表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/3

ホームセンターでの出会い

今日は仕事だから起きなくちゃ。私はスーパーの品出しの仕事をしている。開店前にパンの品出しをしなければならないのだ。

歩いてすぐのスーパーとはいえ、早起きをし、水槽の人魚に餌を与えて朝食を食べて朝の支度をして仕事に出掛ける。


水槽の人魚に餌をやる時、コンコンと手で水槽を軽くたたく。餌をあげるときの合図だ。しかし、人魚は眠っていた。人魚は大きくなりすぎて隠れ家がなく、水槽の床にすわり、眠っていた。

人魚の隠れられるような壺みたいのがあれば…とは思うが、ペットショップにはその位の大きさの壺が売っていなかったし、売っていたとしてもかなり高い。これに関しては私は諦めている。水草は少なくなっているから今日仕事が終わった後でも買って来なくちゃ。これに限っては、ペットショップではなくホームセンターだ。金魚はペットショップではなく、ホームセンターで売ってることが多くなり、おそらく人魚も同様だろう。金魚や人魚関係のものはホームセンターの方がしっかり売っている気がする。

ここら辺ではペットショップでは犬や猫の物が売ってるのが中心だ。

もう仕事に行くので餌はとりあえずあげておく。しばらくすると人魚が起きてきて餌を食べるからだ。

人魚の餌の食べ方は金魚だった時と同じく口で食べていた。ただ水草を食べる時は手で水草を持って口に入れていた。


そして仕事が終わった後、仕事先から歩いて数分のホームセンターへ向かった。

そこで私はある男性に一目ぼれした。

人魚売りコーナーにいたのは、優しい印象の美形の店員さんだった。最近入ったのだろうか。

どぎまぎしつつも、私は水草を購入するべく美形の店員さんに話しかけた。

「すみません…」

「はい」

「水草が欲しいのですが」

「少しお待ちください」

彼はごつくて大きな手を水草が沢山入っている水槽に入れ、丁寧に水草を小さなビニール袋に入れ、レジで会計をするために必要な値段を貼って私に渡してくれた。

「すみません」

私はそれを受け取りレジへ向かった。

それからは、毎日彼目当てにホームセンターへ通うこととなった。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ