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第五話 驚きの再会

GWに入り、結花、美優、美夏の意外な関係が判明。サリー、リリア、ヤマのまさかの再会。

登場人物

サリー•ソビナ   この物語の主人公 私立魔法女子高等学校の二年生


リリア•エルカーテ  サリーの親友 私立魔法女子高等学校の二年生


ヤマ•ディライト   サリーの親友 私立魔法女子高等学校の二年生


雨宮あまみや 結花ゆか  サリーのホームステイ先の高校二年生


双葉ふたば 美優みゆ   リリアのホームステイ先の高校二年生


清瀬きよせ 美夏みか   ヤマのホームステイ先の高校二年生


清瀬きよせ 朱莉あかり  美夏の3歳年下の妹


①GW初日

私は今、新幹線に乗っている。なぜかというと結花ちゃんとその両親が帰省するからだ。そして私もついていくことになった。着いた場所は、教科書でよく見るような日本家屋だった。「こんにちは。」と言いながら結花ちゃんがドアを開けた。リビングまで行くと「いらっしゃい。」と結花ちゃんのおばあちゃんが出迎えてくれた。それから15時頃に少し遅めの昼ご飯を食べ学校の課題をやった。少しおなかをすかせるために1時間ぐらい散歩をし、帰ってくると晩御飯を食べた。私は寝る前に結花ちゃんに聞いた。「明日は何するの?」結花ちゃんは「明日はいとこが来るから、来る前に昼ご飯の準備をするよ。」と言った。私は結花ちゃんのいとこがどんな子か気になりながらも眠りについた。

②帰省 side結花

GWに入り私は今までと同じように両親と帰省していた。いつもと違うことはサリーちゃんがいることだ。家に着き、私はドアを開けた。そのままリビングへ進み、おばあちゃんにあいさつした。おじいちゃんは5年前に亡くなったのでいない。昼ご飯を食べ、課題を終えた後サリーちゃんと散歩をした。寝る前私はサリーちゃんにいとこに会えることを伝えたが、あえてどんな子かは伝えなかった。

③再会

GW 二日目私は今昼ごはんの準備をしている。結花ちゃんのいとこが来る前に準備を終えるためだ。準備が終わって10分たったぐらいに「こんにちは。」という声がして結花ちゃんが出迎えに行った。私は結花ちゃんに連れられて入ってきた女の子の後ろの人物に驚いた。なんとそこにはリリアがいた。私に気がついたリリアも驚いた顔をしていた。私が、何でいるのと聞こうとした瞬間また声がしてドアが開いた。そしてリビングに入ってきた中にヤマの姿もあった。みんな席についてと結花ちゃんのおばあちゃんに言われたので私は話したい気持ちを抑えて席についた。

食事が始まり、私たちはしゃべりだした。話を聞くとリリアは美優ちゃん、ヤマは美夏ちゃんの家にホームステイをしていて、結花ちゃんと美優ちゃん、美夏ちゃん、朱莉ちゃんはいとこで毎年帰省の際に会っているということだった。そんな偶然に私は驚きながらも食事を続けた。食事も終わり私たちは人間界に降り立ってから今までのことを報告しあった。そして二人に彼氏がいるという話を聞いた。

しかし、二人の彼氏との関係は全く違っていた。リリアは付き合う前とあまり関係が変わっていないと言ってるのに対し、ヤマは、休日のデートの約束をしていると言っていた。ただ、ヤマの話を聞いていた私は、彼氏がほしいと思い、真司を結花ちゃんに譲ろうとした思いがいつの間にか消えていた。それから私はいつ告白するか、なんといって告白するかなどをGW中考えた。

④GW sideリリア

私は今、車で美優とその両親と美優の母方の祖父母の家に向かっている。着くころには17時ぐらいになっていた。着いて布団などを敷いたら晩御飯となった。お風呂に入った後、明日の予定を聞いたら明日は父方の祖父母の家に行くことが分かった。

⑤再開 sideリリア

翌日、美優の父方の祖母の家に向かっていた。着いて、美優が「こんにちは。」と声をかけるとリビングから女の子が出てきた。美優はその女の子とあいさつし、リビングに向かった。美優に続いてリビングに入るとそこにはサリーがいて驚いた。サリーは私よりも先に気づいたようで驚きのあまり固まっている。サリーがようやく動き始めたころ「こんにちは」と声がしてドアが開いた。入ってきた女の子を見てまた驚いた。ヤマだった。しかし、ヤマは、少しも驚いたそぶりを見せずに「久しぶり」と挨拶してきた。全員集まったようっで、食事が始まった。食事が終わり、サリーとヤマと話し、18時になる前に母方の祖父母の家に帰った。

⑥GW side美優

GW二日目。私はワクワクしていた。なぜかというと少し前、いとこと電話で話したときに、私と同じで家に留学生が来ているから一緒に来るということを話していたからだ。家に着くと結花が出迎えてくれた。私は結花と挨拶を交わし、リビングに向かった。荷物を置き、手を洗っているとドアが開く音がした。結花がまた玄関に向かい、美夏たちと一緒にリビングに入ってきた。

私は食事をしながら最近の状況や留学生が来て,変わったことがあるかなど話し合った。

⑦私は知っていた sideヤマ

GW初日、朱莉ちゃんがいきなり私の部屋に来て、「さっき明日会ういとこのお姉ちゃんたちと話していたけど、あっちにも留学生がいるらしいよ。仲良くなりたいな。」と言った。私はもしかして思い、名前を聞いてみた。すると「確かサリーとリリアって言ってたよ。」それを聞いて私は、会えると思っていなかったから驚いた。二人と会えるのが楽しみで、私はあまり寝付けなかった。

2日目、車に乗って30分ぐらいして一軒の家についた。美夏と朱莉ちゃんが車から出てドアを開けた。数秒すると、あたしより少し年上ぐらいの女の子が出てきた。美夏と朱莉ちゃんは、その女の子と挨拶を交わすと中に入っていった。私も続けて中に入ると、サリーとリリアの姿が見えた。私は「久しぶり」と声をかけたが、二人は驚いた顔をして何も返してくれなかった。食事を終え、私たちは3人で話した。「まさか会えるとは思ってなかったよ。」と言ったら二人は同意してくれた。そして人間界に来てからのことを話し、18時ぐらいにリリアが帰った後、晩御飯を食べ終わった20時ぐらいに車に乗り家に帰った。

⑧GW side美夏

私は、GW初日寝る前に妹の朱莉と一緒、いとことグループ通話をしていた。その時、二人の家にも留学生が来ていることを聞いた。私は気になって名前を聞いた。電話が終わるといきなり朱莉が部屋を出ていった。出ていって少し後、朱莉が戻ってきたので私は電気を消し寝た。

翌日、いつも通り車に30分ぐらい乗り、祖母の家に着いた。ドアを開けると結花が出迎えてくれた。私は挨拶をして家の中に入った。昼ご飯を食べながら結花や美優とおしゃべりをした。18時頃に美優が帰り、私たちは晩御飯を結花たちと一緒に食べ20時ぐらいに帰った。


皆さんこんにちは。現役高校生魔女の人間界研修第5話を読んでいただきありがとうございます。先に後書きを読んでいる人もいると思うのでネタバレはしません。ついに次回は結花とサリーの告白。どっちが真司と付き合うことができるのか?ではまた次の話で会いましょう。

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