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花は咲く  作者: NABIKI
3/4

澪の使命<1>

―――――10分後―――――

―――――ガラッ

「やっと…来たわね…」

常盤澪が教室に入ってきた。

「…いったい、何のおつもりですか?こんな手紙まで用意して…」

常盤くんは、そう言って手紙を出した。

そこには『放課後、誰もいなくなったら私の教室に来て。ききたいことがある』と書いてあった。

私の書いた手紙ね。

「常盤くん…なぜ?…なぜ冬花から離れていったの。何か理由があるのでしょう?」

「…」

常盤くんがそっけない態度をとり始めたのは突然。

でも、いつごろかは覚えてる。

中学の時、私と冬花が仲良くなって数日後。

偶然なのかそれとも私の思い過ごしなだけなのか、あるいは…。

「答えて。どうなの?私のただの思い過ごし?もし、私の思い過ごしじゃなくて、冬花に何か起きようとしているのなら…教えて。…冬花が大切ならすべて」

「…」

やっぱり…私のただの思い過ごし?

冬花に何か起きないのならうれしいこと。

だけれど…だったら…

そう思ったその時―――――・・・・・

「…実は、本人は知りませんが、冬花様…冬花は狙われているのです。秘密組織に」

狙われて…いる?


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