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悪役領主に転生した幸福主義者(イレギュラー)  作者: 旅人
第二章 エルフの国世界滅亡阻止編
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魔道具とグラサン

『あれを試すから合わせて』

『『『了解』』』

「行くぞ!」

僕がベルゼブブの元へと走り突きを出す。

「練り上げられている突きだ」

だが首を傾げてさらりとその突きを外す。そしてその隙にクライが横に現れナイトを薙ごうとする。

「僕達の事を舐めてるのかな、泣ける」

だがその時カラカランと何かが落ちた音がする。

「あっ、落とした」

僕が落としたのは銀色の筒。それに奴らは一瞬気を取られるが魔道具の類では我々は死なないと判断し顔を上げたのだが更に思考を乱す光景が奴らの視界に入る。なんと僕達全員がどこかの音楽グループの様にグラサンを着けていた。

「「は???」」

それによりナイフのスピードがほんの少し弱まったその瞬間に辺り一帯に暴力的な光で埋め尽くされる。

「ぐっ」

「ム」

ぎりで奴らは腕を差し込んだが少し光を見てしまい奴らの視界が一瞬消える。その隙に僕達全員が一斉に攻撃を仕掛ける。まず僕が刀で胸をバッサリと斬り奴らが別々に後退するがベルゼブブはルーシルにより浄魔結界に閉じ込められヒロに巨大化した聖剣を落とされ、クライのところにはリンナの浄滅の聖矢が迫っていてしかもララが作った太陽を投げ込まれた。

更に追い打ちをかけるためポルカが聖属性魔法天罰〈ディバインパニッシュメント〉を最大出力で2人にまとめて放った。奴らのいた所にクレーターができ砂煙が舞うがその砂煙が吹き飛んだ。そして煙の中から肘まで手が裂け全身が焼けたベルゼブブと右肩が抉れ全身が火傷をおったクライが出てきた。

「死んでてほしかったがそう上手くはいかないか、まあ先手としては上出来だな」

「やってくれたな、かなりストックが減った」

「熱くて痛くて沢山泣いたよ、しかも治りにくいし」

(聖刻を与えすぎると今度耐性が出来て治りが早くなってしまうから今作った傷から攻めよう。ベルゼブブも聖刻の出来たとこは暴食防膜を展開出来ないからこれで僕達の普通の攻撃も通る様になった)

「今度は僕達からだ」

クライが僕に襲いかかってくるが僕とルーシルがそれぞれ薬瓶と苦無を投げそれがクライに当たったのだがなんと飲み込まれるように薬瓶と苦無が消えた。

「なっ」

(ベルゼブブの能力他の人にも使えんのか!)

クライが接近、そこに合わせて袈裟を落とすがあっさりと躱されカウンターの横薙ぎが僕の腹を斬る。ルーシルが透明になりクライの背後に回り攻撃しようとするがどういう訳かベルゼブブに察知され雷の槍がルーシルの眼の前を通過する。その時にヒロとリンナは白い槍と聖なる矢をベルゼブブに飛ばすがシールドで防がれる。がララとヒロは槍と矢を隠れ蓑にしベルゼブブの懐に入る。援護にポルカの聖属性の鎖で縛られ身動きを一瞬封じその隙にヒロが唐竹割りを落とし回避先にはララがドラゴンブレスの準備をするが、ベルゼブブが音になって鎖から抜け出し唐竹割りを躱した。そしてリンナに一瞬で近づき展開している結界を手を突き出し食べ無防備になったリンナも食べようとするがリンナがなんと杖の柄尻でベルゼブブの喉を突いた。ベルゼブブの喉に杖が生えたため固定されたベルゼブブを狙いヒロが上から光の剣の雨を降らせるがベルゼブブは爆音を鳴らし全ての剣を弾く。リンナが拳に溜めた魔力でストレートを繰り出すがベルゼブブも同じ行動をとり拳同士が衝突して辺りに轟音が鳴り響き濃い砂煙が舞い中心地は余りの威力で空間が歪んでいた。砂煙が消えお互い少し距離を取って相手の出方を伺う。

「まさか聖女は接近もできるのか、過去の聖女は出来なかったぞ」

「私も守られてばかりでは魔王には勝てないので」

「成る程、では次は魔域勝負といこう 魔域構築食滅能奪袋ダイジェスチョン

ーーーーーー

聖属性とは光属性の進化属性であり他の属性にも進化属性はあります。進化属性は上級や中級などの区分はなく自分で威力を調整したり自分で基礎属性より強い魔法を作れます。

基礎属性は火・水・風・砂・電気・光・闇で進化属性は炎・氷・嵐・岩・雷・聖・魔になってます。

ライアが使った銀色の筒は閃光弾〈フラッシュボム〉でグラサンは闇属性下位魔法〈グラサン〉でライアとポルカが協力して作りました。


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