某月某日 雨を予知できますか
10年以上前にブログの記事に書いた内容がふと出てきて、つい読み返していたら
上のようなタイトルが目についた。
というのも、数日前にやたら喉が渇いてから、その翌日がちょうど雨だったので。
いつもはそんなことがないのに、喉が渇いてたまらないという時、ありませんでしょうか。
夕食の味付けが濃すぎた、汗をかき過ぎた、糖尿などの持病がある、といった明らかな理由もなく喉が渇くといった場合、数時間後、たいがい翌日にかなりまとまった量の雨が降る確率が高いらしい。
これ、オイラが言い出したたんじゃありません、うちの家族が昔からよく言ってたのですわ。
明日は雨かもという民間伝承は色々ありますよね。下駄に頼るまでもなく。
もちろん、雲のあり様などもろ、気象に関係するものは除いてですが。
一番よく聞くのは「カエルが鳴くと雨」。
これは田舎の人ならば案外すぐに納得できるもの。
他にも「猫が顔を洗う(前足で耳の後ろまでこする)と雨」、時々聞きますが。
これについては、我が家の猫を見る限りではあまり当てはまらないようで。
もし真実ならば、我が家の近辺はかなりの頻度で雨に見舞われるかと。
喉が渇いて仕方がないというのは、迫りくる低気圧に関係しているのだろうか?
似たような体調の変化関係では
「尻の穴がむず痒くなると明日は雨」
「子どもが妙にはしゃぎ過ぎている翌日は大雨」
この二つは、経験的に何度か当たっているなあ、と思った覚えが。
喘息の人が、台風接近と共に大きな発作を起こすというのもよく聞くので、低気圧と人間の気分や体調の変動というものは我々が漠然と思っている以上に密接に関係あるのかもしれない。
ブログ記事には、もう一つ「予兆」についての話を載せていた。
これは以前、自分の創作話の中にもとり入れたのだが
「ある種類のカゼには独特の匂いがあって、ひきかけた人からはその匂いがする」
というもの。
以下、自分の過去ブログから少し書き直して転載。
「……かつて働いてた会社の同僚が、ある種の風邪について言えば『ひきそうな人から、独特のにおいがする』と主張していた。
どんなにおいなのか、しつこく聞いてみた。確か『ダンボール紙』のような、と言っていたような……
その人からそう指摘された翌々日、高熱が出て、私は会社を休んだ」
これは数年後にその同僚に会って確認したが、確かに言ったのは覚えているし、実際匂いも覚えている、とのことで、オイラには判らない世界なのだがその鼻利き君にはしごく当たり前の事実だったらしい。
そして少し前の海外ニュース。
嗅覚、つまり臭いでがんを探知するという、その名も「ガン探知犬」というのをテレビで視た。
人間にはとうてい知覚できない範囲の匂いでガンを嗅ぎわけるのだと言うのだが、確かにありそうな話かと。
とにかく、自分には認識できないと思っていてもその知覚範囲外には様々な情報が飛び交っており(決して超自然的なものではなく、たまたま範囲外というだけ)、それをいかに拾い上げて活用できるかが、今後の生き残りにかかってくるのかも、という
いささか第6感的なオチになって失礼。
そう言えば近頃、庭に出ると我が家のわんこにやたら絡まれるのだが、これはもしかしてオイラに何か、危険を知らせてくれているのだろうか?
それともただ単に
「オメエの存在がガンなんじゃ!」
と言われているだけなのか。いやいやいや。




