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ブラックノートーBLACKnoteー  作者: ザラメ/zarame
1/3

出会いと訓練

「おーい、影灯かげや!」

「んあ?ああ、あかり。」

「まーた寝てたでしょ!」

「あり?そうだっけ?」

「寝てたわよ!もう!今日は私たちの卒業式だったんだから、最後ぐらい先生の話、聞いときなさいよ!」

「もう終わったから、ノーカンでーす」

「ちょ、待ちなさいよ!」

「あ、燈!待って…」

「あ、ごめんなぎ。さ、影灯を捕まえて一緒に帰ろ?」

「え、あ、えっと…うん!」

「げ、凪もかよ。はぁー…降参!俺は燈と凪から逃げられないわ。」

「最初からそういえば良かったのにーさ、帰ろ?影灯!」

「へいへい。」

このまま、普通の生活が続けばいいのにー…

それは叶わぬ幻の夢。


「じゃあねー、影灯!」

「またねー」

「おう…よっと…」

スタッ。

【高校を出たら、『暗殺』の道を歩みなさい、影灯。それがあなたの《運命》なのです。】

「俺はそんなの信じねぇよ。」

父さんや母さんも、『暗殺』をしてたせいで死んだ。小さい頃から俺は孤独だった。

「ふー…けど、これも《運命》なんだろうな。…嫌な時代に生まれたもんだ。」

「…行くか。」


「おつかれっす。」

「おかえりー、Shadowシャドウ。」

「ただいまです。MyMotherマイマスター、《Puppeteerパペッター》。」

「Shadow、今回は新しい『暗殺者』の仲間を紹介するよ。」

「お、新しい仲間っすか。誰でしょう?」

「面白い「アベル」を持っている子達だよ。」

「そーなんすか?」

「そうなんだよねー…Shadowと一緒に訓練して欲しいし。」

「分かりました。紹介してくれたら訓練始めますか。」

「わかった、部屋を準備しておくよ。けど、先に…入ってきて!」

「はい…お、お邪魔します…」

「え?」

「あ…」

「なんでお前らがいるんだよ!燈、凪!」

「あれ?知り合い?」

「いや、同級生で…幼馴染みで…」

「そうかー。じゃ、紹介するねー。この資料を読んでねー。」


宮本みやもと あかり

・性別…女。18歳。

・アベル…幻を見せるアベル、妖力と霊力を操るアベル

・使用する武器…ナイフ、銃など

浅木あさき なぎ

・性別…女。17歳。

・アベル…感情を操るアベル、氷を操るアベル

・使用する武器…刀、短刀など


「燈や、凪ってこんな「アベル」を持ってたんだな。」

「そうなんだよね…凪は、ホント凄い「アベル」だよ。」

「そ、そんな事ないよ…」

パンッ!

「すみません、Puppeteer。」

「別に大丈夫だよ。では…Shadowと…うーん…燈はどんな呼び方にしようかな?あ、『Angelエンジェル』は、どうだい?」

「『Angel』…はい!とてもいい呼び方を付けてもらって嬉しいです。」

「では、Angel。Shadowと訓練をして欲しいんだ。」

「影灯と…?」

「本名を言わない。これは常識だよ。」

「分かりました…Shadow、よろしく。」

「お、おう。よろしくな、Angel。」

「うん。」

「じゃあ、部屋に案内するよ。」

移動中…

「あ、Shadowの「アベル」も教えておくね。」


鳴上なるかみ 影灯かげや

・性別…男。18歳。

・アベル…闇を操るアベル、身体能力を上げるアベル

・使用する武器…手斧ておの、ナイフ、銃など


「へー、こんな「アベル」なんだ。Shadowって。」

「なんか文句あるか?」

「ないよ。さ、始めよう。」















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