


 奴は身の危険を悟り、瞬時に構える。だが遅い。『オレ』は既にそこに立っていた。

 奴は、いきなり現れた俺に不気味さを覚えながらも、焦りと恐怖で体が、気付かずに出てしまう。


「獲った‼︎」


 そいつは俺の秘術による、奴の幻覚だという事に。


「……⁉︎」


 即座に剣がオレの首を払う。しかし、ここで奴は気付いただろう。斬ったはずの首の切口が、煙のような霧になり、消散したという事と、

 それがまさに『俺』であって、『オレ』ではないという真実を。

 そしてその後ろには、本当のもう一人の『俺』がいることに。


「いいか教えてやる‼︎ この世で一番化け物に近い生物はな、人でも、神でもない。俺ら、『鬼』だ」


『オレ』の霧のようなものを纏いながら、右手を引き、


「うぉおおお‼︎」


 混乱した奴の顎へ放つ。

 しかし奴は反射で、持っていた剣で受け止めようとする。が、



パキィィィィンーー‼︎




 俺の拳は、剣を砕いた。

 そのまま奴の顎に鈍い音と共にクリーンヒットさせ、天へ向けて思いっきり突き上げる。


 一発KO。奴はもう既に大の字になって気絶していた。


 俺は倒れている奴を見下し、


「12秒丁度だな」


 と呟いた。




「鬼童丸ぅーーーー‼︎」


 空から木霊する声。俺にはハッキリと聞こえていた。


「あっ」

「鬼童丸早く行け‼︎」


 巳群がそう叫んだ後、全速力で地を蹴る。


「若様ぁーー‼︎」


 どんどん彼女の体が地へと吸い込まれていく。幾ら超人的な脚力を有していても、あの高さからの落下は、さすがに危険だという事は馬鹿でも分かる。


「クソ、間に合えぇぇぇぇ‼︎」


 彼女との距離はすぐそこ。だが地面に着くのもすぐそこだ。足と落下速度、どちらが速いかの勝負。


 そして何よりも、いつもこんな自分と付き合ってくれている彼女を、絶対に傷つけさせたくないという思いが、俺の背中を押した。


 両足に力を溜め、


「鬼童丸‼︎」


 その声を合図に、体が全身で前へ跳ぶ。


 ヘッドダイビングした俺の腕はーー



 届いた。



 だが勢いを殺せず、地面に砂煙を舞い上がらせながらズザーと突っ込む。


「き、鬼童丸大丈夫……?」



「……全く、どんだけ心配かけるんですか……」

「ううぅ……ごめん」


 少し目が潤っている彼女は、俺の袖を掴んできた。彼女のそのさりげない行動一つ一つが、俺の男としての本能をくすぐられ、彼女が愛おしく思ってしまう。


 せめて、彼女にならーー


「よく頑張りました」


 木漏れ日が差す森を、彼女の体を少しだけ優しく抱き締めて、頭を撫でる。

 すると彼女は、


「お互い様」


 とだけ呟いた。






 

「……殺せ」


 先程ぶん殴った男は、倒れたまま、掠れたか声で言った。


「にしても、顎、確実に粉砕したはずなんだけど」

「……早く」


 ここで思った事を口に出す。


「そういや、何故、お前は、『飛ばなかった』?」

「……」


 しばしの沈黙。その場の誰もが声を出す気になれなかった。だが、その沈黙を破るのも、またその男だった。


「……それは……俺が、飛ぶ事が出来なくなった、『堕ちこぼれ』だったからだ」


 そう吐いた男の翼を見る。翼は、無残なことに両翼に、深い傷が入り、辛うじて形を保っているほどにボロボロだった。

 男はそのまま続ける。


「俺は昔から……産まれた時からだ。この翼は、クソ喰らえな程に大きかった。ここで徴兵として、くだらない内戦に出兵しては、傷を負い、遂には……サギ(あいつ)を守って……飛べなくなった。あいつは、俺を慕ってくれた。守るべき人だった。でも今度は……」


 男の目尻から大粒の雫が流れ出す。


「守れなかった……」


 守る。大切なものを守るというのは、案外と簡単な事じゃない。いつだって痛感するのは己の不甲斐なさと弱さだ。

 そうか、此奴も……


「ああぁ、情け無い‼︎ あ゛ああ、不甲斐ない‼︎ 俺はやっぱり『墜ちこぼれ』だ……‼︎」


 涙混じりのガラガラの声で吐く。悲痛な、悲しみ、後悔の叫び。嗚呼、嫌だ。この感じは……あの日を想起させる。

 大切な人を、失った、最悪の日のことを。


「だから、もう殺してくれ」


 最後に吐いた痛恨の念。

 つまりは俺に、この『(からだ)』 という名の檻から、命を解放しろと言ったのだ。


「そうか」


 スッと後ろを振り向き、その先でワチャワチャしている彼女らを黙って見る。

 その後、右足を前に出し、男の元へ。全て吐き出し、清々しい表情を浮かべ、俺を真っ直ぐ見る。


「鬼童丸……」


 後ろで若の心配そうな小さな声。

 俺は横に刺さっていた剣を手に取ると、その剣先を男の眉間にむける。


「おい、鬼童丸⁉︎ お前マジで……」


 と巳群が声で引き止めるように言ったが、全く気にせずそのまま天へ掲げる。


「じゃーー」

「鬼童丸‼︎」


 誰もが突き刺したと思った瞬間、既に俺の手には、剣は無かった。


 その剣は、ここから先の木に刺さっていた。


「あの先だ。行けよ。まだ間に合う」



「な、何故だ……何故殺さない」


 呆れるその質問に、思わず頬が緩む。


「ふっ……はは。何故って? じゃあ、まだお前には、この世界で死なれちゃ困る、って奴が居ないのか?」

「……」

「俺が言える立場ではないが、お前はまだ死んでもらいたくない奴が居るんだろ? なら、そいつの為に、生きて、生きて、守るんだよ。後は、すまなかった。君たちをここまで失意にさせる訳じゃなかった。じゃあな。そいつの事、大切にしろよ」


 そう言ってその場を離れて行く。





「二度と、失わないように」




 とだけ言い残して。

 これ以降、奴らがどうしたのか、それは、誰も知る由も無い。

 ある二人を除いて。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「……‼︎」

「あぁ、こりゃ……」


 白の鳩の翼を持つ彼女と共に、大きな衝撃音があった場所への移動中、とある光景を垣間見てしまう。


 そうーー、それは見るも胸が苦しくなるような、翼の生えた男と女の亡骸。

 男の胸には剣が刺さっており、滝のように血が噴き出ていた。おそらく、自ら命を絶ったであろう。そして、女の方は、特に酷かった。

 死体には、左腕、左足、左翼、左目から口にかけて、獣に食い荒らされたような、血みどろの、無残な死に様だ。その開いた生気のない右目は、真っ直ぐに俺らを見つめていた。


 イツメの話によると、この森には極稀に、人や動物の血を嗅ぎつけて地上に出てくる、黒い狼のような猛獣がいるらしい。

 後頭部や、数々の切傷から考えて、死因はそれだろう。

 つまりは、あの衝撃音はこの女による物で、それにより負傷した女は獣に襲われ、瀕死の状態で男はそれを見て、ショックで自殺した、考えるのが最有力だろう。

 だが、二人とも、寄り添うように死んでいた。それが更に罪悪感を与えた。


 目に雫が溜まり、口元に手を当てたイツメが、苦しそうに言う。


「だ、誰が……こんなこと」


 それは、もう検討がついている。恐らくはあいつらだ。だがあいつらの事だ。易々とここまではしないだろう。懲らしめる程度だ。

 問題は、この状況を側から作り出した、この島の起源(ルーツ)の事。

 無意味に守ろうとするから被害がでる。無駄に死んでしまう。守ることなんて、いざその時だけでいいのだ。

 過去のこの島が作ったルーツが今もこいつらを苦しめているなら、やる事は一つだけ。



「ーー『旅人よ、何処までも自由であれ』」


「え?」


「イツメ‼︎」

「は! はい……」


 俺はその場で立ち上がり、振り向きながら彼女に言う。




「……ぶっ壊すぞ。その古臭いこの島の

起源(ルーツ)』と‼︎ 

あの空に飛べない奴らの為のーー





ーー『(ゲージ)』を……‼︎‼︎」





 つづく

あぁ、久しぶり?な戦闘編でしたが、なんせ戦闘は好きなんですが、うまく表せないこの気持ち。うーんこの。

まぁ、ゆっくりではありますが、次回もお楽しみにほんじゃバーイ。


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