4話
はっきり言っていらない描写が多いです。
そうでもしないと直ぐに終わってしまうかもと思ってです。
すいやせん。
次回からはラブんラブんになる予定。
ライブのくだりは著者の実体験です。はははっw
業務を為し終えたのは18時前だった。
奴に呪いあれ~呪いあれ~と念じながら帰路を辿る。奴というのは言うまでもなく課長である。
電車通勤の私は急ぎ足で駅に向かう。
帰宅ラッシュで周りには背広姿のリーマン達が目に入る。電車を待っている風体はいかにも疲れているオーラを放っていた。
学生の頃には辛気臭ぇなと思っていたが、今は同情の気持ちでいっぱいです。
あの頃の私に謝らせたい。すいませんねぇ家の子が…みたいな。
電車が駅に到着しぞろぞろと人々は乗り込む。
車内に充満する臭気に顔をしかめる。汗の匂い。熱気ムンムンです。
これがライブ会場だったらテンションは上がるかもだけど。調子乗って上着を着てライブに行った事がある。帰りに絞れるくらい上着がびちょびちょになった。みんな注意だよっ☆キモいな…。
夏は苦手だ。冬の方が好き…と思うのも夏の間だけ。
冬になったらなったで、夏が恋しくなる。人間は自分勝手だなぁ…なんて。
乗客率がハンパなくぎゅうぎゅう詰めで、背中にオジサンの汗の感触が伝わってきて不快感を覚え、イヤホンから漏出する音楽とは言えない雑音に嫌悪感を抱く。
不幸だぁ!とイマジンをブレイカーする方の如く内心で叫んでみた。