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勝負ごと

作者: 薄氷

『勝負に出ることは人生で何度でもあるでしょう』

 ゲームでも、人生でも、大なり小なり勝負に出なければいけないという場面があるでしょう。何かと安全に堅実な道を選ぼう選ぼうとしていても、最終的には勝負ごとに巻き込まれることになるでしょう。今日はそんな日常だからこそ楽しいこともあるんだということに気づいたことをちびちびと書いていきます。


 よくあるお話に「今一万円をもらう」か、「明日一千万をもらう」ということで議論になることがあります。(議論というかそういう問いがあるということだけ知ってくれれば良いです)こういう問いが出された時、皆さんはどちらを選ぶでしょうか。大多数の人間は「一日待つだけで金額が千倍になるんだから明日まで待つ」という選択肢を取ると思いませんか。

 これこそが私が「勝負ごと」と言いたい事です。要は「勝負に出た」ということですね。こんな一日待つなんて造作もないと思ってこんなことを言っていて、自分が今日スナイパーに殺められるとか、自分の存在が霧散してしまうということは考慮していないでこんなことを話しているんだと思います。「絶対にない」とは言い切れないのがこの問題の怖いところですよね。明日まで待つを選んだあとにどういう方法でもらうのとか、自分の身の保証が一切ない状態で明日まで待たなければいけないということです。

そういうことを考慮してか「今一万円をもらう」という選択肢を選ぶ人も少なくはないんだそうです。

 どうせそんな大金もらえる保証がないのならば今日中にもらってそのお金を自分が楽しめること、自分の身になることに使った方が良いと考える人ですね。こういう行為はいわば「リスクヘッジ」と言われるものでしょう。賭け事勝負ごとに出るぐらいなら、最も安全に利が得られることに自分の身を置くことを優先する人だっているはずです。


 そんなチャンスをみすみす逃すなんて愚か、だと思う人間もいるかもしれません。しかしそれを否定することもできないでしょう。だって人それぞれなのですから、“確実性”を取ることだって悪い事ではないでしょう。しかし私が初めに書いている通り今日書いて伝えたいことは、こういう時に勝負に出ることだっていい事じゃないか、ということを伝えたいわけです。


 この問題では自分がもし一千万円を逃したところで本人に対してのダメージは(さっき言った身の保証を抜かして)ありません。あっても本人のメンタルが多少病むぐらいでしょう。こういうものではなく一世一代の大勝負というものではこんな簡単に事は運びませんが、先ほどの問題のような勝負ごとのように、自分に大きな被害が出ないような勝負ごとならば積極的に勝負に出た方が楽しいと思うのです。たとえ失敗してもそれは経験となって自分に還元されるでしょう。勝負に出て、どちらに転んでも何か得られるということですね。


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