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詩歌集

壊れた信号機の前╱横断歩道


  

   誰もいない交差点。



   横断歩道の前。



   ひとり佇む。



   ちかちかちかっと、慌てて点滅する3色。



   歩いたり止まったりと慌ただしいあおと赤い人。



   壊れた信号機。



   狂った信号機。



   その前で足踏みする私。



   渡りたい。



   渡れない。



   心は焦るのに。



   足が前に進まない。



   信号機が慌ただしく点滅を繰り返す。



   横断歩道の前で戸惑いながら足踏みする私。



   渡りたい。



   渡れない。



   どうしよう。



   どうしよう。



   どうしよう。



   壊れた信号機の点滅の速さにつられて。



   焦る私。



   横断歩道みちはここだけじゃないのにね。



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― 新着の感想 ―
[一言] ときにはえいっと渡っちゃうのもいいかもしれませんよ?
[良い点] 横断歩道!キター!! タクトさんの信号詩!! 壊れる前に休む。そうだね。 早く気づいて、早く休む。 『とにかく、無理しない』は、僕の掴んだ幸せになる為の極意。 でも、創作となると、無理しち…
[良い点] ゆっくり休むことも大切ですよね(•ᵕᴗᵕ•) 素敵な詩を読ませていただきありがとうございました♪
2022/06/07 12:24 退会済み
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