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わくわく異世界冒険?  作者: りんごはるさめ
プロローグ つまり導入部分なわけです
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プロローグ1 キャラクリエイトってなぜか凝りたくなるよね

初めまして。作者のりんごはるさめと申します。

処女作の上、等○交換でなけなしの文才というものを失ったのでお見苦しいと思いますが、温かい目で見守っていただけたら幸いです。


2017.10.29に改稿スタート



 プロローグ1 キャラクリエイトってなぜか凝りたくなるよね


 天国にいるお父様、お母様、お爺様お元気ですか?私は元気です。

 さて、いきなりですが私は今異世界?に来ております。何を言ってるのか分からねぇと思うが俺も何を言ってるのか分からねぇ、という感じなので深くは突っ込まないで下さい。

 そもそもなぜこんな事になったのかと言いますと……この話し方やめていい?ちょっと疲れた、というか仕事を思い出すのでやめます。さて、気を取り直してなぜこんなk……。


ーーー数時間前ーーー


 俺の名前は雨宮葉月、今年社会人になったばかりのペーペーサラリーマンだ。大卒で就職したので今は23だ(既に誕生日を迎えた)。

 職に就いたのはいいが毎日のように先輩に怒られ残業の毎日、数ヶ月しか勤めていないが既にやめたい。

 まぁ、もともと俺の性格が内向的で地味な事も理由かもしれないが……。

 そんな俺はいわゆるオタクというやつだ。趣味はライトノベルやアニメを見る事と外面のためにテニスをしている。幸いと言えばいいのか、俺はまだオタク入門生でニッチなネタは分からないし、グッズなんかも集めたりはしてない。せいぜいネトゲをするぐらいだ。


 今日も終電ギリギリで自宅に戻りパソコンでネットサーフィンをしていた。最近はこれが日課になりつつあるな……。

 しばらくサイトを巡っていると、とあるゲームの広告バナーが目に止まった。広告なのにゲームのタイトルが表示されていない。あるのは『異世界へようこそ!』と『βテスト実施中!』の二言だけ。


「すごく怪しい……。すごく怪しいが……好奇心には勝てないよなぁ。」


 俺は対ウイルスのセキュリティソフトをしっかりと走らせながらバナーをクリックする。すると新しくタブが開かれいきなりキャラクター作成画面に切り替わる。


「いきなりだなぁ、鯖は一つしかないのか?βテストだしこんなもんか?」


 パッと見た感じでは極々普通のMMORPGな感じがする。ただキャラ作成の幅がとても広い。

 身長や体格はもちろん体のパーツ一つ一つを自由に調整できる。詳しく言えば女性なら胸の大きさから形まで、男ならそのシンボルから筋肉のつき方まで。……いやいや、一体何を想定したゲームなんだよ!

 当然と言えば当然だが、キャラ作成後は性別の変更や再設定はできないと赤字でデカデカと注意書きしてある。


「んー、どうしよっかなー。まぁ無難に男でいいか?」


 俺はネカマ趣味なんてものを持ち合わせていなかったので特に考えずに男性キャラを選ぶ。

 次に設定だが日本人の性とでも言えばいいのか、ここまで凝ったことができるととてもワクワクするものがある。

 リアルの俺が身長168cmで成人男性にしては低く、170まであと少しという感じで若干170cm台に憧れもあったことから175cmにしてみる。体格もそれに見合った程度に調整し容姿の設定に移る。シンボルは……普通でいいだろ。


 リアルの俺の容姿はブサメンという訳ではないがイケメンという訳でもない。フツメンというか特徴のない顔と言えばいいのだろうか。だからこそ超絶イケメンにしてやろう!とも思わなくもないがそれは躊躇われる。

 だって考えてみてくれ、自分とはかけ離れたイケメンがゲームの中をドヤ顔で練り歩くなんて液晶モニタを殴りたくなるだろう?俺ならなる。え?そのキャラが俺だろって?あまりにも違いすぎて感情移入ができないんだよ……。


 結局俺はそこそこの容姿に抑えて作成することにした。例えるなら10人中2人位がイケメンと答える感じ。

 ……えっ?イケメンは嫌なんじゃないかって?まぁ少しくらいは見えを張りたいじゃないか。……なんとも悲しい見えなのは突っ込まないでくれ。

 髪の色や眼は色々と試したが結局黒髪黒眼に落ち着いた。やっぱり見慣れてるからかなぁ。


 熱中して作成していたせいもあって、キャラ作成を終えた時には既に早朝4時を過ぎていた。明日ってか今日は仕事が休みでまじでよかった。……いやまじでよかった。もう徹夜とかきついわ。

 ひと段落して気が抜けたせいか、強い眠気が襲って来た。


「他の設定は起きてからぁぁ〜〜でぇもいいか。」


 もはやあくびを噛み殺すことすらできず足早に画面を進める。

 『決定後は変更できません。本当によろしいですか?』と再三警告してくる選択画面を全て『はい』を選択してキャラ作成を終えてPCを開いたままベットに倒れ込み瞼を閉じる。まだジョブ選択やらが残っていたがもう眠くて仕方がなかったのだ。

 俺は起きた時の楽しみを胸に夢へと飛び立った。







ご視聴ありがとうございます。

ブクマ、評価ありがとうございます!


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私、勇者召喚に巻き込まれて死にました?
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