三人目は狼。
※景暁君一言しか喋りません。
最後の問題。景暁君。私は彼を前にするとどうしても上がってしまって
言いたいことも全部ブッ飛んでしまう。
結局、何も言えないまま放課後が訪れた。
『なぁぁああ!!ヤーバーイー!!』
「!?びっくりした、、、。何が?」
『景暁君だよぉ、、。まだ言ってないよ、、、』
「まだ言ってなかったの?、、、あ。景暁君」
いきなり指を指されて慌てて振り向くと、なんと単体で彼がいた。
『お!?これはチャンスかも!』
もうホントに帰る間際、ラストチャンスで腹くくって声をかけることにした。
雪紀は女神の微笑みで手を振って見送ってくれた。大体こういう時は先に帰るよっていう意思表示であって、”いってらっしゃい”なんていう優しいものではない。
あの顔、、、怖いです。腹黒さ全開ですよ雪紀さん。
『あ、あの!』
「?」
『ち、チョコ!届けに行ってもいいですか!?///』
「別に、、、。構わんけど?」
やった!許可出た!!
許可を得た私は勢いよく頭を下げてダッシュで帰った。
だから、その後彼がなんて言ったかなんて知らない。
「何あいつ。可愛い、、、。顔真っ赤だったな、、、」
とりあえず三人目もクリア。
あとは渡すのみ!
短くて申し訳ありません、、、。
次回はきっと長くなります。
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